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糸リフトの引きつれは仕方ない?いつまで続く?治す方法はある?

投稿日:2024.10.25/更新日:2024.11.17

メスを入れることなく手軽に受けられると評判の糸リフト。最近のたるみ治療、エイジングケアとして人気なのが糸リフトです。

糸リフトは、医療用の特殊な糸を皮膚の下の組織に入れ、年齢によるたるみ等が原因でハリを失ったフェイスラインをリフトアップし、お肌を正常な位置に戻します。

施術の直後からわかるくらいのたるみの引き上げ効果と、挿入した特殊な糸により、皮下組織内でコラーゲンが生成されて血流が良くなり、お肌の内面からハリが生まれる効果が期待出来ます。

実は糸リフトには、若返りの治療だけでなく「エイジングケア」としての効果も期待出来ます。

20代や30代の若い世代であっても、お肌のたるみの対策として糸リフトを受ける方も少なくありません。糸リフトによる小顔効果も期待出来ます。

機械を使った美容医療に比べ、頑固なたるみやほうれい線に効果が期待できる施術の一つです。

今回はそんな糸リフトを受ける際、注意しておきたい副作用についてご紹介しましょう。

糸リフトの施術後に気になる点として挙げられるのが「引きつれ」です。

これは多くの方に見られる副作用の一つであり、いわば糸リフトを受ける上では仕方がないと考えている方も多いでしょう。

つまり、糸リフトの施術後にひきつれの症状がでたからとしても、それは必ずしも失敗であるとは言えません。

ひきつれの症状は、ダウンタイム中に発生する症状です。施術後2~3日間がひきつれが起こりやすい時期です。

ダウンタイムのひきつれは、挿入した糸が馴染んでくるとその症状はやわらいでいきます。2週間〜1ヶ月も経つと収まっていることがほとんです。

糸リフトの引きつれがいつまで続くのか、また改善方法はあるのかについても解説します。

糸リフトの引きつれは仕方ない?

糸リフトは肌の下に専用の糸を通して引っ張り上げることで、皮膚のたるみや深いシワの改善を目指す施術です。

糸には小さな棘が付いており、これが皮膚の内部組織に引っかかることで効率的なリフトアップを可能としています。

ハイフなどの機械に比べて効果がその場で分かりやすく、重度のたるみやほうれい線にもアプローチできる施術の一つです。

皮膚の内部組織に棘を引っかけて持ち上げるということは、普段と比べて皮膚が引っ張られるということです。

つまり、施術が終わってからしばらくの間は多くの人が引きつれたような感覚を覚えることでしょう。

肌に糸がなじむと引きつれや違和感は次第に消失していきますが、表情を浮かべにくいなど、これまでとは異なる違和感に不安を覚える方もいるのではないでしょうか。

これらの症状は時間が経つにつれて気にならなくなりますが、あまりに気になる場合は施術を担当した医師へ相談しましょう。

関連記事:糸リフトの仕組みとは?ダウンタイムやデメリットについて徹底解説

糸リフトで引きつれが起こる原因

「皮膚が引っ張られることによって引きつれが起こる」といわれても、全ての人がそうであるとは限りません。

一体何が引きつれの原因となっているのかをあらかじめ知っておくことで、自身が糸リフトを受けた後に引きつれが起こった場合も落ち着いて対応できるでしょう。

皮膚が薄い場合

皮膚が厚い人に比べて、薄い人の方が糸リフトによる引きつれを感じやすいといえます。

これは皮膚が薄かったり脂肪が少なかったりすることで、神経や表情筋に糸が干渉しやすいのが原因といえます。

とはいえ、皮膚が薄い人に必ず引きつれが起こってしまうとは限りません。

体内に吸収される速度が速い種類や、棘の数が少なくリフトアップ効果がなだらかに続く糸などは、他の糸に比べて引きつれ感が出にくいといえます。

神経近くに糸が挿入された場合

引きつれのような違和感は、糸リフトを受ける際に糸や針が神経に触れてしまうことによって起こります。

糸リフトは「糸を入れれば良い」というものではなく、顔面の構造を熟知した医師が施術を行わなければなりません。

医師の技術

医師の技術が不足しているが故に、適切な位置に糸が入らなかったりして、過度に引きつれが起こってしまう場合があります。

クリニックを選ぶ際は糸リフトの施術件数にも注目し、経験豊富な医師の施術を受けることが大切です。

念入りなカウンセリングや診察を行い、医師と念入りにコミュニケーションが取れるクリニックを選ぶのがおすすめです。

糸リフトによる引きつれはいつまで続く?

糸リフトの施術後に引きつれが出ると、一体いつまで続くのか不安になる方も多いのではないでしょうか。

人前に出る仕事をしている方や、表情の違和感が気になる方などは特に、引きつれが続く期間の目安が気になるはずです。

多くの場合、糸リフトの引きつれは1週間から2週間で改善されます。長い方であっても1ヶ月ほどで症状が気にならなくなるでしょう。

引きつれ感があっても実際に表情が崩れていることは少ないため、過剰に周りの反応を心配する必要はありません。

稀に1ヶ月経っても引きつれ感が残っていたり、消失していくはずがどんどんと症状が強まるのを感じる場合は早めにクリニックへ相談しましょう。

関連記事:糸リフトのダウンタイムってどうなの!?いつまで続くの??

糸リフトの引きつれが気になる時はどうする?

