ダーマペンでよくある失敗とは?後悔しないためのポイントも紹介
投稿日:2023.12.05/更新日:2024.08.19
シワやたるみ、ニキビ跡の改善など、さまざまな肌の悩みを改善する施術法としてダーマペンがあります。施術費用が比較的安価で手軽に受けられるメリットがありますが、その一方で「思うような効果が得られなかった」、「施術前よりも状態が悪化した」といった声もあります。
ダーマペンでよくある失敗として、具体的にどういった内容が挙げられるのでしょうか。また、施術を後悔しないためのポイントもあわせてご紹介します。
Contents
ダーマペンでよくある失敗
ダーマペンは多くの美容クリニックで受けられる施術のひとつであり、費用が安価で手軽に受けられるメリットがあります。
しかし、なかにはダーマペンの施術を後悔する人も存在します。それはなぜか、代表的な失敗例をご紹介しましょう。
ニキビの悪化
ダーマペンの施術にあたっては、肌の状態の見極めが大切です。たとえば、ニキビや吹き出物が現れている箇所にマイクロニードルを刺すと、でき物が潰れて他の部位にまで菌が広がってしまうことがあります。
クレーターが残った
ダーマペンを刺した部位はダウンタイムを経て回復し、徐々に目立たなくなっていくのが通常です。
しかし、ダウンタイム中に適切なケアを怠ったり、技術力に乏しい医師が施術したりすると、傷跡やクレーターが残ることもあります。
施術中の強い痛み
ダーマペンはマイクロニードルとよばれる微細な針を皮膚の表面に刺しますが、施術部位や針の長さなどによっては、強い痛みを覚えることがあります。
本来であればチクっとするわずかな痛みを感じることがほとんどですが、痛みが強く現れると施術が憂鬱に感じ、効果が実感できないまま通院をやめてしまう人もいます。
内出血・赤み
ダーマペンの施術後は、マイクロニードルを刺した部位に内出血や赤みが生じることがあります。
これはあくまでも一時的なものであり、数日程度で改善しますが、大切な仕事やプライベートの予定が控えているときには注意が必要です。
また、ダウンタイム中に適切なケアを怠ってしまうと、内出血や赤みが悪化する可能性もあります。
色素沈着
ダーマペンの施術を終えた肌は一時的にダメージを受けている状態のため、わずかな刺激によって色素沈着やシミが残る可能性があります。
特に紫外線は大敵であり、肌を露出した状態で長時間の外出は厳禁です。ダーマペンの施術直後は日焼け止めを使用できない場合が多いことから、帽子や日傘などを併用し紫外線から肌を守りましょう。
肌荒れ
色素沈着と同様、物理的な刺激が加わることで肌荒れを引き起こす場合もあります。
たとえば、手でこすったり、ティッシュやタオル、ハンカチなどで肌に摩擦を与えたりする行為は弱った肌にさらにダメージを与え、乾燥や肌荒れの原因になります。
肌質の悪化
ダーマペンは皮膚の状態や部位に合わせてマイクロニードルの長さを調整する必要があります。
施術の様子は簡単そうに見えますが、実は高度な知識と技術が要求されるのです。それだけに、知識や経験に乏しい医師が施術を担当すると、皮膚にダメージを与え肌質が悪化することもあります。
美肌効果がなかった
ダーマペンは1回の施術では効果が実感できないことが多く、目安として5回以上は繰り返し施術を受ける必要があります。
しかし、このような認識がないまま1回きりの施術で終えてしまうと、効果が実感できず失敗したと誤解する方もいるようです。
関連記事:ダーマペンがニキビ跡や毛穴に効果がある理由!目安の回数も紹介
ダーマペンに向いていない人の特徴
ダーマペンに限らず、施術の効果を最大化するためにはその人の状態や体質に合った方法を選択しなければなりません。
誤った施術法を選択すると、効果が実感できないばかりか重大な健康被害につながる可能性もあります。ダーマペンの施術に向いていないのはどのような人なのでしょうか。
妊娠中または妊娠の可能性がある人
妊娠中の方はダーマペンの施術を避けたほうが良いでしょう。ダーマペンそのものが胎児に悪影響を及ぼすわけではありませんが、施術中の痛みやダウンタイムに現れる症状がストレスになり、間接的に影響を及ぼすリスクがあるためです。
重度の傷・ニキビがある人
ダーマペンの施術にあたっては傷やニキビを避けてマイクロニードルを刺す必要があります。
しかし、施術予定の部位に深い傷やニキビが大量にある場合、誤って針を刺してしまうと肌の状態が悪化したり、最悪の場合大きな傷跡やニキビ跡ができたりするリスクもあります。
金属アレルギー
ダーマペンで使用するマイクロニードルはステンレス製のものが多く、金属アレルギーの反応が現れる可能性は低いです。しかし、体質によっては稀に重度の赤みや腫れが現れるリスクがあることから、専門医に相談することが大切です。
即効性を求める人
ダーマペンは一度の施術で効果が実感できるとは限らず、一般的に1ヶ月に1回の頻度で5回以上の施術を受けることが理想とされています。そのため、即効性を求める人にとっては満足度が得られない可能性があるでしょう。
関連記事:ポテンツァの効果はいつから?効果がない人の特徴についても解説
セルフダーマペンは失敗しやすい?
