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顔のシミの取り方は?皮膚科と美容外科どっちがおすすめ?

投稿日:2024.02.29/更新日:2024.11.18

紫外線やホルモンバランスの変化など、さまざまな要因によって顔にシミが現れることがあります。

シミが目立つと老けた印象に見られることも多いため、きれいな肌を取り戻したいと考えている方も多いのではないでしょうか。

シミ取りは皮膚科または美容外科を受診する必要がありますが、それぞれの違いやメリット、治療法なども詳しくご紹介します。

顔のシミが与える印象

近年では、肌の色やシミなども個性として受け入れる風潮が強くなっています。

しかし、あまりにも肌にダメージが加わりシミが目立つと、ネガティブな印象を与えてしまうケースもあります

顔にシミが増えることで、一般的にどういった印象を与えるのでしょうか。

老けて見える

年齢を重ねると、皮膚の一部が茶色く変色してくることがあります。

これは老人性色素斑とよばれ、特に40代以上の年代になると少しずつ増えてきます。

特に紫外線の影響を受けやすい手や腕などに現れることが多いのですが、十分な紫外線対策を行っていないと顔にシミが出てくることもあります

そのため、20代や30代であっても顔にシミが増えると、老化が進行しているような印象を与え、実年齢よりも老けて見えることが多いのです。

暗い印象に見える

透き通るような美しい肌は、健康的で明るい印象を与えやすいです。

しかし、顔にシミが増えると肌の一部が茶色く変色し、全体的なトーンが不均一になってしまいます

これにより肌がくすんで見え、全体的に暗い印象を与えることがあります。

また、シミが増えたことによって精神的に落ち込んだり、コンプレックスに感じたりすることで自然と暗い表情になることもあるでしょう。

関連記事:顔のシミ取りレーザーのダウンタイムや治るまでの隠し方をご紹介!

顔のシミができる部位

シミは、皮膚へダメージが加わることでメラニン色素が沈着し現れます。

体の部位のなかでも顔は特にシミが目立ちやすいですが、主にどの部分に現れることが多いのでしょうか。

おでこ

おでこは顔のなかでも最上部に位置していることから、直射日光が当たりやすく紫外線の影響を受けることの多い部位です。

特に帽子や日傘、日焼け止めクリームなどの紫外線対策を行わないまま外出する習慣がついていると、おでこにシミが現れやすくなります。

ちなみに、前髪を下げている状態であったとしても、毛髪は紫外線を防いでくれることはなくシミ対策に有効ではありません

目元

紫外線対策を忘れたまま外出してしまい、目元が真っ赤に日焼けをしたという経験はないでしょうか。

おでこよりも下に位置しているほか、顔のなかでも特に出っ張った形でもないため疑問に感じる方も多いと思います。

実は目元の皮膚は特に薄くデリケートなため、わずかな刺激が加わっただけでも日焼けやシミができやすいのです。

頬骨のあたり

目元から頬にかけて盛り上がった頬骨の部分は、出っ張っているため紫外線の影響を受けやすく、シミが現れやすい部位のひとつです。

特に「肝斑」とよばれるシミが発生しやすく、顔のなかでも目立ちやすいため入念なシミ対策が求められます。

顔にできるシミの種類と原因

一口にシミといってもさまざまな種類があり、その発生原因も異なります。

老人性色素斑

「顔のシミが与える印象」の章でも簡単にご紹介しましたが、加齢に伴って現れるシミの一種を老人性色素斑とよびます。

特に手の甲や腕などに多く見られますが、年齢を重ねるにつれて顔にもシミが現れることが少なくありません。

長い歳月をかけて肌が紫外線を浴びたことで、メラニン色素が過剰に生成され、肌の一部に茶色い斑点が現れます。

そばかす

そばかすは、主に目元から頬の上部にかけて現れる茶色いシミです。

遺伝的な要因によって現れることが多く、特にデリケートな肌質で日光に敏感な人に現れやすい傾向が見られます

紫外線を浴びることで、メラノサイトとよばれる組織が過剰にメラニンを生成することがそばかすの原因とされています。

肝斑

肝斑とは、主に30代から40代の女性に見られる肌の色素沈着で、左右対称で現れることが多い特徴があります。

妊娠によって、ホルモンバランスが変化することが関与しているとされています。

原因のひとつとして、お顔のマッサージや、拭き取り化粧水などでお肌を擦りすぎることにあるので、皮膚をなるべく触らないようにすることが大事です

また、日焼け止めなどを塗り忘れなど、紫外線対策を疎かにしていることも要因の一つです。

肝斑の症状が現れたとしても、閉経を迎える50代から60代以降になると、発症することはほとんどなくなります。

後天性真皮メラノサイトーシス

後天性真皮メラノサイトーシスは別名「ADM」ともよばれ、正確にはシミではなく後天性のアザの一種です

特定の部分が濃くなったり変色したりする疾患であり、主に紫外線や遺伝、ホルモンバランスの変化が原因で発症するといわれています。

色素沈着

色素沈着とは、メラニン色素が皮膚の内部に沈着した状態を指します。

色素沈着はさまざまな原因が考えられ、特に紫外線や肌の外傷、炎症、やけど、虫刺されなどによって起こるケースが少なくありません

皮膚内にメラニン色素が沈着しても、通常はターンオーバーによって体外へ排出され、もとの状態に戻ります。

しかし、ダメージが大きい場合やターンオーバーの乱れなどによってシミとなって残るケースもあります。

脂漏性角化症

脂漏性角化症は「老人イボ」ともよばれ、その名の通り老化によって現れることの多いシミの一種です。

触った時にザラザラとしているのが特徴で、顔はもちろんのこと、体のさまざまな部位に現れます。

また、老人性色素斑が進行していくと、脂漏性角化症として現れることも少なくありません。

関連記事:産後に抜け毛やシミになるのはなぜ?原因や産後治療について解説

顔のシミ取りは自分でできる?

