糸リフトの仕組みとは?ダウンタイムやデメリットについて徹底解説
投稿日:2024.01.27/更新日:2024.03.23
加齢にともない肌のハリが失われ、シワやたるみに悩む方も少なくありません。
これらを解消するためには、肌に潤いを与えハリのある健康的な肌を取り戻すことが大切です。しかし、スキンケアは即効性が見込めず、改善しているのを実感しづらいという問題もあります。
今すぐにたるみを改善したいという方におすすめなのが、皮下組織に糸を通して引き上げる糸リフトです。
本記事では、糸リフトの仕組みや気になるダウンタイム、施術におけるリスクなども含めて詳しく解説します。
Contents
糸リフト(スレッドリフト)とは?
糸リフトは「スレッドリフト」ともよばれ、ポピュラーな美容整形術のひとつです。
その名の通り、施術には医療用の特殊な糸を使用します。この糸には一定間隔で「コグ」とよばれるトゲや“かえし”のようなものが付いており、皮下組織の内部に引っかかるようになっています。
皮下組織に糸を通した状態で引き上げることで、たるみやシワを改善したり、美しいフェイスラインへ整えたりすることができます。
皮下組織に糸を通すと聞くと、異物によって何らかの健康被害が生じるのではないかと不安を感じる方も多いですが、時間をかけて体内に吸収されていき、人体に影響のない素材で作られた糸もあるため安心です。
関連記事:糸リフト(スレッドリフト)の効果と持続期間は?ダウンタイムや失敗などのデメリットも解説
糸リフトの効果
糸リフトの施術を受けることで、どのような美容効果が期待できるのでしょうか。主な効果として、「物理的なリフトアップ効果」と「皮下組織への刺激による美肌効果」が挙げられます。
物理的なリフトアップ効果
冒頭でもご紹介した通り、糸リフトは皮下組織に特殊な糸を通し引っ張ることで、皮膚のリフトアップ(持ち上げる)が可能です。
加齢にともない肌のハリが失われると、重力によって皮膚が垂れ下がりシワやたるみが目立つようになります。
特に口もとはシワやたるみが顕著に現れやすく、ほうれい線やマリオネットラインに悩む方が少なくありません。
糸を皮下組織に通し物理的に引き上げることで、若々しい印象の顔に仕上げられます。
皮下組織への刺激による美肌効果
糸リフトには物理的に肌を引き上げる効果だけでなく、コグによって皮下組織が刺激されコラーゲンやエラスチンの生成を促す効果もあります。
これにより、体内に糸が吸収された後も肌のハリが保たれ、美肌や若返りといった副次的な効果も得られます。
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糸リフトのメリット
肌をリフトアップしシワやたるみを改善するためにはさまざまな施術方法があります。数ある施術のなかから、糸リフトを選択することでどういったメリットが期待できるのでしょうか。
即効性がある
マッサージやスキンケアでもリフトアップは可能ですが、これらは効果が現れるまでに時間を要し即効性が見込めません。
しかし、糸リフトは物理的に皮下組織を引き上げるため、即効性があり施術直後から効果を実感できるでしょう。
持続期間が長い
糸リフトで使用する医療用の糸は、皮下組織のなかで溶けるものと溶けないものがあります。
このうち、溶けない糸は2年から3年にわたって長期間効果が持続します。溶ける糸でも半年から2年程度は効果の持続が期待できます。
負担が少ない
皮膚の一部を切開し、引っ張った状態で縫合する切開リフトという施術法もありますが、メスを入れる必要があるため患者様の負担は増大します。
また、傷口が塞がるまでのダウンタイムも長く、施術直後は日常生活にさまざまな制約が生じます。
これに対し糸リフトの場合、メスを入れる必要がないため患者様への負担も少なく、すぐに普段通りの生活に戻ることができます。
予防的エイジングケアにもなる
切開リフトの場合、物理的なリフトアップ効果は得られますが美肌効果やエイジングケアは期待できません。
糸リフトは上記でも紹介した通り、皮下組織への刺激によってコラーゲンやエラスチンの生成量が増え、エイジングケアにもつながります。
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糸リフトの種類
糸リフトで使用する糸には溶ける糸と溶けない糸が存在するとご紹介しました。それぞれどういった特徴があり、何が違うのか詳しく解説しましょう。
溶ける糸
溶ける糸の持続期間は約半年から2年程度であり、溶けない糸に比べて短い傾向があります。
その一方で、体内に吸収された後に追加の糸を挿入しやすいほか、糸が溶ける段階でコラーゲンやエラスチンの生成が促進され美肌効果が期待できるメリットがあります。
総合的に比較した場合、溶けない糸に比べて溶ける糸のほうが利点が多いことから、多くの美容クリニックで採用されています。
溶けない糸
溶けない糸は体内に糸が残り続けるため、追加挿入をするたびに糸が増えて違和感が残ったり、追加挿入がしにくいという問題があります。
また、皮下組織で感染症が起こった場合には速やかに糸を抜かなければなりません。
一方、溶けない糸の最大の利点は持続期間が2〜3年と比較的長いことです。
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糸リフトのダウンタイムは?
