麻酔について

 

ANESTHESIA麻酔について

当院では、いずれの麻酔方法の場合でも、徹底した術中管理及び、様々な処置により術後の患者さまのご負担が少ないよう努めております。
必ず麻酔専門医が手術範囲や所要時間を考慮し、より適切な麻酔方法をご提案させていただきます。

静脈麻酔 全身麻酔
状態 鎮痛+鎮静(眠る) 鎮痛+鎮静(眠る)+筋弛緩
意識 ぼんやり(少し意識が残ることがある) 完全に意識がなくなる
呼吸 自発呼吸 気管内挿管下での人工呼吸

一般的に静脈麻酔の方が麻酔後の目覚めが早く、気分不良が比較的軽度と言われておりますが、
手術時間が長い場合や、出血の垂れ込み等が起こる場合には、軌道確保が確実になされている全身麻酔がより安全と考えております。

経験豊富な麻酔専門医が全身麻酔を担当しており、目覚めや気分不良についても静脈麻酔の場合と比較し大きな差はないとされます。
(患者さまの体質により異なる場合がございます。)

麻酔を受ける前に必要になること

  • 禁飲食

    胃の中のものが麻酔中に肺に流れると、生命に関わる危険な状態となります。
    看護師からご説明させていただくお時間の制限を必ずお守りください。

  • 内服について

    服薬中のお薬がございましたら、術前問診の際に看護師にお知らせください。
    術前後に休薬のお願いをすることがございます。

  • たばこについて

    手術後の肺炎や感染のリスク、傷の治りにも影響するため禁煙にご協力をお願いしております。
    手術開始4週間以上の禁煙を推奨しております。

麻酔の合併症

  • 比較的頻度の高い合併症 …吐き気や嘔吐・頭痛・全身倦怠感・喉の乾き、喉の痛みや声のかすれ・寒気
  • 時に見られる合併症 …気管内挿管時の口唇や口腔内損傷・咽頭痙攣・気管支喘息・アレルギー反応・血圧の変化や体位による障害(疼痛、皮膚、神経)・覚醒遅延
  • 稀な合併症 …術後一時的な痴呆やせん妄・悪性高熱症(全身麻酔時)・肺塞栓症・心臓の障害・脳の障害(脳梗塞や脳内出血など)・肝機能障害・腎機能障害・気道や呼吸器系の障害・循環器系の障害

カウンセリングの
ご予約/お問い合わせ

院長や専門医によるカウンセリングを行い
お悩みやご希望のイメージをお聞きしております。
ベクトラという3Dシュミレーションを使い、
仕上がりのイメージを共有させていただきます。
遠慮なく、ご相談くださいませ。

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