ゴルゴラインの改善にはヒアルロン酸注射がおすすめ
投稿日:2024.10.22/更新日:2024.10.22
ほんの少しの変化で老けたり疲れたりして見えてしまう顔のトラブル。
中でも加齢によって目立ち始めるものが多く、改善方法について悩んでいる方も少なくありません。
今回は数ある顔のトラブルの中から、「ゴルゴライン」についてご紹介します。
Contents
ゴルゴラインとは
私たちが「ゴルゴライン」と呼んでいる症状は、正式にはミッドチークラインといい、ゴルゴラインとは目と頬の境目にある溝の線のことです。
目の下付近から頬にかけてくっきりとしたシワができてしまうのが特徴です。
人気漫画「ゴルゴ13」の主人公にもちょうど同じような線が描かれていることから、ゴルゴラインと呼ばれるようになりました。
顔は靭帯により、顔が動かないよう、たるまないように支えられています。靭帯が無ければ顔は揺れます。
靭帯がある箇所は、シワができやすく線がでやすいといえます。ゴルゴラインは、目と頬の境目にある靭帯によって出来た線になります。
ゴルゴラインが出来るのはこのような理由からになります。
人によって若い頃から目立つ方もいれば、年齢を重ねてもそれほど目立たない方もいるため、皆が一概にゴルゴラインが出てくるとはいえません。
しかし一度目立ち始めたゴルゴラインはセルフケアで改善を目指すのが難しく、正しい対処法を選ぶ必要があるでしょう。
人によってゴルゴラインができる原因が異なるため、症状の改善を目指すとともに、今後の悪化を防ぐための対策も重要となります。
ゴルゴラインは単なるシワと思われがちですが、実は少しあるだけでも顔の印象を大きく変えてしまいます。
実年齢よりも上に見えたり、何だか疲れているように思われたりすることが増え、症状が悪化するとメイクでのカバーも難しくなるでしょう。
関連記事:医療ハイフのリスクとは?施術前にしっておくべきメリット・デメリット
ゴルゴラインができる原因
一言でゴルゴラインといっても、人によってその原因は異なります。
年齢が若くてもゴルゴラインはできます、なぜならば靭帯の溝だからです。ポイントはゴルゴラインが、目立つか目立たないかどうかなのです。
症状の改善を目指すためには、原因に合った対策を取る必要があります。自身の顔を確認しながら、詳しい原因について調べてみましょう。
加齢による肌のたるみ
ゴルゴラインに悩む方の中で、もっとも多くの方が当てはまる原因が「加齢」です。
誰しもに平等に訪れる加齢の悩みは、時にはシミや肝斑となって、またある時にはゴルゴラインのようなシワとなって表れるでしょう。
加齢による肌の悩みは何年ものダメージが蓄積して表れているもののため、一朝一夕で改善することが難しいといった特徴があります。
加齢によって肌の水分量が失われると、肌内部の土台が崩れ、表皮や真皮を支えきれなくなってしまいます。
結果、肌がたるんでゴルゴラインのようなシワができやすくなるでしょう。
年齢を重ねることでコラーゲンやエラスチンが失われることはもちろん、慢性的な寝不足や電子機器を見る時間の多い方なども同様の症状が表れやすくなります。
若い頃であれば、一時肌が乾燥したとしても、化粧水などで補うことで再び健康な状態を目指せるでしょう。
これに対し年齢を重ねた肌は、そもそも肌に水分を貯め込む力が失われており、保湿をメインとしたケアを続けても劇的な改善は見込めません。
セルフケアだけでなく、必要に応じて美容医療を選択し、肌が元々持っている機能を改善する必要があるのです。
表情筋の衰え
表情筋とは、私たちの顔に張り巡らされている筋肉のことです。これらが繊細に動くことで、絶妙な表情の変化を可能としています。
この表情筋は加齢による衰えはもちろん、日頃顔の筋肉を動かさない方や、他人と会話する機会が少ない方も衰えやすいといわれています。
これらの原因によって表情筋の弾力がなくなると、筋肉が支えているはずの表皮や真皮が土台を失って崩れやすくなります。
ゴルゴラインの場合は、頬や目の周りの筋肉が衰えることによって表れやすいといえるでしょう。
口周りに比べて動かしにくい筋肉のため、日頃から意識して目や頬を動かし、筋肉の衰えを防ぐことが大切です。
紫外線によるコラーゲンの破壊
私たちの肌に大きなダメージを及ぼすのは、加齢だけではありません。
