いびきの治し方|セルフケアで改善は可能?
投稿日:2025.12.24/更新日:2025.12.28

「家族にいびきを指摘される」
「朝起きると喉が痛い、疲れが取れない」
そんないびきのお悩みは、放置すると睡眠の質を下げるだけでなく、時には深刻な健康被害を招くこともあります。
本記事では、いびきをかくメカニズムと自宅でできるセルフケア、そして根本的に改善するための最新治療についてご紹介します。
Contents
いびきのメカニズムは?
そもそも、なぜ「いびき」をかく人とそうでない人がいるのでしょうか。
その正体は、何らかの原因で気道(空気の通り道)が狭くなり、空気が通過する際に粘膜が震えて生じる振動音です。
特に口の奥にある「軟口蓋(なんこうがい)」と呼ばれる柔らかい部分が垂れ下がると、振動が強まり音が鳴りやすくなります。
また、単なる音の問題だけでなく、睡眠中に何度も呼吸が止まる「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」が原因となっていることもあります。
睡眠時無呼吸症候群は重度になると強い眠気や血圧上昇、うつ状態を引き起こすことがあるほか、放置すると心筋梗塞や脳卒中のリスクも高まるため注意が必要です。
いびきを治すためのセルフケア
いびきを少しでも減らしたいとお考えの方に向けて、手軽に試せるセルフケアをご紹介します。
これらは軽度のいびきであれば一時的に症状が和らぐ可能性もありますが、あくまでも「気道を一時的に確保する」ものであり、根本的な改善にはつながらない点に注意しましょう。
横を向いて寝る
仰向けで寝ると、重力で舌の付け根(舌根)が落ち込み、気道を塞いでしまいます。
抱き枕などを使って横向きで寝ると、舌根の沈み込みを防ぎ、空気の通り道が確保されます。
いびき用マウスピースを試す
いびき用マウスピースは、下顎を少し前に出した状態で固定することで気道を広げやすくするものです。
ただし違和感で眠りにくくなったり、毎日の洗浄に手間がかかったりといったデメリットもあるため、すべての方に向いた方法とはいえません。
適正体重の維持を心がける
喉周りに脂肪がつくと、物理的に気道が圧迫されて狭くなります。
肥満傾向の方はダイエットによっていびきが改善されることもあるため、適度な運動や食事管理で適正体重を心がけましょう。
飲酒を控える
アルコールには筋肉をリラックスさせる作用(弛緩作用)があります。
寝る前の飲酒は喉の筋肉が緩んで気道が塞がりやすくなるため、いびきにお悩みの間は控えておきましょう。
寝具を見直す
枕が高すぎると首が折れ曲がり、気道が圧迫されていびきをかきやすくなります。
自分に合った高さの枕を選ぶことで、呼吸がスムーズになることがあります。
いびきを根本的に治す方法はある?
セルフケアを続けても改善しない、あるいは毎晩の対策が負担に感じるという方には、医療機関でのレーザー治療が有効な選択肢となります。
ザロッポンギクリニックでは、最新のレーザー機器「フォトナ6D」を使用した切らないいびき治療を行っています。
フォトナ6Dは、レーザーを軟口蓋に照射することで緩んだ組織を引き締め、気道を広げる治療法です。
いびきの音を軽減するだけでなく、睡眠時無呼吸症候群の症状を改善する効果も期待できるため、質の高い睡眠を取り戻したい方におすすめです。
フォトナ6Dを使用したいびき治療のよくある質問
フォトナ6Dによる治療を検討する際、痛みやダウンタイムについて不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
そんなお悩みを事前に解決できるよう、患者様から寄せられることの多いご質問にお答えします。
いびきを治すときに痛みはありますか?
施術は温かさや軽い刺激を感じる程度で、多くの方が麻酔なしで受けていただけます。
痛みはほとんどないものの、感じ方には個人差があるため、ご不安な場合は事前にご相談ください。
ダウンタイムはありますか?
ダウンタイムはほとんどなく、施術後すぐに飲食ができます。
入浴も当日から可能で、実生活に影響が出にくいため、仕事などでなかなか休みを確保しにくい方にも気軽に受けていただけます。
レーザー治療を受けられない人はいますか?
妊娠中の方、皮膚に炎症や感染症がある方、重度の全身疾患がある方などは治療をお控えいただく場合があります。
治療ができるかどうかは医師が実際にお会いして判断させていただくため、まずはお気軽にカウンセリングへお越しください。
まとめ
従来のいびき治療は、口蓋垂(こうがいすい)の周囲を切除する外科手術が一般的で、強い痛みや出血など長いダウンタイムを伴うものでした。
しかし、ザロッポンギクリニックが導入している「フォトナ6D」は、以下のような特徴から身体への負担を軽減しながら治療することが可能です。
- メスを使わないため痛みや出血がほとんどない
- ダウンタイムがなく、すぐに日常生活に戻れる
- 筋肉が引き締まるため、根本から気道が広がる
「セルフケアでは限界を感じている」「手術が怖いけれどいびきをしっかり治したい」とお悩みの方は、ぜひザロッポンギクリニックでフォトナ6Dによる治療をご検討ください。




