小鼻の赤みの治し方は?おすすめのスキンケア方法を紹介 | 東京 六本木・恵比寿の美容皮膚科・美容外科 THE ROPPONGI CLINIC(ザロッポンギクリニック)
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小鼻の赤みの治し方は?おすすめのスキンケア方法を紹介

投稿日:2025.02.04/更新日:2025.02.04

顔の皮膚は身体に比べて薄く、ほんの少しダメージを与えるだけでも赤みが出てしまうことがあります。

特に小鼻周りは慢性的な赤みが気になる方も多く、スキンケアで何とかできないか悩んでいる方もいるでしょう。

本記事では頑固な小鼻の赤みにどう対応すべきなのか、セルフケアから美容医療まで幅広くご紹介します。

小鼻の赤みによる影響・弊害

顔の中でも赤みが出やすいといった特徴のある小鼻ですが、赤みがあることでどんな影響を及ぼしてしまうのでしょうか。

まずは小鼻の赤みに関する3つの弊害を確認し、日常生活にどんな影響が出るのかについて知っておきましょう。

顔全体が膨らんで見える可能性

小鼻の周りに赤みがあることで、顔全体が膨らんで見えてしまう場合があります。

鼻だけでなく顔全体の印象に影響を及ぼしてしまうため、決して軽視できるものではありません。

気が付いた段階で対策を行えるよう、少しの違和感を大切にしておきましょう。

小鼻周辺が赤みを帯びていると、小鼻そのものが膨張しているようにも見え、鼻のバランスが悪くなってしまいます。

顔の中心にある鼻のバランスが崩れると、顔全体のバランスにも悪影響を与えてしまうでしょう。

鼻筋が低く見えたり、小鼻が膨らんで見えたりすることも考えられます。

慢性的な炎症が進行する恐れ

小鼻の赤みが炎症によって起こっている場合、症状が慢性化することで赤みが引かなくなってしまうことがあります。

特に鼻周りはメイクや洗顔・鼻をかむなどといった行動が刺激になりやすく、常に炎症が起こりやすい部位といえます。

これらの行動を改めず、赤みが出ている鼻へさらなる刺激を与え続けてしまうと、小鼻は赤い状態から回復しにくくなってしまうでしょう。時には小鼻だけでなく、頬や口周りまで炎症が広がってしまう可能性もあります。

