目の下のクマをすぐに消す方法はある?マッサージは逆効果?
投稿日:2024.10.22/更新日:2024.10.22
単に目の下が色付いているだけで、疲れたり老けたりして見える厄介な「目の下のクマ」
人によって色味や原因が異なるため、それぞれ適切な対策を行う必要があります。
今回はそんな目の下のクマにはどんな種類があるのか、すぐに改善するためにはどんな方法をとるべきなのかについてご紹介します。
Contents
目の下にできるクマの種類と原因
一言で目の下のクマといっても、その種類は様々です。
「クマ=寝不足」といったイメージもありますが、全てが寝不足によるものではないため、しっかりと休息を取れば改善されるわけではありません。
自分のクマがどのようにできているのかをしっかりと把握し、まずはこれ以上悪化しないように注意することが大切です。
目の下のクマができるという症状には、病気の症状という可能性もあります。例えば、目の下のクマができる可能性として「貧血」などが考えられます。
青クマ
青クマの原因は、目の下の血管が皮膚を通して見える状態をいいます。
目の周りの皮膚は顔の中でも取り分け薄くデリケートなため、皮膚の内部にあるはずの血流も外から見えてしまうのです。
通常通り血液が流れていれば問題ありませんが、寝不足やストレス・冷えなどで血行が滞り、血液が停滞すると青クマになって表れるのです。
私たちの身体は血液が酸素や栄養素を運ぶことで成り立っていますが、寝不足やストレスによって血行が悪くなると、血液が青黒く見えてしまいます。
酸素や栄養素が行き渡った健康な身体を保つには、鮮やかな赤い血液がしっかりと流れている必要があるのです。
また、近年はスマートフォンやPC・タブレットの流行により、現代人は目を酷使しがちです。
こういった電子機器を見る時間が長い方は、目が疲れて血行が悪くなっていないかを確認しましょう。
茶クマ
茶クマはその名の通り目の下が茶色く色づいてしまった状態をいいます。
先程も触れたように、目の下は薄くデリケートなため、ほんの少しの刺激であっても大きなダメージを負ってしまいます。
紫外線や乾燥によるダメージだけでなく、日頃のメイクやクレンジング・洗顔によるダメージが蓄積し、色素沈着となっている場合も多いでしょう。
近年はアレルギー体質の方も多くなり、春や秋に花粉症の症状が出る方も増えてきています。
目のかゆみや充血が気になるあまりに擦ってしまうと、肌が刺激から細胞を守るためにメラニン色素を生み出し、結果として色素沈着が起こってしまうのです。
花粉症などで目がかゆいときは目薬を使うなど、擦らずに済む対策を考える必要があります。
さらに、茶クマの原因となるメラニン色素は、年齢を重ねるにつれて体外へ排出されにくくなるといった特徴があります。
これは肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が剥がれ落ちにくくなるのが原因です。
規則正しい生活で肌の生まれ変わりを促進し、新たな細胞をどんどんと作り出すことが大切です。
黒クマ
黒クマは実際に目元が黒ずんでいるのではなく、目の下のたるみや膨らみが影となっている状態をいいます。
これまでご紹介した3種類の中ではもっとも改善が難しく、セルフケアではほとんど効果が見込めないでしょう。
加齢によって目の下がたるむことでも起こるため、誰しもが経験しうるクマの種類といえます。
目の周りには「眼輪筋」と呼ばれる筋肉がありますが、これも老化によって衰えやすい筋肉の一つです。
筋肉が衰えると、その上に乗っているはずの脂肪や表皮・真皮などを支えきれなくなり、結果としてたるみを引き起こしてしまうでしょう。
真皮には同じく組織を支えているコラーゲンやエラスチンがありますが、これが老化や紫外線によって失われると、同じくたるみが起こります。
