鼻中隔湾曲矯正術
お鼻の曲がりの原因
・斜鼻:鼻背が曲がっている状態をいいます。鼻骨の湾曲による骨性斜鼻と鼻中隔の鼻背側の湾曲による軟骨性斜鼻があり、骨性斜鼻と軟骨性斜鼻が合併していることも多く、その場合骨性部分と軟骨性部分の変形を同時に治療する必要があります。
・鼻中隔湾曲症:鼻中隔とは鼻腔の内部を左右に仕切る壁であり、鼻中隔軟骨、篩骨正中板、鋤骨により構成されます。軟骨自体に内在する要素や、軟骨が接合する周囲の骨とのアンバランスによって湾曲が生じている状態を鼻中隔湾曲症といいます。この湾曲が限度を超えると、外見上の曲がり、鼻づまり、嗅覚障害などの症状が慢性的に現れ、ひどい場合には慢性副鼻腔炎を引き起こす原因になります。
鼻中隔の湾曲を矯正し、外見上の曲がりを改善します。また、鼻中隔が湾曲することで一側の鼻腔は狭くなり反対側の鼻腔は広くなりますが、広くなった鼻腔では下鼻甲介が肥大するため、両側の鼻閉を生じていることもあり、その場合下鼻甲介手術も同時に行います。
このような方におすすめ
- 鼻の曲がりを整えたい
- 鼻の曲がりが原因となる症状にお悩みの方(鼻出血を繰り返す・鼻づまり・嗅覚障害・頭痛など)
THE 6式 施術特徴
THE 6式 鼻中隔湾曲矯正術のこだわり
鼻中隔湾曲の状態や程度・位置などを正確に判断し、手術方法を選択、必要に応じ複合的な手術を行います。下鼻甲介という鼻粘膜が肥大し鼻腔が狭くなっている場合、鼻中隔湾曲矯正術と同時に下鼻甲介手術も行い、肥厚した下鼻甲介粘膜の一部を切除あるいは下甲介骨を取り除き、鼻の通りを改善します。
さらに必要に応じ、下鼻甲介粘膜凝固術(ラジオ波凝固術)も行います。鼻甲介粘膜下に針のようなプローブを粘膜下に穿入し、粘膜下を焼くことにより鼻粘膜の腫脹を抑え鼻閉を改善します。単なる曲がりの改善のみではなく、鼻の全体的な形態と鼻の通りを改善する包括的な治療を行います。