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ケミカルピーリングは効果ないって本当?毛穴やニキビ跡におすすめ

投稿日:2024.01.29/更新日:2024.07.12

シワやたるみ、シミ、毛穴の開きなど、年齢とともにさまざまな肌トラブルに悩まされるケースは少なくありません。また、若年層の方であってもニキビや吹出物が多く、それがニキビ跡となって残ることもあります。

このようなさまざまな肌トラブルを改善するために、手軽に受けられるのが「ケミカルピーリング」という施術です。ケミカルピーリングは「効果がない」といった口コミを目にすることもありますが、それは本当なのでしょうか。

本記事では、ケミカルピーリングとはどういった施術なのか、期待される効果などを中心に詳しく解説します。

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ケミカルピーリングとは?

ケミカルピーリングとは、特殊な酸性薬剤を肌に塗布することで皮膚表面の古い角質を取り除く施術法です。

私たちの皮膚は4週間程度で古い組織から新しい組織へと生まれ変わるターンオーバーを繰り返しますが、古くなった角質やダメージを受けた表皮層が残ったままだとターンオーバーが乱れ、さまざまな肌トラブルの原因になります。

ケミカルピーリングによって古い角質を剥がすことにより、ターンオーバーを正常化しシワやシミ、ニキビ跡、肌のくすみなどの肌の問題を改善できます

ちなみに、ケミカルピーリングに用いられる薬剤は主に以下の4種類があり、それぞれ効果や作用が異なります。

グリコール酸

皮膚の内部まで浸透することで古い角質や細胞の結合を弱め、コラーゲンの生成を促進。ニキビや毛穴の開き・黒ずみを改善し、キメの細かい肌に仕上げる効果が期待できます。

サリチル酸

皮膚の内部には浸透せず、固くなった角質を柔らかくする効果があり、イボの治療にも用いられます。

トリクロロ酢酸

剥離効果が強く、皮膚に固着した古い角質も剥がすことができます。皮膚の凹凸やクレーター、ニキビ跡の治療にも用いられます。

乳酸

天然成分から生成された低刺激の薬剤です。副作用のリスクが低く、敏感肌の方にも使用できます。

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ケミカルピーリングの効果が期待できる悩み

ケミカルピーリングは具体的にどういった肌の悩み、症状に対して改善効果が見込めるのでしょうか。

毛穴の開き

毛穴の開きや黒ずみは古い角質や皮脂、汚れなどが毛穴に詰まることで目立ちやすくなります。ケミカルピーリングを行うことで、皮膚の表面や毛穴に詰まった角質や皮脂を剥離し、美しい透明感のある肌に仕上げます

ニキビ跡

毛穴に皮脂や汚れなどが詰まると、その部分に炎症が起こりニキビや吹き出物として現れてくることがあります。

また、炎症が治まったとしてもニキビ跡となって残り、クレーターや凹凸が目立ってきます。

ケミカルピーリングを行うことで肌のターンオーバーが正常化され、ニキビや吹き出物の予防効果やニキビ跡の改善も期待できるでしょう。

シミ

紫外線や摩擦など皮膚へ刺激が加わることでメラニン色素が沈着し、シミとなって現れることがあります。

ケミカルピーリングは皮膚の比較的浅い部分にできたシミに有効で、古い角質を剥離しターンオーバーを正常化することでシミが目立たなくなります。

くすみ

加齢とともに肌の透明感が失われ、くすみが目立ってくることがあります。

くすみもターンオーバーの乱れが原因となっているケースがあるため、ケミカルピーリングを行うことで肌本来の透明感を取り戻すことができるでしょう。

乾燥小じわ

乾燥によって水分が失われ、肌のシワが目立つことがあります。

ケミカルピーリングで使用する酸性の薬剤を塗布することで、皮膚の細胞組織が刺激されコラーゲンの生成量が増加。その結果、肌の潤いが保たれ乾燥小じわも改善が期待できます。

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ケミカルピーリングの効果はいつから出る?目安は5回?

ケミカルピーリングは肌のターンオーバーを正常化することで肌トラブルの改善や美肌効果を得られるため、即効性が期待できるものではありません。

古い細胞から新しい細胞へと生まれ変わる周期を待つ必要があるため、施術後2~3週間ほどで徐々に効果が現れはじめます

ただし、はじめから劇的な効果が見込めるものではなく、少しずつ緩やかに肌の状態が変化していくことがほとんどです。

美容クリニックでは十分な効果を実感していただくために複数回の施術を提案することが多く、クリニックや医師の判断にもよりますが5回程度を目安に施術を行うのがおすすめです。

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ケミカルピーリングの注意点・デメリット

ケミカルピーリングは薬剤によって肌の表層を剥がすため、施術後に適切なケアを行わないと肌トラブルが悪化するリスクもあります。

施術においてどのような点に注意すれば良いのか、3つのポイントをご紹介しましょう。

紫外線対策

肌にとって紫外線は大敵であり、特にケミカルピーリングの施術後でデリケートな状態にある肌は日焼け厳禁です。

最悪の場合、紫外線が当たった部位に新たなシミができたり、重度の炎症が起こる可能性もあるでしょう。

外出時は日傘や長袖の着用、帽子などで紫外線を遮るとともに、日焼け止めも忘れずに塗布しておきましょう。

保湿ケア

皮膚の表面が剥離されると水分が失われやすい状態になることから、入念な保湿ケアが求められます。

特に空気が乾燥しやすい冬の時期や就寝前などは、化粧水でたっぷりの水分を補給した後に乳液やクリームを使って水分が蒸発しないよう閉じ込めておきましょう。

複数回の施術が必要

上記でも紹介したように、ケミカルピーリングは一度の施術だけでは十分な効果が得られないことが多いです。

目安となる施術回数は5回程度とされていますが、その人の肌の状態や体質などによっても異なります。専門医からのカウンセリングを受け、最適な施術回数を相談しながら決めましょう。

関連記事:フォトナレーザー(4D・6D)の美容効果や痛み、費用についてご紹介!