皮膚疾患の悪化

小鼻の赤みが皮膚疾患の場合、放置することで症状が悪化してしまう可能性があります。

特にこの後の見出しでご紹介する「脂漏性皮膚炎」など皮膚科での治療が必要となる疾患の場合、過剰なケアが仇となるかもしれません。

赤み以外に痛みやかゆみなどを伴う場合は、セルフケアを始める前に専門医へ相談しましょう。

小鼻の赤みの原因

続いて、悩ましい小鼻の赤みがどうして起きてしまうのか、具体的な原因についてご紹介します。

といっても、悩みを抱える人によって赤みの原因は様々であり、原因によって適切な対策が変わってきます。

今回は大きく分けて4つの原因をピックアップしているため、日頃の生活をイメージしながら確認してみましょう。

過度なスキンケアによる刺激

鼻の頭や小鼻は皮脂が多く分泌されやすく、放置してしまうと詰まり毛穴や黒ずみ毛穴の原因になります。

こういった毛穴トラブルを防ぐため、日頃から丁寧に鼻を洗っている方も多いのではないでしょうか。

スクラブやピーリング入りの洗顔を使ったり、剥がして使うタイプの角栓パックを愛用していたりする方も少なくありません。

これらのスキンケアは、正しい範囲内で使うことが重要です。

早く綺麗になりたいからといって過度なスキンケアを行ってしまえば、デリケートな鼻周辺の肌へ刺激となり、赤みの原因になるでしょう。

クレンジングや洗顔が終わった後は、保湿メインのスキンケアで肌を整えてあげることも大切です。

皮脂の過剰分泌による炎症

顔の中でも皮脂の分泌量が多い鼻周辺は、そのままにしてしまうと皮脂によって肌が炎症を起こしてしまうことがあります。

鼻の他にも額や顎などで起きやすい症状ですが、炎症が慢性化しやすく、赤みやかゆみ・ニキビなどのトラブルに繋がるでしょう。

日頃のスキンケアで皮脂の過剰分泌を抑えるだけでなく、食事内容や睡眠時間の見直しなど、生活における問題点の改善も必要です。

毛細血管の拡張

顔には至るところに毛細血管が張り巡らされていますが、皮膚が薄いために血管の赤みが外側に透けて見えることがあります。

小鼻の近くは特に皮膚が薄くデリケートであり、乾燥や紫外線によるダメージ・鼻をかむ際の刺激などで血管が目立ちやすくなるでしょう。

こうした毛細血管の拡張による赤みは、炎症などとは異なりすぐに改善するものではないため、適切な対策をコツコツと続けなければなりません。

脂漏性皮膚炎

皮脂の分泌が盛んな鼻周りでは、皮脂をエサにニキビができたり、時にはカビの一種が繁殖したりすることがあります。

中でも「マラセチア」と呼ばれるカビは鼻・眉・耳・頭・脇など皮脂の多い部分で繁殖しやすく、「脂漏性皮膚炎」を引き起こすため注意しましょう。

脂漏性皮膚炎では、赤みだけでなくかゆみや乾燥・ふけなどの症状が現れる場合があるため、単なる赤みではないと気づいたときはすぐに医療機関を受診することが大切です。

脂漏性皮膚炎そのものの治療を行ったとしても、根本的な原因が改善されないままでは慢性化する可能性があります。

生活習慣の見直しはもちろん、ストレスを溜めず、適度な休息を取ることも重要です。

小鼻の赤みの治し方【セルフケア編】

自身の鼻の赤みについて原因を探った後は、自分にできるセルフケアについて見てみましょう。

セルフケアによる対策は一朝一夕で変化が訪れるものではないため、コツコツと毎日続けることが大切です。

まずは「これ以上症状を悪化させない」ことを目標に、できることから始めてみてはいかがでしょうか。

正しい洗顔方法の実践

第一に、どんなセルフケアを行う場合も、全ての基礎となるのが「正しい洗顔」です。

汚れが落ちていなければ意味がない一方、過剰に洗いすぎても肌へ負担がかかってしまうでしょう。

正しい洗顔は全ての肌トラブルに繋がるため、これをきっかけに普段の洗顔を見直してみましょう。

まず、メイクをしている・していないに関わらず、洗顔の最初はクレンジングからスタートします。

メイクをしていない日も皮脂は分泌されているため、洗顔料だけではしっかりと落としきれません。

皮脂の出やすい額や鼻などの「Tゾーン」、毛穴詰まりが起こりやすい眉周りや頬を中心に、指の腹を使ってくるくるとなじませます。

オイルクレンジングの場合は水を含ませた指で「乳化」をし、汚れをからめとってあげましょう。

クレンジングを落としたら、続いて洗顔に移ります。Wクレンジングが不要な製品を使う場合は、洗顔をせずにしっかりとすすいでも大丈夫です。

ぬめりが気になる場合や、別途洗顔が必要な製品を使うときは、しっかりと泡立てた洗顔料を使って再度汚れを落としていきましょう。

