ヒアルロン酸を打ち続けると顔にどんな変化や影響、リスクがあるの?
投稿日:2023.09.02/更新日:2025.05.09

美容整形のなかでもポピュラーで、よく耳にすることが多いのが注入系治療です。そのなかでも人気なのがヒアルロン酸注射です。
メスを使うことも手術をすることもなく、切らない美容医療として手軽に受けられるメリットがあります。
しかし、ヒアルロン酸注射を適切な量や頻度を気にせずに打ち続けることは、リスクを生じる可能性があります。
そこで、本記事ではヒアルロン酸注射の安全性やリスク、注意すべきポイントについて解説します。
Contents
ヒアルロン酸注射は打ち続けても問題ない?

ヒアルロン酸注射の効果の持続期間は短いと半年、長いもので2年程度となっています。持続的な効果を得るためには定期的に注射を打つ必要がありますが、打ち続けることに不安を抱える方もいらっしゃいます。
結論からいえば、ヒアルロン酸注射を打ち続けることに問題はありません。
ヒアルロン酸は私たちの体内に存在するものであり、肌のハリや潤いを保つうえで欠かせない物質のひとつです。加齢にともないヒアルロン酸の量は減少していくため、それを補うために注射を打つという目的があります。
そのため、不足分を補う形で注入する分には影響が出る心配は低いと考えられます。
しかし、注射の頻度と注入量には注意が必要です。
高頻度で注射を打つ、または一度に大量のヒアルロン酸を注入してしまうと、注射をした部位に違和感や膨らみなどが生じる可能性もあります。そのため、適正なタイミングと頻度で正しい量を注入することが大切です。
▶︎豊胸手術のヒアルロン酸のメリット・デメリット|長持ちさせる方法は?
ヒアルロン酸注射を打ち続けるメリット

ヒアルロン酸は、肌のハリや潤いを保つために重要な役割を果たしています。
ヒアルロン酸を注射することで一時的に肌の状態が良好になり若返ったような印象になりますが、徐々に体内に吸収されていきます。
そのため、一定期間が経過すると効果が薄れていくため、効果を持続させるためには継続的にヒアルロン酸を注射することが必要です。
▶︎鼻のヒアルロン酸は半永久的に持つ?メリット・デメリットを紹介
人が不自然な顔だと思う理由
ヒアルロン酸を入れすぎると、不自然な顔に見られると心配する方がいらっしゃいます。
不自然な顔だと思う理由は人それぞれ異なりますが、下図のようなことが考えられます。

上記の点を考慮したうえで美容治療や整形を行えば、人から自然な顔だと見られるといえるでしょう。
近年の報告では、ヒアルロン酸を入れても垂れないゾーンと、ヒアルロン酸を入れすぎると下垂して逆に弛むゾーンがあることが分かっています。
そのため、アンチエイジングや老化予防のためにヒアルロン酸注射をする場合、適切な場所に適切な量を注入することが大切です。
ヒアルロン酸注射を打つときの適切な量と頻度は?

安全性や外見のバランスを考慮したとうえでヒアルロン酸注射をする場合の適切な量や頻度を解説します。
ヒアルロン酸注射の適正量
ヒアルロン酸はさまざまな部位への注射が可能ですが、それぞれの部位や目的によって適正量は異なります。
たとえば、ほうれい線を目立たなくするために口もとへ注射する場合には、0.5〜2cc程度が目安となります。
また、目の下のクマを目立たなくする場合には0.1〜0.5cc程度が目安となります。
上記はあくまでも目安のため、状態や体質などによって個別に判断することが必要です。
ヒアルロン酸注射の頻度
注射したヒアルロン酸は、時間をかけて徐々に体内に吸収されていきます。
効果のある期間はおよそ半年から1年半程度が目安となるため、ヒアルロン酸注射の頻度も半年から1年半、長くても2年程度となるケースが多いようです。
▶︎若返りに効果のあるヒアルロン酸注射の種類や特徴・選び方をご紹介!
ヒアルロン酸注射をやめた時の影響や変化は?
ヒアルロン酸注射を打ち続けるメリットや効果をご紹介しましたが、途中で注射をやめた場合にどうなるかを気にされる方もいらっしゃいます。
基本的にヒアルロン酸注射を途中でやめたとしても、健康上のリスクはありません。
しかし、美容的な観点から考えれば、シワやたるみが再び気に方もいらっしゃるかもしれません。
ヒアルロン酸注射を間違った方法で打ち続ける部位別リスク

