鼻を高くする方法をセルフケアから整形まで幅広く紹介
投稿日:2025.11.04/更新日:2025.11.05

鼻の高さに悩む方は多いですが、セルフケアでできる変化には限りがあります。
むくみや生活習慣による影響であれば一時的な改善が見込めても、骨格や軟骨の構造に関しては医療の力を借りなければなりません。
本記事では鼻の高さが決まる要因からセルフケアの方法、高さをしっかりと出したい方のための治療法まで幅広くご紹介します。
鼻の高さを決める要因とセルフケアの可否
鼻の高さや形は、「骨・軟骨」「皮膚・脂肪」「筋肉」「生活習慣」の4つの要素によって左右されます。
| 要因 | 内容 | セルフケアによる改善可否 |
|---|---|---|
| 骨・軟骨 | 鼻骨・外側鼻軟骨 鼻翼軟骨の形や大きさ | 不可 |
| 皮膚・脂肪 | 皮膚や皮下脂肪の量で 形が変わる | ほぼ不可 |
| 筋肉 | 上唇鼻翼挙筋など 小鼻周辺の筋肉 | ほぼ不可 |
| 生活習慣 (むくみ等) | 塩分過多やうつ伏せ寝 鼻の触れすぎ等による 形状・むくみ | 状態によっては 一時的に改善可能 |
上記の中でセルフケアが有効なのは生活習慣による影響に限られ、それ以外は医療の介入が必要となる場合がほとんどです。
骨・軟骨の構造
鼻骨や外側骨軟骨・大鼻翼軟骨といった骨や軟骨の形が鼻の基本的な高さを決定します。
遺伝的な要素が大きく、セルフケアで大きな変化を与えるのは難しい領域です。
皮膚・脂肪の厚み
鼻を覆う皮膚の厚みや皮下脂肪の量も、鼻の高さや大きさに影響します。
皮膚が暑い方は鼻先が丸く見えやすく、団子鼻の原因になることもあります。
脂肪量はある程度生活習慣の改善でも変動しますが、大きな形の変化は見込めません。
筋肉の影響
小鼻周辺の筋肉が発達しすぎると、小鼻が横に引っ張られ、鼻が低く見えることがあります。
こうした筋肉の影響は部分的であり、マッサージなどで多少の改善が見られても、鼻全体の印象を変えるまでには至らないことがほとんどです。
生活習慣による後天的要因
うつぶせ寝や鼻を頻繁に触る、マスクの圧迫といった日常の習慣が、鼻の形をわずかに変えることがあります。
また、塩分の摂り過ぎや睡眠不足によるむくみで鼻が低く見える場合は、セルフケアによって改善できるケースもあります。
切らずに鼻を高くする治療法
手術に抵抗がある方でも、メスを使わず注射のみで鼻の形を整える方法があります。
施術時間が短く、ダウンタイムも少ないため、多くの方に選ばれる治療法です。
ヒアルロン酸注射
鼻筋や鼻先にヒアルロン酸を注射し、高さや形を整える方法です。
手術が不要かつ短時間で終了し、施術直後から変化を実感できます。
自然な仕上がりを目指しやすく、「鼻を高くしたい」「鼻筋をスッキリと見せたい」方におすすめです。
小鼻縮小注射
注射によって小鼻を引き締めることで、鼻筋が通って見えるようになります。
メスを使わずダウンタイムも短いため、多くの鼻整形の中でも気軽に受けられるのが魅力的です。
「団子鼻が気になる」「鼻の存在感をなくしたい」という方に最適です。
切らずに鼻を高くする方法は、いずれも自然な仕上がりが期待でき、手術を避けつつ鼻を整えたい方におすすめです。
ザロッポンギクリニックでは、患者様の鼻の形や希望する形に合わせ、最適な施術をご提案しています。
鼻を高くする方法
鼻の形を根本から改善したい場合は、外科的な施術によるアプローチが有効です。
ザロッポンギクリニックでは、患者様の状態や理想に合わせて複数の術式を組み合わせ、一人ひとりに合ったオーダーメイド治療をご提案しています。