すすぎの際は、「シャワーを直接顔に当ててはいけない」といった情報も多く紹介されています。

とはいえ肌にクレンジングや洗顔料が残っていては意味がないため、手のひらに水を溜めて30回以上はすすぎを行いましょう。

すすぎ残しが気になる場合は、シャワーの水圧を弱め、熱すぎない温度のお湯で直接洗顔を行っても良いとされています。

保湿ケアの徹底

正しい洗顔ができたら、続いて保湿ケアを行います。

赤みを消すために美白ケアに特化した製品を選ぶよりも、炎症を抑えるために徹底した保湿を行うことがおすすめです。

中には「鎮静」を行う製品も登場しているため、保湿力と合わせてチェックすると良いでしょう。

赤みがある間は、化粧水や美容液・乳液・クリームといった基本的な工程をしっかりと行い、スペシャルケアはお休みする方が無難です。

肌の調子が整った完全な状態でスペシャルケアを行うためにも、保湿メインのスキンケアで赤みの改善を目指しましょう。

刺激・摩擦を避ける

肌に炎症が起きて赤みが出ている場合、そこに摩擦などの刺激を加えてしまうと、デリケートな肌がさらに炎症を起こしてしまうでしょう。

症状が軽いうちは短期間で改善が見込めても、繰り返すうちに慢性化し、常に炎症が起きている状態になってしまう場合もあります。

洗顔時の摩擦はもちろん、肌にやさしいメイクアイテムを使ったり、むやみに肌を触らないよう気を付けたりといった工夫を行うと良いでしょう。

生活習慣の見直し

皮脂は何もしなくても分泌されてしまうといったイメージがありますが、実は私たちの生活に深く結びついています。

寝不足の状態が続いたり、脂っこいものを連続で食べたりしていると、その分皮脂が多く分泌されやすくなるでしょう。

肌ばかりに意識が集中してしまいがちですが、こうした生活習慣を見直すことで、小鼻の赤み以外にも様々な肌トラブルを予防できます。

紫外線対策の徹底

「刺激」と聞くと肌に直接触れることを想像しやすいですが、同様に注意しなければならないものが「紫外線」です。

紫外線は軽いやけどのように私たちの肌を焼いてしまうほか、コラーゲンやエラスチンを破壊したり、肌を乾燥させたりと良いことがありません。

紫外線を浴びた後の肌はバリア機能が低下するため、普段よりも様々な肌トラブルが起きやすいでしょう。

紫外線は夏場だけでなく常に降り注いでいるため、雨の日なども注意が必要です。日焼け止めを塗ることに加え、日傘や飲む日焼け止めサプリなどの併用も検討すると良いでしょう。

小鼻の赤みの治し方【美容医療編】

続いて、ザロッポンギクリニックで受けられる「小鼻の赤み対策」を5種類ご紹介します。

施術名内容金額
フォトナ6D赤み 3つまで11,000円
赤み・血管腫とり放題1回 94,600円 3回 255,420円
赤みフルコース1回 110,000円 2回 200,000円 3回 270,000円
顔全体 4D1回 240,000円 3回 648,000円
顔全体 6D1回 350,000円 3回 945,000円
フォトフェイシャルM22Dr沙也加スペシャル照射 顔全体1回 88,000円 3回 237,600円 5回 374,000円 10回 704,000円
Dr.沙也加ハイパー部位照射 +看護師照射1回 66,000円 3回 178,000円 5回 280,500円 10回 528,000円
看護師照射1回 44,000円 3回 118,800円 5回 187,000円 10回 352,000円
ジュベルックプレミアム165,000円
スタンダード110,000円
ハーフ55,000円
ポテンツァドラッグデリバリー1回 99,000円 3回 282,150円 5回 445,500円 10回 792,000円
ザロクオールインスペシャル1回 165,000円 3回 470,250円 5回 742,500円 10回 1,320,000円
Sチップ1回 66,000円 3回 188,100円 5回 297,000円 10回 528,000円 ビタミン導入 5,500円
炎症ニキビ・皮脂腺増殖症・汗管腫10個まで 33,000円 打ち放題 66,000円
エクソソームダーマペン4 エクソソーム1回 33,000円 5回 148,500円
ダーマペン4 エクソソーム 30億1回 154,000円 5回 660,000円
水光ショット エクソソーム82,500円
ポテンツァ エクソソーム1回 99,000円 3回 282,150円 5回 445,500円 10回 792,000円
エクソソーム点滴 ライト 30億個77,000円
エクソソーム点滴 スタンダード 75億個99,000円
エクソソーム点滴 プレミアム 150億個144,000円