ドラッグストアやECサイトなどを見ると、シミに有効な美容成分を配合した美容液やクリーム、その他さまざまなスキンケア用品が販売されています。

そのため、シミができたとしても自分自身で簡単に治せるのではないか、と考える方も多いでしょう。

しかし、基本的にスキンケア用品はシミの予防には有効ですが、すでに現れているシミを治すことはできません

また、市販薬のなかにもシミを完治させるものはなく、自分自身でシミ取りを行うことは極めて難しいといえるでしょう。

ただし、「すでに顔にできているシミを自分で何とかしたい」という場合には、メイクで隠したりカバーしたりする方法が有効です。

シミ取りは皮膚科と美容外科どっちがおすすめ?

顔にできたシミを治療するためには、医療機関を受診し専門医の診察を受ける必要があります。

シミ取りは一般的に皮膚科、もしくは美容外科を受診する必要がありますが、それぞれに得意分野や特徴があるため一概にどちらが良いとはいえません

そこで、皮膚科と美容外科それぞれのメリットを比較してみましょう。

皮膚科のメリット・デメリット

皮膚科のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

皮膚科のメリットは、保険診療が適用される場合には、費用を抑えられる点です

保険が適用されるシミ治療とは、大きく2つです。

・事故などで負った皮膚疾患によるシミ(外傷性色素沈着)

・生まれつきあったシミ(太田母斑、扁平母斑、異所性蒙古斑)

病院によって方針は異なるケースがありますが、患者様が希望すれば、保険適用の範囲内で治療法を提案してくれることがほとんどでしょう。

デメリット

保険診療を前提とした場合、治療費を抑えられる一方で、治療法が限定されてしまうというデメリットがあります

また病院にもよりますが、保険適用外の自由診療を選択した場合、美容外科より治療費が高額になることもあります。

美容外科のメリット・デメリット

美容外科のメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット

美容外科の最大のメリットは、治療プランが豊富なところです

最先端の技術・機器を使用していることも多く、より効果的な治療法を相談することができます。

また、肌を綺麗にするために、シミ以外の悩みも同時に相談できるところが美容外科のメリットです。

デメリット

最先端の技術や機器での施術を希望すると、治療費が高額になることもあります

そして、低価格で治療できる美容外科もありますが、値段だけで決めるのは安全とは言えません。

信頼できる美容外科で治療を受けましょう。

関連記事:ピコレーザーでシミ取り放題と単発はどちらがお得?回数や料金について解説

顔のシミ取りならレーザーがおすすめ

顔のシミ取りには、薬物療法やマッサージピールなどさまざまな治療法がありますが、なかでも即効性と優れた効果が期待できるのがレーザー治療です。

シミの原因であるメラニン色素のみに反応する、特殊な医療用レーザーを用いる治療法です。

一度の照射によってシミが薄くなることが実感できます。(個人差がございます)

また、美容外科のレーザー治療では、単にシミを取るだけでなく美肌効果も期待できるため、透き通った均一な肌質により若々しい印象にも変化するでしょう。

顔のシミ取りならザロッポンギクリニックへご相談ください

シミ取りは、美容外科のなかでも特にニーズの高い施術であることから、多くのクリニックが専用の設備や機器を導入しています。

施術自体は比較的簡単で通院回数も少ないですが、十分な経験や知識のない医師が施術を行うと肌の状態を悪化させてしまうこともあります。

そのため、シミ取りを行う際には信頼性が高いクリニックを見極めることが大切です

ザ・ロッポンギクリニックでは「ウルトラピコ打ち放題」

濃いシミや色素斑をピンポイントで解消する「ピコスポット」

肝斑やくすみのトーンをマイルドに反応させて、少しずつ改善する「ピコトーニング」というメニューをご用意しています。

施術経験の豊富な専門医が、唇や眉毛の近くまでシミを見つけ出し、徹底的に照射します。

すっぴん肌のトーンがワンランク上がり、ファンデーションが不要なほど美しい肌質を手に入れられることから、ザ・ロッポンギクリニックのなかでも特に人気の施術メニューです。

まとめ

顔のシミが目立つと実年齢よりも老けて見えたり、暗い印象になったりするため、医療機関で治療を受けることをおすすめいたします。

保険診療の範囲内での治療になることに納得でき、かつ費用をできるだけ抑えたいという場合には皮膚科がおすすめです。

美容的な観点での結果を重視するならば、美容外科での診療が適しているでしょう。