糸リフトの引きつれが気になる場合、つい施術部位を触ったり引っ張ったりしてみたくなるものです。

とはいえ皮膚の内部には糸が入った状態であり、帰宅後に正しいケアをしなければ新たな副作用が出る可能性があるため注意が必要です。

悪化しない限りは様子を見る

糸リフトの施術後に引きつれが気になっても、症状が1ヶ月以上長引く場合や、日に日に強くなっていく場合以外は何もせず様子を見ましょう。

特に施術直後から数日の間は、痛みや腫れと共に引きつり感が強く出る場合があります。

鏡を見ながら他に違和感のある場所はないか、表情に違和感が出ているかなどを確認しておくのも良いでしょう。

摩擦や刺激を与えない

引きつり感があるとつい顔を触って確認したくなりますが、安易に患部へ刺激を加えるのはやめましょう。

肌の内部では糸により傷ができている状態のため、さらなる刺激を加えることで炎症が広がり、痛みや腫れといった症状が増す場合があります。

患部のチェックは必ず鏡を見て行うとともに、メイクや洗顔の際に皮膚を引っ張ったり、頬杖をついたりする癖も見直さなければなりません。

表情を大きく動かさない

糸リフトは時間をかけて肌へとなじんでいく施術であり、受けた直後は不安定な状態です。

顔を大きく動かして表情を作るのはもちろん、大きな口を開けたり、硬いものを思い切り噛んだりするのも避けた方が良いでしょう。

医師に相談する

1ヶ月ほど様子を見ても症状が変わらない場合や、どうしても引きつり感が気になってしまう場合、明らかに表情のバランスが悪くなったなど生活に支障をきたしている場合などは早い段階で医師に相談しましょう。

内出血を起こしている場合や、引きつり感の他に気になる症状が出てきた場合も同様です。

施術を受ける前はこのようなリスクについて医師からしっかりと説明を受け、万が一のトラブル時にどう対応すべきか確認しておくのも良いでしょう。

クリニックの中には、LINEなどのツールを使っていつでも気軽に相談できるところや、大手の医療機関と提携してトラブルに対応しているところもあります。

施術の出来だけでなく、リスク管理のしっかりしたクリニックを選ぶのもおすすめです。

ザロッポンギクリニックの糸リフト

ザロッポンギクリニックで行う糸リフトは、大きく分けてスレッドリフトとショッピングスレッドの2種類です。

いずれも施術後に多少の引きつれ感が表れる可能性がありますが、施術前にこのようなリスクについてしっかりと説明を行い、患者様に納得していただいた上で行っています。

不安な気持ちや不明点を残したまま施術に臨むことがないよう、念入りなカウンセリングを受けていただけるのもザロッポンギクリニックの特徴です。

施術内容金額
スレッドリフトショートスレッド 1本33,000円
ザロクスレッド 1本66,000円
1DAYナチュラルリフトプランオートクチュール腫れ止め点滴付き•睡眠麻酔orリラックス麻酔付き698,000円
1DAYナチュラルリフトプランプレミアム598,000円
1DAYナチュラルリフトプランスタンダード440,000円
1DAYナチュラルリフトプランミニマム350,000円
スレッドリフトオプションショッピングスレッド10本+エクソソーム部分手打ち3㏄110,000円
ショッピングスレッド30本110,000円
60本220,000円
100本330,000円

スレッドリフト

ザロッポンギクリニックで取り扱っているスレッドリフトは、通称「ザロク式スレッド」と呼ばれ、当院でも多数の患者様に選ばれている施術です。

棘の形状や強度に違いのある3種類の糸を使い分け、患者様にとってもっとも適切な施術をオーダーメイドで行っています。

ザロク式スレッドでは時間が経つにつれて体内に吸収される糸を使っているため、肌にダメージが及びにくく、より安全に挑戦できるのが特徴です。

糸そのものが吸収された後も、創傷治癒効果によって生成が促進されたコラーゲンやエラスチンによって、肌の内側から弾けるようなハリ感を得られるといったメリットもあります。

ショッピングスレッド

ショッピングスレッドで用いる糸は髪の毛よりも細く、これを施術部位に注入することで肌の内部にコラーゲンやエラスチンが増殖し、みずみずしくハリのある肌を目指すことが可能です。

糸の挿入には美容鍼の技術が用いられており、顔の血流を良くして細胞の生まれ変わりを促進するといった効果も期待できます。

年齢が上がるにつれて起こるターンオーバーの乱れが気になる方や、毛穴の開きなど広い範囲の悩みを抱えている方などにもおすすめです。

ショッピングスレッドに用いる糸はスレッドリフトのように棘が付いていないため、今回ご紹介しているような引きつり感は出にくいといえます。

症状の程度や部位によって糸の挿入方法を調節する必要があるため、より高い技術を有する医師を選ぶ必要があるでしょう。

関連記事:糸リフト(スレッドリフト)の効果と持続期間は?ダウンタイムや失敗などのデメリットも解説

まとめ

糸リフトがひきつれを起こす理由は、挿入する糸の種類、深さ、位置、本数やどこから挿入するかなどの要因が考えられます。

糸リフトは、患者様のたるみと脂肪の量、皮膚の薄さ、骨格や筋肉の左右差などの要素に合わせ、デザインや施術方法、内容を決める必要があります。

糸リフトの施術後は、引きつり感があっても即座に問題視する必要はありません。

1ヶ月経過してもひきつれが収まらない、もしくは悪化し痛みが強くなっている場合など施術を行った担当ドクターに相談しましょう。