ザロク式オーダーメイド鼻フルコース
鼻フルコースは、患者様一人ひとりの理想やお顔全体のバランスに合わせ、複数の施術を組み合わせてトータルでデザインする治療です。
鼻先・鼻筋・小鼻など、パーツごとではなく全体の調和を重視し、自然で美しい仕上がりを目指します。
ザロッポンギクリニックでは見た目の美しさだけでなく、鼻の通気や機能面の改善にも配慮し、呼吸しやすく健康的な鼻を追求しています。
隆鼻術
隆鼻術は、プロテーゼや自家組織を用いて鼻筋を整え、立体的でバランスの取れた横顔を実現する施術です。
切開による手術のため、ヒアルロン酸注射に比べて持続性が高く、半永久的な効果が期待できます。
お顔全体との調和と自然なラインを重視し、“高すぎない・主張しすぎない” 美しい鼻筋をデザインします。
鼻尖形成術
鼻尖形成術は、丸みを帯びた鼻先を引き締め、上品で洗練された印象へ導く施術です。
軟骨の縫合や耳介軟骨の移植により、鼻先の高さや角度を細かく調整します。
団子鼻の改善だけでなく、横顔・正面の両方から美しく見えるシルエットを目指します。
鼻骨骨切り幅寄せ術
鼻骨骨切り幅寄せ術は、横に広がった鼻をスマートに整える施術です。
単に鼻を細くするのではなく、額から鼻筋への“つながり”を自然に見せるよう、骨切り角度と幅を緻密に計算しています。
術後の腫れやダウンタイムにも配慮し、できるだけ自然な経過で理想形に導きます。
鼻中隔延長術
鼻中隔延長術は、耳介軟骨や肋軟骨を用いて鼻先を前方または下方に延長し、顔全体のバランスを整える施術です。
団子鼻や鼻先の短さにお悩みの方に特に適しており、自然で美しいEラインを形成します。
ザロッポンギクリニックでは、自家組織を使用し、安全性と持続性を高めつつ後戻りの少ない安定した結果を提供しています。
小鼻縮小術
小鼻縮小術は、小鼻の広がりや鼻孔の大きさを整え、鼻全体のバランスを美しく仕上げる施術です。
内側法・外側法・フラップ法・鼻翼挙上法など、複数の術式を組み合わせ、患者様の状態やご希望に最も適した方法を選択します。
見た目の美しさだけでなく、自然な表情や呼吸のしやすさにも配慮したデザインを行います。
【Q&A】鼻を高くする方法に関するよくある質問
最後に、鼻を高くする方法についていただくことの多いご質問に回答します。
鼻を高くする手術がいくつもあってどれを選べばよいかわかりません。
鼻が低く見える原因は、患者様によって大きく異なるため、専門医の意見を聞くのが一番です。
ザロッポンギクリニックでは、念入りな診察とカウンセリングにて原因を明らかにし、患者様の希望に合わせた最適な治療をご提案しています。
まずはお気軽にご相談ください。
ノーズクリップなどで挟む方法は効果ありますか?
挟んでから数十分は一時的に変化が見られる場合もありますが、恒久的な変化はありません。
皮膚や内部組織を傷つけるリスクもあるため、当院では推奨していません。
メイクで鼻を高く見せるにはどうすればいいですか?
ハイライトを鼻筋に入れ、両脇をシェーディングで影に見せることで、立体的かつ高さのある鼻に仕上がります。
鼻筋全体にハイライトを入れると不自然になりやすいため、鼻の付け根と鼻先だけに留めるなど、ポイント使いをするのも効果的です。
まとめ
鼻の高さは骨や軟骨の構造によって決まることも多く、セルフケアによって根本的に改善することはできません。
セルフケアでむくみの改善を目指しながら、自分に合った美容医療の方法を探すことが大切です。
鼻の高さにお悩みの方や、自分に合う施術が分からない方は、ぜひザロッポンギクリニックのカウンセリングへお越しください。