糸リフトは外科手術に比べるとダウンタイムが少ないですが、まったくのゼロということではありません。
ダウンタイムの大まかな目安や症状、痛みが現れやすい部位をご紹介します。
ダウンタイムの期間
糸リフトの施術後は2〜3日程度にわたって痛みや内出血が続きます。痛みのピークは数日で落ち着きますが、内出血が治るまでは1週間程度の時間を要することが多いです。
施術前の状態まで完全に回復するまでは2〜3週間程度かかるでしょう。
主な症状
糸リフトのダウンタイム中は、上記で紹介したように痛みや内出血の症状が現れることが多いです。
また、それ以外にも施術部位のつっぱり感や肌の凹凸などが現れるケースもあります。
症状の内容や程度は施術部位の範囲、患者様の体質などによっても異なり、必ずしも上記すべての症状が現れるとは限りません。
症状が現れやすい部位
糸リフトのダウンタイム中は、特に頬や口腔内、こめかみなどの部位に痛みが現れやすくなります。
頬の皮下組織に糸を通して上部に引き上げるため、施術後しばらくは頬や口腔内に違和感や痛みを覚えることが多いです。
また、こめかみ部分は糸を挿入する部位でもあるため、傷口に痛みを感じやすくなります。
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糸リフトにデメリットはある?
外科手術に比べると患者様への負担が少なくダウンタイムも短い糸リフトですが、決してデメリットがゼロというわけではありません。
施術にあたって覚えておきたいデメリットやリスクをご紹介しましょう。
つっぱり感や凹凸が出る場合がある
ダウンタイムの症状でも紹介した通り、施術部位が突っ張った感じや肌の凹凸が生じることがあります。
多くの場合、これらの症状は一時的なものであり、糸が皮下組織に馴染んでくると徐々に回復していきます。
しかし、ダウンタイムが終わるまでは我慢しなければならず、ぎこちない表情になることもあるでしょう。
たるみが強い場合は効果が得られにくい
糸リフトは肌のたるみが軽度もしくは中程度の場合に効果を発揮しやすい施術法です。
加齢によって皮膚が大きく垂れ下がり、重度のたるみが見られる場合は糸リフトで十分な効果が得られないことがあります。
このような場合、糸リフトではなく外科手術による切開リフトも検討しなければなりません。
複数回の施術が必要となる
糸リフトの種類でも紹介したように、溶ける糸と溶けない糸いずれもリフトアップの効果は半永久的ではなく、半年から3年程度でもとの状態に戻ってしまいます。
そのため、効果を持続させるためには定期的に施術を受け続ける必要があります。
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ザロッポンギクリニックの糸リフト
ザロッポンギクリニックでは、皮膚のたるみやシワに悩む患者様のために「THE 6式スレッドリフト」という独自の糸リフトを提供しています。
施術前には専門医による丁寧なカウンセリングを行い、肌の状態を確認したうえで自然な状態に仕上がるよう、挿入する糸の種類や本数をご提案させていただきます。
また、使用する糸は3D構造のコグを採用し長期間の持続が可能な「アンカーMAX」や挿入時の痛みが少ない「VOVリフト」、強力なトゲと3Dメッシュが一体化した最新鋭の「テスリフトソフト」などバリエーションも豊富です。
いずれの糸も強度に優れており、少ない本数でも十分な効果が持続します。
FDA承認の体内に吸収される糸を使用しているため安全性が高く、さらにコラーゲンやエラスチンの生成を促進する働きもあるため、若返りと同時に美肌効果も得たいという方に最適といえるでしょう。
ザ・六本木クリニックの糸リフトにかかる費用は、使用する糸の種類によってもわずかに異なりますが1本あたり4万4,000円から6万6,000円です。
♦糸リフト
- 糸リフト4本
- 脂肪溶解注射5㏄
- リスク:糸リフト|内出血、疼痛、腫脹、左右差、引き攣れ、感染etc,,, 脂肪溶解注射|内出血、赤み、腫脹、浮腫みetc,,,
- 糸リフト1本|66,000
- 脂肪溶解注射1㏄|15,400
- モニター価格のご用意ございます。詳細はお問い合わせください。
ザロッポンギクリニックならダウンタイムの少ない糸リフトが可能
糸リフトはリフトアップを目的とした施術のなかでも比較的負担が少なく安全な方法といえます。しかし、ダウンタイムは数週間程度を要するため、日常生活に支障をきたすのではないかと不安に感じる方も少なくありません。
ザロッポンギクリニックでは痛みやダウンタイムを最小限に抑える施術を心がけており、内出血の少なさや仕上がりの美しさに定評があります。
また、局所麻酔や笑気麻酔などにも対応しているため、施術中の痛みに不安を感じる方も遠慮なくご相談いただけます。
さらに、皮膚のたるみが広範囲で仕上がりに不安がある方に対しても、再生医療注射や脂肪吸引など複数の施術を組み合わせることもできます。