それぞれのクマの対処法
これまでにご紹介した通り、目の下のクマはそれぞれで原因が異なるため、原因に合った対処法を実行する必要があります。
セルフケアでは限界があるものの、今後症状が悪化したり、さらなる症状が出たりするのを防ぐためには欠かせません。
自分にできることをしっかりと学び、日々のケアに取り入れていきましょう。
青クマ
目の下の血行不良が原因となる場合が多い青クマは、患部を温め、血行を促進してあげると良いでしょう。
パッケージを開けるだけで使えるホットアイマスクを購入するのも良いですし、濡れたタオルをレンジで温めて使うのもおすすめです。
特に長時間電子機器を使った後などは、眼精疲労を取るためにも目元を温めると良いでしょう。
また、良質な睡眠は身体をしっかりと休めてくれます。
眼精疲労や脳疲労も休息によって改善するため、決められた時間にベッドに入ることを習慣づけましょう。
寝る前はスマートフォンなどの電子機器をなるべく使わず、スムーズに入眠できるよう工夫するのがおすすめです。
茶クマ
既に色素沈着を起こしている茶クマの場合、まずはこれ以上症状が悪化してしまうのを防ぐため、紫外線対策や乾燥対策を入念に行うのがおすすめです。
メイク時には目元ギリギリ間で日焼け止めを塗ったり、UVカット効果のある化粧品を使ったりして対策を行いましょう。
涙や汗などで日焼け止めが落ちた場合は、必ず塗り直してから外出することが大切です。
色素沈着をしてしまった細胞は漂白できないため、ターンオーバーを促進して排出を速めるのが効果的です。
まずは化粧水や乳液に保湿力の高いアイクリームをプラスし、乾燥によるダメージを防ぎましょう。
黒クマ
既に目立つ黒クマに悩んでいる場合、筋肉の衰えや皮膚のたるみにすぐさま効果を実感できるセルフケアはありません。
今後の症状を予防するため、まずは先程と同じように保湿力の高いアイテムでスキンケアを行いましょう。
筋肉の衰えが原因となっている黒クマは、眼輪筋のトレーニングを行うことで症状の悪化を防げる場合があります。
まずは目を細めた状態で上下のまぶたに力を入れ、そのまま10秒キープしましょう。
そして人差し指と中指の腹で目頭・目尻を抑え、軽く持ち上げる動作を繰り返します。
普段意識して使わない筋肉だからこそ、1日に1回でも良いためルーティン化してみてはいかがでしょうか。
クマを消す方法としてマッサージは逆効果?
目の下のクマについて調べてみると、セルフケアの方法として様々なマッサージ方法がヒットします。
何とか自分にできることを探そうとするあまり、むやみにマッサージを取り入れるのはやめましょう。
自分のクマに合った方法でなければ、却って症状を悪化させてしまう可能性があります。
目の下のクマに対しマッサージをしても良いのは「青クマ」のみです。
これは血行不良が原因であるため、マッサージによって血行を促進することで一時的な改善を目指せるためです。
もちろん血行不良の根本的な解決をする必要がありますが、第一の対策としてマッサージを取り入れるのも良いでしょう。
これに対し茶クマや黒クマは、マッサージによる刺激が症状を悪化させる危険性があります。
なぜなら、目の周りの皮膚は非常に薄いため、少しの刺激が摩擦となってダメージが蓄積し、色素沈着やシワの原因になると言われているからです。
茶クマの原因は色素沈着ですので、刺激を与えるとかえって逆効果となり、メラニン色素がさらに生成されてしまうおそれがあります。
黒クマはマッサージによって皮膚がたるむリスクに注意が必要です。
これらの改善を目指す場合はマッサージでなく、必要に応じて美容医療を検討するのがおすすめです。
関連記事:目の下のクマ取りでよくある失敗例と自分にあった方法の選び方
目の下のクマをすぐに消す方法はある?
