美容オタクが考える、名医とは?
2020.06.03
みなさま😊こんにちは😘
美容オタクドクター 沙也加です❤
いつも隙間時間のために勉強アイテムを持参
一つ前の記事では たまたま撮った1枚の写真について書こうとしていたら
想いが込み上げてきて…
一言で終わらせれる話じゃなくなったので
もう少しお話ししたいと思います😍
まず美容の名医と、保険の名医は全く違う評価法だと思います。
保険診療では マイナスをゼロにする分野でありますから、病気が治ればいいのですが
自費診療や美容分野はゼロをプラスにする分野です。
もともと健康な人を美しくするのですから、 病気を治すという評価ではないので、
評価法が変わってきます。
医者から見て大成功でも、患者さんの希望が叶っていないと 失敗した!!! となってしまいます。
ですからいわゆる病気をなおす名医と、少しニュアンスが変わります。
患者さんと医師両方にとっての成功をしないといけません。
患者さんは満足していても、客観的にみて違和感のある仕上がりだと第三者は失敗と表現するのかもしれないし
他全員から見て綺麗になっていても患者さんが満足していなかったら失敗と言われるかもしれません。
私も患者さんの立場でクリニックに行ったりして苦い経験がたくさんありますし……
いろんなクリニックを見てきました
私も普通に保険診療のクリニックにも行きますし、 美容皮膚科にも行きます。全部知りたいから!!
そこで 例えば私のニガイ経験ですと、 ニキビ治療で優しい先生や、効果的なものに出会えなくて長年ニキビに苦しんだり
脱毛の効果が弱い機械で、時間とお金を無駄にしたり
ホクロとりたくて行ったのに、何回通っても一向に取れなかった (ですので最近自分で治療しました)
脂肪溶解注射を1カ所に一瞬でガツンと打たれて、シコリと痛みが2週間引かなかったり(本当に脂肪溶解作用があるなら、分散させて全体に打たないと壊死したり陥没するでしょ!!!
せめて冷やしてから注射しておくれー😥手間を省かれたせいでしばらく無駄な痛みとお付き合いしたり
他は雑に扱われたり、上から目線で威圧的に言われたり、顔をチラッと見るだけで興味なさそうだったり
このようにどこに行ってもなかなかいいドクターやクリニックに出会えませんでした。😣
だから、患者さん目線で考えられる私がドクターとして患者様目線の良い医療を提供したいと思い続けているわけです。私と同じように、嫌な思いをしたり、失敗したりして欲しくない
内出血の写真
こんなに探してもいないんだったら、私が自分でやろうと決めたのです!
この話は以前の記事で書かせていただきましたね!!
隙間時間でオンラインセミナーで勉強中の写真です
さて患者さんにとっての名医とは❓
前記事で申し上げた 自分のためでもないお金のためでもない患者様のための医療を できる人。
簡単にまとめてしまいましたが、 これが本当に難しいですよね。 😓
今の美容医療は 一般的なカウンセリング患者さん「ここに悩んでいます」「こうなりたいです」 医者「それにはこうできます」「あなたはその手術できます。やりましょう」 という会話が一般的だと思います。
でも患者さんは 悩みを解決したいだけでなくその先の願いは美しくなりたいのですから 医者は 長い目で見たトータル面での、ご提案をするべきだと考えます。
カウンセリングの理想
患者さん「ここに悩んでいます」「こうなりたいです」 医者「そちらが気になる原因は別にあって、ここをよくするとより綺麗になります」
「あなたはこういう顔立ちで、確かにそこをやると美しくなりますね」
「医療なので、こういうリスクがありますが、メリットとデメリットを天秤にかけたらやる価値は十分あります」 とか 「確かに手術自体は適応があり、できますが、それをやると美しくなることから遠ざかりますがいいですか?
「治療はできますが、人に見られる距離感で見た場合に、印象がわずかに変化しますがよろしいですか?
「私ドクターや、素人の人が見て気にならない部分に、そこまで深追いすることのデメリットは〇〇ですがそれでも気になりますか?」
「これは長い目で見て必要のない手術だと思います。理由は〜です」 というさらにワンランク上のカウンセリングがよくないですか?
もし医者が目先のことしか考えていなかったり、単に手術をやりたいだけだと “患者さんに手術の適応があるか否か” のみで、 全体のバランスや長いスパンでのご提案をしているかわかりません
長い目で見て、患者様の顔に責任をとってくれるかどうか。
私は、担当させていただいた方には、私が関わったことで絶対に美しくなってほしいと思っています。
自分の手術や治療が原因で美から遠ざかることは 美容のプロとして 自分が絶対に許せないのです。
そんなドクターはあまりいないかと思いますが、
患者様の希望の治療をしても、美から遠ざかると判断したら、丁寧にご説明して、
治療をしない選択をさせていただくこともあります。私はもちろんお手伝いしたい気満々ですが、これが患者様にとってベストなのです。 ドクターのこだわりが、可視化できる仕組みがあればみなさまがもっと選びやすいなあ・・・なんて
私の目指す理想の医師像は… 高度な技術がある➡︎患者さんの願いを叶えるために必須 常に技術や頭脳を鍛えている➡︎日進月歩の分野なので、時代遅れの医療になりかねません。他のドクターから見て仰天な治療はいけません 細かいところまでこだわる➡︎プロの医者も、患者さんも 全員が見て、100%美しいと思うために必要です!
痛みは最小限➡︎麻酔したり、テクニックで痛みを感じさせずにできるなら、無駄な痛みは必要ないです。
内出血やダウンタイムは最小限である➡︎日常生活に支障がですぎる治療は、患者さんの選択肢にほぼありません!!!
不安感がない➡︎本当に美しくなれるなら 余分な不安感などなく、本来はワクワクした気持ちになるはず
威圧的でない➡︎医療者は常に頭を働かせているので、意識しないと自分の世界というか必死感が出て威圧的になりがち。でもそれに気づき、皆と信頼関係を築きたいのならば自分をコントロールするべきだと思います。医者やスタッフは決して偉くはないです。
美容クリニックは、皆様を幸福に導ける場所なので、スタッフも患者様もこのクリニックにいる喜びを感じられる場所になるといいですよね!
きっともっと出てくると思いますが全てを兼ね備えて、やっと名医になると思います。
これからも目指す理想像のために 日々精進します!! 尊敬するヒアルロン酸の名医 かつ人格者の 新井先生と!!!
THE ROPPONGI CLINIC
長尾沙也加