デザイン命
2021.04.03
みなさま
こんにちは
ドクター沙也加です
今月号のマキアにチラリとのせていただきました
チラリすぎて、ウォーリーを探せ状態ではありますが、本当もうそれだけで光栄なことなので嬉しいです
美容オタクのわたしは、綺麗な人を見るのが好きすぎて、雑誌オタクでもありました。
ずーっと愛読してましたマキア様、
こんなわたしを見つけてくださって感謝しかありません
ヒアルロン酸リフトをご紹介いたします
おぐねぇさんの変化✨
どこをどうやったのか、わかりますでしょうか?
ヒアルロン酸など治療直後のお写真ですね
最近ヒアルロン酸治療の良さが
少しずつ広まってきており
うれしい毎日です
真剣勝負の本気のシーンです
ヒアルロン酸・・・
みなさま
どんなイメージがあるでしょうか?
保湿?
コスメ?
ゲル?
などなど聞いたことはあるけど
いまいち実態はわかりにくいのではないかと思います。
ヒアルロン酸
これ単品では
長くずっとそこにとどまる能力がなく、
すぐに分解・吸収されてしまいます。
そこで吸収しにくいようにヒアルロン酸同士を架橋(くっつけて)して
長くそこでとどまるような処方になっているわけです。
ヒアルロン酸にすごくこだわりのある私。
なぜかというと、
きれいな効果を長持ちさせるために
ヒアルロン酸はかつては3か月でなくなるような技術の時期もありましたが
どんどん日進月歩に技術向上して、2年以上持続するようになってきました。
長期の効果があるんだ!!
やった~
という反面
2年以上持つからこそ
本当に技術とデザインが大切だと思います。
インプラント
と同じだと考えています
インプラント=
体に埋め込む人工物
直訳したらなんか怖い表現になってしまいました
一応ヒアルロン酸は溶けるものではありますが
例えば・・・
ヒアルロン酸がずっとそこにある、としたらどうでしょう?
もとに戻したとき、元以下の仕上がりになったらどうでしょう?
変なデザイン、変な注入方法をすると
かなり長期的にそのままになっていらっしゃる方や
皮膚が伸びて、もとに戻そ
うと思ってもきれいに元には戻せない方もお見かけします。
ですので、一番最初のデザインがかなり重要だと思っています。
想像してみてください。
涙袋に入れたヒアルロン酸
自分の元の皮膚の緊張感を引き延ばすほどのヒアルロン酸をいれると
ピーンと皮膚が延ばされますよね?
その時は伸びるからぱっと見いいんです。
でもその後ヒアルロン酸が減ったとき
その前より伸ばされた皮膚は
シワシワになりませんか??!
なんと!
ということは
元の解剖 皮膚のテンション
以上の注入デザインにしてしまうと
もとに戻そうとしても皮膚はしわしわ
しかも減ったヒアルロン酸を補い、シワを取るためには
さらにヒアルロン酸の量が必要になるという
アリ地獄
ということになってしまうのです
わかりやすい表現を選んだらこうなってしまいました🙇♂️
目の下は特にヒアルロン酸が減りにくいし、
顔の印象で一番違和感を感じやすい場所なので
かなり神経を使ってデザインし
ヒアルロン酸もその部位にはほとんど入れなくても綺麗に仕上がるようにしています
目が明きやすくなって、頬の位置も上がっていますね
やはり過去に目の下に大量に入れたヒアルロン酸で悩まれていらっしゃる方もいて
そういった方にお会いするたびに悲しい気持ちになることがありました。
ヒアルロン酸が悪者では決してなくて、
良いように用いたらいい結果がでるはずなので
こういう気持ちになる方が少しでも減るように願いを込めて書かせていただきました。
そう、こういった理由があって
長期的にみて自然で綺麗なデザインにこだわっているんです
美的なデザインのこだわりはまた今度
内出血やダウンタイムが少なくなる
私なりのこだわりはこちらをご参考になればと思います
1週間腫れたり、内出血が出るのが減らせるなら
そのほうがいいですもんね
THE ROPPONGI CLINIC 恵比寿院
HISENSE beauty & health
美容皮膚科専門クリニック
長尾沙也加