脇汗を抑える「ボトックス治療」
投稿日:2023.04.22/更新日:2024.02.21
いつも気になる脇汗、色々なシーンで気になる汗、特に気温が上がり薄着になるとますます気になる方も多いかと思います。
Contents
脇汗について
人は誰でも汗をかく生き物です。脇のしたはもともと汗腺が多いうえに、緊張やストレスなど精神的な刺激、気候や運動による温熱刺激の両方で発汗促進させるため、汗を多くかく部位です。
また、明らかな原因が存在しないワキの多汗症を「原発性腋窩多汗症」といいます。
汗の量が多かったりすると、様々なトラブルになったりします。
特に脇汗の量とにおい、服についた汗シミ黄ばみよごれと困っている人は多いのではないでしょうか。
においの原因はアポクリン腺
皮膚にある「汗腺」から分泌され、2種類の腺があります。
「エクリン腺」と「アポクリン腺」があり、それぞれ分布や汗の性質が異なります。
エクリン腺
99%が水分でサラッとしているのが特徴で、脇汗特有のにおいなどまったくありません。
アポクリン腺
たんぱく質やアンモニア、脂質を含み、汗自体は無臭ですが、皮膚表面に存在する細菌が汗に含まれる物質を分解することで汗特有のにおいが発生します。
脇汗が止まる!?ボトックス注射
ボトックスとはボツリヌス菌がつくる、A型ボツリヌストキシン(ボツリヌス毒素)と呼ばれる医療に応用した製剤名称のことです。
A型ボツリヌストキシンは細菌が生成する毒素ですが、医療で用いるボトックス製剤は安全性に配慮されているため、副作用がほとんどないのが特長です。
筋肉に効くイメージをですが、汗腺も神経に支配されているため筋肉の力を弱めるのと同じように、汗腺からの分泌も抑えてくれるのです。脇に存在する神経細胞が活性化し、アセチルコリンが放出され、エクリン汗腺を刺激して分泌します。
脇ボトックスのメリット
・痛みがすくない
・治療時間が短く、体への負担がほとんどない
・ダウンタイムがほぼなく、生活に支障がない
・一時的に汗を抑えることができる
脇ボトックスのデメリット
・即効性がない
・効果が持続しない
・コスパが高い
・副作用がでることも
効果と持続期間
効果がどのくらいか気になりますよね。
脇汗の抑制効果は比較的早く、個人差はありますが、注射後2−3日で効果が感じられます。
その反面、約半年くらいでボトックスの治療効果が減弱してくるため、制汗効果を持続させるためには、半年ごとに継続して注射を行う必要があります。
使用薬剤
ボトックスビスタ
アラガン社製のボトックスビスタ®は、厚生労働省に認可され、国内で唯一の承認薬となった安全性、効果ともに信頼性の高い製剤です。
ボツラックス
ボツラックスは厚生労働省認可で著名なボトックスと同様のA型ボツリヌストキシン製剤で、韓国ヒューゲル社製の製剤です。KFDA(韓国食品医薬品安全庁)に医薬承認されており、効果と安全性を認められています。
ザロッポンギクリニックでは
今日ご紹介させて頂いた、脇の汗にお悩みの方はもちろん、その他の美容に関する多くのお悩みに対応させて頂いております。
THE ROPPONGI CLINICでは【オーダーメイド治療】に力を入れています。
「自分史上、人生最高の美」を一緒に追求していきましょう!
ご来院お待ちしております。🙋♀️
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