口角を上げるためのボトックスの効果とは|失敗例やデメリットについても
投稿日:2023.07.11/更新日:2024.02.19
「不機嫌そう」、「暗い」といったネガティブな印象を抱かれることが多い人は、わずかに口角の位置をあげるだけでも明るい印象になるものです。
しかし、表情の癖はなかなか直すことが難しく、無意識のうちに口角が下がってしまいがちです。
このような問題を改善するために、効果的な方法のひとつとしてボトックス注射があります。本記事では、口角へボトックス注射をすることでどういった効果が期待できるのか、デメリットや失敗しないためのポイントなども詳しく解説します。
Contents
口角ボトックス注射の効果
ボトックス注射はさまざまな部位に効果を発揮する施術方法ですが、口角に注射することでどういった効果があるのでしょうか。
しわ・たるみの改善
口角ボトックス注射は、口角の周囲の現れる細かなシワやたるみを改善する効果があります。
ボトックス注射に用いられるボトックスという製剤は、筋肉の過剰な動きを一時的に抑制し、リラックスさせる効果があります。これにより、口角周辺の筋肉の緊張が軽減され、細かなシワが滑らかになり、たるみも改善されます。
口角ボトックスの注射後、即座にシワやたるみの改善が見られるようになります。
若返り・明るい印象への変化
口角が下がると、不機嫌な表情や悲しげな顔になったり、老けて見えたりすることがあります。
一方、口角が上がると、その人の顔つきはより若々しく、元気で明るい印象を与えられます。
口角が下がりやすい傾向のある人は、顎に近い部分の筋肉が緊張状態にあるケースが多く、ボトックス注射をすることで筋肉のバランスをとることができます。
その結果、自然と口角が上がり、若返りの効果と明るい印象を得ることができます。
口角ボトックスの注射後は、シワやたるみの改善と同様に、即座に若返り効果が見られるようになります。
口角ボトックス注射はどんな人におすすめ?
即効性の高い口角ボトックス注射ですが、どういった人に向いている施術方法なのでしょうか。
口角が下がり気味で表情が暗く見える人
無意識のうちに口角が下がってしまう人は、本人にはそのつもりがなくても怒っているように見えたり、不機嫌で気難しそうに見えたりすることがあります。
また、明るい表情を心がけていても、本人の性格を根本から変えることは難しく、つねに表情をつくるのに疲れてしまう人も多いでしょう。
少しだけ口角を上げるだけで人の表情は明るく見えることから、口角ボトックス注射は有効な施術方法といえます。
歯を食いしばる癖がある人
口角が下がっていなくても、普段から無意識のうちに歯を食いしばる癖がついている人は、年齢を重ねるとともに口角が下がっていく可能性もあります。
口角の下部にボトックス注射をすることで、過度な筋肉の緊張を和らげることができ、口角が下がるのを防げるでしょう。
手術以外にリスクの低い施術を希望する人
シワ・たるみの改善や、若返り効果を得るためにはボトックス注射以外にもさまざまな施術方法があります。
外科手術もそのうちのひとつですが、顔にメスを入れるのはどうしても抵抗があったり、手術後のダウンタイムが気になったりする人も多いでしょう。
ボトックス注射はメスを入れる必要がなく、外科手術に比べるとリスクの低い施術方法であることから、手術への抵抗や恐怖心を緩和できます。
短時間の施術を希望する人
口角ボトックス注射は1回あたりの施術時間がわずか10分程度で終わります。そのため、仕事が終わった後や休日でも手軽に通院でき、時間の制約を受けることもありません。
毎日仕事や家事に忙しく、まとまった時間を確保することが難しい方でも手軽に受けられるでしょう。
▶︎ボトックス注射を打つべき場所や効果|料金や副作用、失敗例を紹介
口角ボトックス注射の具体的な症例
実際に口角ボトックス注射をする際には、どういった施術を行い、それによってどのような効果が現れるのか、代表的な症例を解説しましょう。
ボトックス注射の目的は、一言でいえば口角を上げることです。上記でも説明したように、口角が下がる原因は顎に近い部分の筋肉(口角下制筋)が緊張状態にあるためです。
そこで、口角下制筋(左右の口角よりわずかに下部)に対してボトックスを注射します。施術にあたっては、注射の痛みを最小限に抑えるために麻酔クリームを使用するクリニックも少なくありません。
ボトックス注射をしたある患者さんは、注射後1週間程度で口角が徐々に上がりはじめ、表情が明るくなり、シワも目立たなくなるといった効果が現れました。また、下がっていた口角がリフトアップされたことで、より若々しい印象へと変化していきました。
ボトックス注射の副作用やデメリット
ボトックス注射は外科手術に比べるとリスクが低く施術時間も短いといったメリットがありますが、その一方で副作用やデメリットがあることも事実です。
ボトックス注射の副作用
ボトックス注射の施術時にはわずかな痛みを伴い、施術後は赤みや内出血が現れることがあります。赤みや内出血は一時的なもので、体質によっても異なりますが多くの場合は1〜2週間程度で収まります。
ボトックス注射のデメリット
ボトックス注射の最大のデメリットは、効果が半永久的に持続するものではなく一時的であることです。3〜6ヶ月程度で効果が薄まり、徐々に口角が下がってくることも多いため、定期的に注射をしなければなりません。