ヒアルロン酸注射は美容クリニックの専門医によって行われます。そのため、基本的には適正な量や頻度がしっかりコントロールされます。
しかし、万が一注射の量や頻度が過剰だった場合、リスクを生じる可能性があります。
ヒアルロン酸注射によって生じる可能性のあるリスクを、部位に分けてご紹介します。
口もと(ほうれい線)
ほうれい線を目立たなくするために、口もとへヒアルロン酸を注射することがあります。
しかし、過剰な量・頻度でヒアルロン酸が注入されてしまうと、口周辺に違和感や痛みを感じることがあります。
▶︎口角を上げるためのボトックスの効果とは|失敗例やデメリットについても
目もと(涙袋・クマ)
涙袋を形成したり、目の下のクマを取ったりするために、目もとにヒアルロン酸注射をするケースもあります。
しかし、目もとへの注入量が多すぎたり、あまりにも高頻度で注射を打ったりすると目もとがヒアルロン酸によって腫れたようになる場合があります。
そのため、不自然な表情になるリスクがあるでしょう。
また、目もとは特に皮膚が薄くデリケートな部位であるため、内出血によって皮膚が青く変色し、クマがさらに悪化したような見た目になることもあります。
▶︎目の下の脱脂は窪んだりすることがある?後遺症や修正方法について解説
鼻
鼻の高さを出しつつ鼻筋を通すために、ヒアルロン酸注射が用いられることがあります。
しかし、大量のヒアルロン酸を鼻に注射してしまうと、鷲鼻のように鼻の根本が膨らみ、全体のバランスが崩れるケースがあります。
また、鼻に注入したヒアルロン酸が他の部位に流れてしまい、頬や口もとなどのバランスが崩れてくる可能性もあるでしょう。
▶︎団子鼻(だんご鼻)がひどい原因や小さくするマッサージ方法とは
ヒアルロン酸注射後にやってはいけないこと

ヒアルロン酸注射はダウンタイムが短いということがメリットです。
しかし、施術後のトラブルや悪化を防ぐためにもやってはいけないNG行為があります。
注射部位に強い力を加える
ヒアルロン酸は、注射した部位に安定化するまで1カ月程度の時間がかかります。そのため、注射後に強い力で押さえたり、圧力を加えたりすることは控えましょう。
血流を促す行動
注射後に血流が促進されると、注射部位に腫れや痛み、赤みなどが生じることがあります。
具体的には以下の行動が該当し、それぞれ控えたほうが良い期間が定められています。
- 入浴やサウナ:2〜3日はNG
- 飲酒:2〜3日はNG
- 軽い運動:2〜3日はNG
- マッサージ:1カ月程度はNG
シャワーや洗顔は当日からすることができ、メイクも治療部位を避ければ当日から可能です。
ヒアルロン酸注射を打ち続けるときに後悔しないためのポイント