ダーマペンは美容クリニックで施術を受ける方法以外にも、自宅で手軽にケアができるセルフダーマペンとよばれる方法もあります。
しかし、セルフダーマペンは失敗のリスクが高く、思うような効果が得られないことも多いためおすすめできません。
医療機関で用いられているダーマペンと、家庭用のセルフダーマペンの機器は仕様が異なります。また、そもそもダーマペンの施術にあたってはマイクロニードルの長さを微調整したうえで施術を行う必要があり、セルフダーマペンではこのような調整が難しいためです。
また、衛生面でも、正しく消毒できていなかったり、使い捨ての部品を何度も使用してしまうなど、独自の勝手な判断で使用してしまうと、肌が悪化する可能性があります。
セルフダーマペンは通院が不要でコストも安く抑えられるメリットがありますが、失敗のリスクを考えると専門医のいる美容クリニックで施術を受けるのがもっとも確実で安心といえるでしょう。
ダーマペンで後悔しないためのポイント
ダーマペンの施術を失敗することなく満足度の高い結果を得るためには、どのようなポイントに注意すべきなのでしょうか。
信頼性の高い美容クリニックを選ぶ
ダーマペンの施術にあたっては、肌の状態を見極めたうえでマイクロニードルの長さを調整しながら、慎重に針を刺す必要があります。高度な技術が要求され、十分な知識や経験のない医師が施術を行うと肌の状態が悪化する危険もあるでしょう。
そのため、ダーマペンの施術実績が豊富な信頼性の高い美容クリニックを選ぶことが何よりも大切です。
皮膚に強い刺激を与えない
ダーマペンの施術後は一時的に皮膚が敏感な状態になっています。ダウンタイム中は皮膚を擦ったり、紫外線や熱を与えたりしないよう案内がありますが、これを無視して強い刺激を与えると重度のシミや傷跡が残る可能性があります。
医師の指示をしっかりと守り、ダウンタイム中は肌を安静に保ちましょう。
施術回数を確認する
ダーマペンは複数回の施術を繰り返すことで徐々に肌の状態が回復していきます。
ただし、改善したい悩みや体質などによっても適正な施術回数は異なり、ある人は3回で改善が見られたものが、ほかの人は5回、6回目でやっと効果が実感できるようになった、という場合もあります。
自分にとってどの程度の施術回数が理想的なのか、事前に医師へ確認しておきましょう。
ポテンツァとダーマペンはどちらが失敗しにくい?
ダーマペンと比較されやすい施術法にポテンツァがあります。
ポテンツァとは、マイクロニードルの施術と高周波(RF)照射を組み合わせた施術法で、ダーマペンよりも肌の深部にまでアプローチできる特徴があります。
一般的にポテンツァはダウンタイムが短期間で済み、少ない施術回数で効果を実感しやすい傾向があることから、忙しいなど様々な理由で少ない通院で効果を得たい方に適した施術法といえるでしょう。
ただし、すべての人にとってポテンツァが適しているとは限りません。たとえば、目もとや口もとなどの細かい部位のシワやたるみを改善したい場合には、ダーマペンのほうが施術しやすく失敗も少ないです。
関連記事:ポテンツァとダーマペンの違いは?効果や費用などに分けて解説
ザロッポンギクリニックのダーマペンの特徴
ザロッポンギクリニックでは最新型の「ダーマペン4」を導入済みで、多くの方の肌の悩みを解決しています。
恵比寿院院長の長尾沙也加医師はダーマペンの施術経験が豊富で、患者様一人ひとりと向き合い丁寧なカウンセリングを行ったうえで、肌の状態や悩み、部位に合わせたきめ細やかな施術を提供しています。
ダーマペンの施術で使用する薬剤は、ダメージを負った組織自身が修復・再生を促す、ヒト由来の幹細胞培養上清液(ステムサップ)やエクソソーム、コラーゲンの生成を促進する「ベルベットスキン」、ヒアルロン酸配合の美容液「フィロルガプラス」メラニン生成を抑制する「スーパーホワイト」、肌の若返り効果が期待できる「オムニオジェニクス」、肌の再生を促す「ヴァンパイア フェイシャル」などがあります。
ザロッポンギクリニックでのダーマペンの施術費用は1回あたり2万2,000円からと手頃で、お得な5回コース・10回コースも選択できます。
1回あたりの施術時間はわずか10〜20分と短いため、仕事帰りなどにも気軽にお立ち寄りいただけます。
♦毛穴改善治療
- 治療内容
ピコフラクショナル:レーザーで肌に点状の微細な穴を開けることで、肌細胞を刺激してコラーゲン生成を促進させる治療
ダーマペン:肌に微細な穴をあけて肌本来の自然治癒力高める治療 - 治療期間・回数
6ヶ月×6回 - 費用 ※自由診療となります。
ピコフラクショナル(ハリ・毛穴×6回)合計¥264,000
ダーマペン+(エクソソーム×6回)合計¥495,000 - リスク・副作用
ピコフラクショナル:赤み、熱感、点状出血、色素沈着、かさぶた
ダーマペン:赤み、熱感、出血、色素沈着、かさぶた
まとめ
マイクロニードルで皮膚に微細な穴を開けることで肌の再生や美容効果を得るダーマペンは、美容を目的とした施術のなかでも安全性が高い方法として知られています。
しかし、一見簡単そうに見える施術でも、針の長さを微調整するなど高度な技術が要求されます。
また、通院の手間や費用を抑えるためにセルフダーマペンを検討している方もいるかもしれませんが、医療用機器とは異なり針の微調整ができないものが多いため失敗のリスクが高まります。
ダーマペンの施術を失敗したくない方は、信頼性の高い美容クリニックを選ぶことが何よりも大切です。ザ・六本木クリニックはダーマペンの施術実績が豊富なため、クリニック選びでお悩みの方はぜひお気軽にご相談ください。