口角ボトックス注射のダウンタイムや料金について
口角ボトックス注射を受ける場合、副作用だけでなくダウンタイムやコスト面が気になる方も多いのではないでしょうか。
口角ボトックス注射のダウンタイム
ボトックス注射についてはダウンタイムがほとんどなく、施術を受けた当日から入浴や洗顔、メイクなどが可能です。
外科手術のような長期のダウンタイムを考慮する必要がなく、施術当日からすぐに日常生活に戻れるのは大きなメリットといえるでしょう。
口角ボトックス注射の料金相場
ボトックス注射は、使用される製剤や注射をする部位によっても料金が大きく異なります。また、肩こりなどの解消ではなく、美容整形を目的としたボトックス注射は保険適用外となり料金が高額になりがちです。
クリニックによっても口角ボトックス注射の料金は異なりますが、一般的な相場としては1〜5万円程度です。
ちなみに、「ザ・六本木クリニック」における口角ボトックス注射は、13,200円から22,000円で施術が可能です。
口角ボトックス注射で失敗しないためのポイント
リスクの低い施術法であったとしても、100%安全で確実な施術ができるとは限りません。口角ボトックス注射で失敗しないためには、どのようなポイントに注意すべきなのでしょうか。
信頼できるクリニックの選択
ボトックス注射には専門的な技術と知識が必要であることから、信頼性の高い美容整形または皮膚科のクリニックを選ぶ必要があります。
在籍している医師の経歴や患者からの評判を確認することはもちろん、ボトックス注射の実績や症例が豊富にあるかどうかもクリニック選びのポイントといえるでしょう。
また、施術にあたっては事前のカウンセリングが行われますが、不安に感じていることや疑問があれば遠慮なく相談してください。カウンセリング時に、こちらからの質問をはぐらかすことなく真摯に答えてくれる医師を選ぶことが大切です。
継続的な施術が可能か
ボトックス注射は一度の施術で半永久的な効果が期待できるものではなく、3〜6ヶ月ごとに注射を打つ必要があります。
クリニックへの定期的な通院が可能か、さらには1回あたりの施術費用を捻出できるかといった経済的な問題も考慮しておかなければなりません。
健康状態・既往歴を正確に伝える
以下いずれかの項目に当てはまる方は、健康状態を悪化させるおそれがあるためボトックス注射を受けることができません。
- 妊娠中または妊娠している可能性のある方
- 授乳中の方
- ボツリヌス菌による食中毒にかかったことのある方
- 神経・筋疾患をもっている方
カウンセリング時には、自分自身の健康状態や既往歴を正確に医師に伝えましょう。また、現在服用している薬がある場合も漏れなく伝えることが大切です。
ザロッポンギクリニックのボトックス注射の特徴
ボトックス注射によって口角をリフトアップし、明るく若々しい印象を手に入れるためには、信頼性の高いクリニックを選ぶことが大切です。しかし、一口に美容クリニックといっても数が多すぎて、どこを選べば良いか分からないという方も多いでしょう。
もし美容クリニック選びに迷ったら、まずは「ザロッポンギクリニック」へご相談ください。「ザロッポンギクリニック」では口角だけでなく、眉間や額、鼻、脇、肩、フェイスラインなど、さまざまな部位へのボトックス注射に対応しており、多くの患者様の施術を手掛けてきました。
なかには注射が苦手という方もいますが、そのような場合でも麻酔を使用し痛みの少ない治療法を選択できます。
厚生労働省に認可された安全性の高い「ボトックスピスタ」、KFDA(韓国食品医薬品安全庁)の医薬承認を受けた「ボツラックス」の製剤を使用しており、安全かつ高い効果の期待できる施術が可能です。
▶︎THE ROPPONGI CLINICのボトックス注射の詳細はこちら
まとめ
口角は人の表情を左右する重要な部位であり、位置がわずかに変わるだけで明るい印象になることもあれば、暗く怖い印象になることもあります。
特に表情の癖がついていると、本人にとってはそのつもりがなくても、周囲の人にネガティブな印象を与えてしまうケースが少なくありません。
第一印象を改善するためにも口角のリフトアップは効果的であり、数ある施術方法のなかでもボトックス注射は手軽に受けられるメリットがあります。
その一方で、3〜6ヶ月ごとに継続的な施術が必要であるなどデメリットも存在するため、信頼できる医師と相談しながら最適な方法を検討してみましょう。
THE ROPPONGI CLINIC 恵比寿院代表 長尾 沙也加
●愛知医科大学 卒業
●国家公務員共済組合連合会東京共済病院
●東京医科歯科大学医学部附属病院
●湘南美容クリニック
●ノエル銀座クリニック
●抗加齢学会専門医
●日本医師会認定産業医
●日本化粧品協会認定 コスメコンシェルジュ
●ミセスジャパン 全国大会 優勝
●ミセスジャパン 東京大会 準優勝
●アジアシュープリームペイジェント
●ミセスジャパン世界大会で日本人最多の7つのタイトル受賞
●一般社団法人分子整合栄養医学普及協会 第3期分子栄養学講座終了
●日本美容外科学会
●日本皮膚科学会
●日本抗加齢学会
●日本化粧品学会
●予防医療研究会
●一般社団法人分子整合栄養医学普及協会