ヒアルロン酸注射の十分な効果を得るためには継続的な施術が前提となりますが、それ以外にもいくつか注意しておきたいポイントがあります。
質の高いヒアルロン酸を使用する
ヒアルロン酸にはさまざまな種類があり、品質にも差があります。
安価な薬剤は施術費用も抑えられますが、効果が持続する期間が短かったり、思うような効果が得られなかったりする可能性もあります。
多少コストはかかったとしても、高濃度・高密度の質の高いヒアルロン酸を選ぶことで期待通りの効果が持続する可能性が高まります。
実績のあるクリニックを選ぶ
施術を受ける美容クリニック選びも重要なポイントです。
ヒアルロン酸注射は多くの美容クリニックで提供されていますが、使用する薬剤や注射可能な部位はクリニックによって異なります。
ヒアルロン酸注射の実績が豊富なクリニックを選んだ場合、さまざまな部位・悩みに対応できるノウハウや技術が豊富で、それぞれに適した薬剤も選択できるケースが多いです。
信頼できる医師に相談する
クリニック選びと同様に、技術力が高く信頼できる医師であるかどうかも重要なポイントといえるでしょう。
特にヒアルロン酸注射が初めての場合、不安を抱える方は少なくありません。
カウンセリング時に患者の質問に対して、はぐらかすことなく真摯に答えてくれるか、施術の内容やリスクをわかりやすく説明してくれるか、万が一異常やトラブルが発生した場合のフォローを的確に案内してくれる医師を選ぶことが大切です。
ザロッポンギクリニックのヒアルロン酸注射の特徴
美容クリニックや担当する医師の良し悪しは、実際にクリニックを訪れ診察を受けてみないと分からないことが多いです。
いくつかのクリニックを回ってみたものの、納得できる説明をしてもらえなかった、または質問に十分答えてくれなかったなど、不信感を抱く方も少なくありません。
そのような場合には、ぜひ一度「ザロッポンギクリニック」へご相談ください。
高濃度・高密度の質の高いヒアルロン酸製剤を多数用意しており、用途や目的に合わせた選択も可能です。
ザロッポンギクリニックでのヒアルロン酸注射は、1本あたり132,000円からの施術が可能で、複数本の施術で割引にも対応できます。
恵比寿院院長の長尾沙也加医師は、ヒアルロン酸注射を得意としており、口もとや目もと、鼻といった顔はもちろんのこと、さまざまな部位に適したヒアルロン酸注射を選択・ご提案させていただきます。
長尾沙也加医師はヒアルロン酸施術の症例件数が多く、美しくナチュラルな仕上がりが特徴です。技術と知識も豊富なため、患者様からも信頼されています。
🔻ヒアルロン酸

- ザロク式似合わせヒアルロン酸®(10本)
- リスク:内出血、疼痛、腫脹、アレルギー、血管塞栓、組織懐死 etc,,,
- エグゼクティブ10本:990,000円(モニター価格 890,000円)
🔻ヒアルロン酸

- ザロク式似合わせヒアルロン酸®(5本)
- リスク:内出血、疼痛、腫脹、アレルギー、血管塞栓、組織懐死 etc,,,
- スタンダード5本:561,000円(モニター価格495,000円)
まとめ
ヒアルロン酸注射の効果を持続させるためには、一定の頻度で適正量を繰り返し注射し続ける必要があります。
注入量や頻度が適正であれば、継続して注射をしても健康上の影響はほとんどなく、安心して受けられる施術といえるでしょう。
悩みを解決し理想的な姿を手に入れるためにも、信頼性の高い美容クリニックを選び、医師と十分なコミュニケーションをとることが大切です。
しかし、美容クリニックや担当する医師の良し悪しは、実際にクリニックを訪れ診察を受けてみないと分からないことが多いです。
美容クリニックを受診することに不安を感じたり、どのような美容クリニックを選べばよいか悩んでいる方は、まずはお気軽にザロッポンギクリニックへご相談ください。
患者様の最高の美のために、プロの目から見た最適な治療をご提案します。

THE ROPPONGI CLINIC 恵比寿院代表 長尾 沙也加
●愛知医科大学 卒業
●国家公務員共済組合連合会東京共済病院
●東京医科歯科大学医学部附属病院
●湘南美容クリニック
●ノエル銀座クリニック
●抗加齢学会専門医
●日本医師会認定産業医
●日本化粧品協会認定 コスメコンシェルジュ
●ミセスジャパン 全国大会 優勝
●ミセスジャパン 東京大会 準優勝
●アジアシュープリームペイジェント
●ミセスジャパン世界大会で日本人最多の7つのタイトル受賞
●一般社団法人分子整合栄養医学普及協会 第3期分子栄養学講座終了
●日本美容外科学会
●日本皮膚科学会
●日本抗加齢学会
●日本化粧品学会
●予防医療研究会
●一般社団法人分子整合栄養医学普及協会