マッサージの部分でご紹介したように、セルフケアで改善が見られるとすると、少しでも可能性があるのは青クマです。
これは血行不良が原因となるため、一時的なものであれば改善の可能性があるでしょう。
同時にストレスや眼精疲労など、血行不良の改善も行う必要があります。
一方の茶クマや黒クマはというと、セルフケアだけで原因を取り除くことは限りなく難しいでしょう。
茶クマにはイエロー系、黒クマにはパール配合のものなど、コンシーラーやハイライトを使ってカバーするのもおすすめです。
近年登場しているコスメの中にはカバー力が高いものも多いため、朝から夕方まで崩れずに綺麗な状態を保てます。
目の下のクマの改善に有効な美容施術
今回はザロッポンギクリニックで受けられる施術の中から、目の下のクマ改善に効果的だとされるものをピックアップしてご紹介します。
施術 | 内容 | 金額 |
切らない目の下の脱脂術 | プレミアム脱脂術+フォトナアイ2回分 | 840,000円 |
プレミアム脱脂術 | 脱脂+プレミアム脂肪注入目周りフルコース(目を綺麗に見せる)*睡眠麻酔代・シンエック・ダウンタイムセット・当日再診料込 | 770,000円 |
下眼瞼シワ取り | 下眼瞼シワ取り(余剰皮膚切除) | 495,000円 |
脱脂+下眼瞼シワ取り(余剰皮膚切除) | 660,000円 | |
ハムラ法 | 表ハムラ法 | 715,000円 |
裏ハムラ法 | 550,000円 |
切らない目の下の脱脂術
切らない目の下の脱脂術は、目の下に脂肪によるたるみがあり、黒クマができている方向けの施術です。
メスを入れないためダウンタイムの症状がほとんど見られず、施術直後から違和感のない仕上がりになるといったメリットがあります。
ザロッポンギクリニックではレーザーによるコラーゲンの生成促進を狙う「フォトナアイ」をプラスし、お得なプランになるよう設定しています。
プレミアム脱脂術
プレミアム脱脂術は、余分な脂肪を取るのと同時に、凹んだ部分に脂肪を注入することでバランスの良い仕上がりを目指す施術です。
ザロッポンギクリニックでは麻酔代などのオプション料金を全て含んだ価格設定となっているため、予算を立てやすいのが魅力です。
単に脂肪を取っただけでは不自然になってしまう方に向け、より違和感のない仕上がりを目指すため、美容医療を受けたことを知られたくない方にもおすすめです。
下眼瞼シワ取り
脂肪はほとんどついていないものの、皮膚だけがたるんでクマができている方向けの施術です。
下まぶた周辺のシワを切除するため、機械ではなかなか効果が見られない症状にもアプローチできるでしょう。
必要に応じて脱脂術を組み合わせ、脂肪を抜いた後に余った皮膚を切除する方法もご提案しています。
ハムラ法
目元の余った皮膚を引っ張り上げて目立たなくさせる方法であり、一般的に「表」もしくは「裏」のどちらかが使われています。
表ハムラ法は下まぶた周辺にメスを入れてそのまま引っ張り上げるため、たるみやシワの程度が大きい方におすすめです。
これに対し裏ハムラ法は、下まぶたの粘膜内にメスを入れるため、外側から傷跡が気にならないといったメリットがあります。
表ハムラ法ほど皮膚を持ち上げる力がないものの、涙袋を失う心配がないため、バランスの良い仕上がりになりやすいのも特徴です。
関連記事:目の下のクマ治療におすすめの方法とは?ダウンタイムや費用についても
目の下のクマのお悩みならザロッポンギクリニックまで
ザロッポンギクリニックではこれまでご紹介した外科的治療のほか、様々な施術を用いて目の下のクマ改善を目指します。
より手軽に改善したい方や、美容医療を受けるのが初めての方などは、ザロッポンギクリニックの似合わせヒアルロン酸がおすすめです。
注入治療の経験が豊富な医師が完全オーダーメイドで施術を行うため、いわゆる「ヒアルロン酸顔貌」にならず、自然な仕上がりを目指せます。
ヒアルロン酸に肌再生のはたらきが追加された「スネコス注射」も、目の下のクマに効果的な施術といえるでしょう。
茶クマや黒クマなど老化が原因の一つとして挙げられるものに対しては、ジュベルックなど細胞の生まれ変わりを促進する施術もおすすめです。
ジュベルックはコラーゲンやエラスチンの生成を促進するはたらきも期待できるため、内側からハリのある目元を目指せるでしょう。
目の下のクマはもちろん、乾燥によるちりめんジワや表情ジワの予防にも繋がります。
ヒアルロン酸ほど劇的な変化は必要ないものの、目の周りのように繊細な部位に違和感なく注入してほしいといった方にはベビーコラーゲンをご案内する場合があります。
これはヒアルロン酸よりも肌になじみやすく、細かな部位に適している点がメリットといえます。
ヒト由来のコラーゲンを使っているため拒否反応が起こりにくく、安心して使えるのも魅力といえるでしょう。
まとめ
目の下のクマの原因やクマの種類、その対策方法をお話しました。目の下のクマには「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」の種類に分かれます。
その原因も対策もそれぞれ違いがあり、ご自分での判断が困難なケースもあります。
間違った予防方法や症状の改善方法は、逆に目の下のクマを悪化させてしまうことがあります。
その症状の原因が何であるかが不明な状態で、いろいろな情報に振り回され、誤ったセルフケアをするのではなく、必ず一度は医療機関に行くことをお勧めします。
その中で、美容医療で解決できるものがあれば、丁寧なカウンセリングを行ってくれる美容クリニックを選ぶことが大切です。