ケミカルピーリングの効果がないと感じる理由

ケミカルピーリングに関するさまざまな情報を調べていくと、「効果がなかった」、「意味がない」といった意見を目にすることがあります。

なぜこのようなネガティブな意見が出てくるのでしょうか。考えられる理由をいくつかご紹介します。

期待感が高すぎる

ケミカルピーリングに対する期待感が高すぎて、特に重度の皮膚疾患や皮膚トラブルを抱えている人にとっては期待通りの結果が得られないことがあります。

たとえば、広範囲にわたるニキビ跡や重度のクレーターはターンオーバーの正常化だけでは改善が難しく、ほかの施術も含めて検討することをおすすめいたします。

適切な頻度で行っていない

ケミカルピーリングは適切な頻度・回数をこなすことで徐々に効果を実感できるようになります。

しかし、通院する時間がなく前回の施術から期間が空いたり、途中で施術を中止したりすると十分な効果が実感できずに終わってしまうでしょう。

ケアを怠っている

注意点・デメリットでもご紹介したように、ケミカルピーリングの施術後は紫外線対策や保湿ケアが不可欠です。

これらのケアを怠るとターンオーバーの正常化を阻害するばかりか施術前よりも肌の状態が悪化するおそれがあります。

肌質に合っていない

ケミカルピーリングに使用する薬剤は肌への刺激が強いものもあり、もともと敏感肌の方などは肌質に合わない可能性もあります

十分な効果を得るためには、肌質や肌の状態を適切に見極めたうえで薬剤を選択する必要があります。

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ザロッポンギクリニックのケミカルピーリング

ザロッポンギクリニックではニキビや毛穴の詰まり、シミ、くすみなどにお困りの方に向けてケミカルピーリングをご提案しています。

肌のターンオーバーサイクルに合わせて1ヶ月程度の間隔での施術をおすすめしており、負担の少ない手軽なエイジングケアとして多くの患者様にご支持をいただいています

ケミカルピーリング単独での施術も効果は見込めますが、フォトフェイシャルやHIFU、レーザーフェイシャルなどの施術と組み合わせることで美しい透明感のある肌に仕上げることができます。

また、顔以外にも首やデコルテ、背中、二の腕などもエイジングケアの部位として人気があります。

ザロッポンギクリニックで取り扱っているケミカルピーリングの薬剤は、肌トラブルのリスクが少ない「レチノールピール」や皮脂分泌過多の改善も期待できる「サリチル酸マクロゴール」、5種類の酸を配合した「ミラノピール」など豊富で、皮膚の状態や体質に合わせて最適なものを選択できます。

♦ケミカルピーリング

  • 治療内容
    ピーリング:薬剤を塗布して皮膚の余分な角質を除去する治療
    ケアシス:電圧をかけて細胞と細胞の間に微細な穴を作り、その隙間から薬剤を浸透させる治療
    水光ショット:微細な針でスタンプのようにショットし薬剤を注入する治療
    ピコフラクショナル:レーザーで肌に点状の微細な穴を開けることで、肌細胞を刺激してコラーゲン生成を促進させる治療
  • 治療期間・回数
    サリチル酸マクロゴールピール:4回
    ケアシス:3回
    レチノピール:1回
    マイクロボトックス:1回
    ピコフラクショナル:1回
  • 費用 ※自由診療となります。
    サリチル酸マクロゴールピール:9,680円×4回
    ケアシス:13,200円×3回
    レチノピール:30,800
    マイクロボトックス:42,900
    ピコフラクショナル:44,000
  • リスク・副作用
    サリチル酸マクロゴールピール:ほてり感、赤み、かゆみ、皮膚のつっぱり感、かさつき
    ケアシス:接触皮膚炎、刺激性皮膚炎、炎症後色素沈着、赤み
    レチノピール:ほてり感、赤み、かゆみ、皮膚のつっぱり感、かさつき
    マイクロボトックス:赤み・ほてり・腫れ・圧痛・内出血
    ピコフラクショナル:疼痛・発赤・火傷・色素沈着・白斑・肝斑増悪・ざ瘡悪化の可能性

ケミカルピーリングのご相談ならザロッポンギクリニックまで

ケミカルピーリングは薬剤を皮膚に塗布するだけでエイジングケアや肌トラブルの改善が期待できる手軽な施術法です。

しかし、古い角質を剥離するために刺激の強い薬剤もあり、安全な施術を行うためには高度な専門知識をもち経験豊富な専門医に診てもらうことが大切です。

ザロッポンギクリニックではケミカルピーリングの施術実績が豊富で、これまで多くの患者様から高い満足度を獲得しています。

近所に信頼性の高い美容クリニックが見つからない、どこに相談すれば良いのか分からないという方は、ぜひ一度ザ・六本木クリニックまでお気軽にご相談ください。