フォトナ6D

「フォトナ6D」とは、その名の通り「6つのD(肌の層=DEEP)」へとアプローチができる施術です。

主に肌の色素沈着を改善したり、コラーゲンやエラスチンの生成を促進したりといったはたらきがあり、マシン一つで様々な肌トラブルへ対応できる点もメリットといえます。

小鼻の赤みに関しては、「フラック3リジュビネーション」にて色素沈着の元となる色素の分解を目指したり、「ミラーピール」にてターンオーバーを整え、ニキビ跡のように赤みを帯びた細胞の排出を促したりする効果が期待できます。

同時にコラーゲンやエラスチンの生成によって肌の土台が強化され、新たな赤みが生まれにくい肌を目指せる点も魅力的です。

関連記事:フォトナレーザー(4D・6D)の美容効果や痛み、費用についてご紹介!

フォトナ6Dをもっと詳しく見る

フォトフェイシャルM22

異なる波長に対応できるよう、6種類のフィルターを完備している「フォトフェイシャルM22」。

毛細血管の拡張や赤みについては590nm、さらに頑固な赤みに対しては615nmのフィルターが良いとされています。

他にもシミやそばかす・肝斑などの改善も期待できるため、気になるお悩みが多い方にも向いているでしょう。

また、軽い熱感がある程度で痛みが少なく、ダウンタイムの症状が現れにくい点もメリットの一つ。

その後の生活に影響を与えにくく、まとまった休みを確保することが難しい方にもおすすめです。

フォトフェイシャルM22をもっと詳しく見る

ジュベルック

「ジュベルック」とはポリ乳酸を主成分とする薬剤であり、注射を使って注入したり、ポテンツァや水光ショットのオプションとして使われたりすることがあります。

内部に長く留まりやすく、コラーゲンやエラスチンの生成を促進してくれるため、肌のターンオーバーが正常化し健康的な肌を目指せるでしょう。

鼻の赤みに関しては、乾燥したり刺激を受けたりしてデリケートな状態の肌を健康に近づけ、赤みの改善と共にダメージを受けにくい状態へと導いてくれます。

ニキビ跡や毛穴の開き改善にも効果が期待できるため、鼻周りの悩みを一気に解消したい方にもおすすめです。

ジュベルックをもっと詳しく見る

ポテンツァ

「ポテンツァ」は、極細の針が無数についた機器を使い、肌に穴を開けると同時に高周波を照射する施術です。

穴を開けることによって創傷治癒効果を狙えるほか、高周波により肌の再生能力が向上し、ターンオーバーの改善や赤みの軽減に繋がるでしょう。

また、ポテンツァには豊富な薬剤がオプションとして用意されているため、自分に合った施術を受けることができます。

先述したジュベルックはもちろん、エクソソームやマックーム・リジュランといった様々な薬剤からその日に合ったものを選択できるでしょう。

関連記事:ポテンツァの効果はいつから?効果がない人の特徴についても解説

ポテンツァをもっと詳しく見る

エクソソーム

羊水由来脂肪細胞培養上清液から抽出されたタンパク質を主成分とし、成長因子などを組み合わせてできる「エクソソーム」。

当院ではダーマペンや水光ショット・ポテンツァのほか、美容点滴での導入にも対応しています。

鼻の赤みへピンポイントにアプローチしたい方はダーマペンや水光ショット・ポテンツァを、全身への効果を実感したい方は美容点滴がおすすめです。

エクソソームはダメージを受けた細胞を再生するはたらきがあり、鼻の赤みはもちろん、凸凹としたニキビ跡や毛穴にも効果が期待できます。

コラーゲンやエラスチンの生成も促進でき、小鼻周辺にふっくらとハリ感がもたらされるでしょう。

関連記事:エクソソームの点滴にデメリットはある?副作用や点滴後の注意点を解説

エクソソームをもっと詳しく見る

まとめ


小鼻の赤みは多くの方が悩む肌トラブルの一つですが、日頃の対策で悪化を防ぐことができたり、適切な美容医療で改善を目指せたりする場合があります。

まずは問題となる生活習慣を見直しながら、自身に合う美容医療について相談してみてはいかがでしょうか。