夏場はもちろん、年中降り注いでいる「紫外線」も、肌に悪影響を及ぼす原因の一つです。
日差しの強い日だけでなく、冬場や曇りの日であっても日焼け止めを塗り、肌の細胞一つひとつを守ることが大切です。
紫外線の影響は様々な形で表れますが、中でも「コラーゲンの破壊」は注意しなければならないポイントです。
肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンは、紫外線を浴びると変性したり破壊されたりしてしまうため、簡単に土台としての機能を失ってしまいます。
さらには大元となる母細胞に紫外線のダメージが及ぶことで、新たなコラーゲンやエラスチンが生まれにくくなってしまうでしょう。
母細胞が傷つけられると、再び正常なコラーゲンやエラスチンが生まれるまでには長い時間が必要となります。
この間は肌が土台を失った状態が続くため、表皮や真皮はたるみ、ゴルゴラインを始めとする肌トラブルが起こりやすくなってしまいます。
脂肪が縮むため
年齢を重ねて皮膚の下の脂肪、つまり皮下脂肪が萎縮する方がいます。若い時は皮膚の脂肪がしっかりとしているため、ゴルゴラインは隠せます。
ところが年を取って皮下脂肪が縮むと、隠れていたゴルゴライン(靭帯の溝)が目立ってきてしまうのです。
ゴルゴラインを改善するには?
ゴルゴラインの改善は一朝一夕で達成できるものではありません。
しかし、今の状態を少しでも改善させたり、今後症状が悪化するのを防いだりするために、自分でできるケアを続けることが大切です。
表情筋のトレーニング
表情筋の衰えは、若い世代であっても注意しなければならないポイントです。
加齢が気になる方だけでなく、リモートワークなどで人に会う機会が減った方や、笑ったり話したりする時間が少ないと感じる方は、積極的に表情筋を鍛えましょう。
どのトレーニングもすぐに効果が表れるものではないため、毎日少しずつ継続して行うことが大切です。
一つ目のトレーニングは、頬骨に人差し指を当て、筋肉の動きを意識しながら「う」「お」「あ」の口を作ることです。
う→お→あの順で繰り返し口を動かすと、頬周辺の筋肉が大きく動くのを感じられるでしょう。
それぞれの口の動きはできるだけ大きく、鏡を見ながら行うと効果的です。
二つ目のトレーニングは、人差し指と中指を開いて目頭・目尻にそれぞれ当てながら、目をゆっくりと瞬きすることです。
軽く負荷をかけながら目を動かすことで、眼輪筋のトレーニングに繋がります。
強く抑えすぎると目の周りのたるみに繋がってしまうため、あくまでも少し抑える程度に留めましょう。
適切なスキンケア
ゴルゴラインの悪化を防ぐためには、適切なスキンケアを行うことも大切です。
目の周りは顔の中でも乾燥によるダメージを受けやすい部位のため、保湿メインのスキンケアで肌を労わりましょう。
必要に応じてアイクリームなどをプラスし、しっかりと水分を補ってあげるのがおすすめです。
さらに、紫外線によるダメージをしっかりと防ぐことも重要なポイントです。
目の周りは皮膚が薄く、他の部位に比べて紫外線の影響を受けやすいという特徴があります。
日焼け止めを塗るのはもちろん、UVカット効果のある化粧品を使ったり、長時間外にいる際は塗り直しをしたりといった工夫を行いましょう。
メイクをした後、クレンジングや洗顔を行う際にも注意が必要です。
マスカラやアイライナーなど落としにくい部分は、摩擦が起こらないよう丁寧に洗顔を行いましょう。
摩擦によるダメージも、紫外線同様にゴルゴラインの悪化につながります。
美容医療
ゴルゴラインの改善を目指す場合、もっともおすすめなのは美容医療を検討することです。
美容医療といってもその種類は様々であり、自分の状態に合った方法を選ぶ必要があります。
ゴルゴラインなどシワやたるみの改善に力を入れているクリニックを選び、カウンセリングで医師と念入りに話し合いながら最適な施術を探しましょう。
数ある美容医療の中でも、ザロッポンギクリニックでおすすめしているのが「ヒアルロン酸注射」です。
続いての見出しでは、ザロッポンギクリニックで受けられるヒアルロン酸注射について、その特徴やメリットをご紹介しましょう。
ゴルゴラインにはヒアルロン酸注射が有効
ゴルゴラインの改善を目指したい方におすすめの美容医療が「ヒアルロン酸注射」です。
他の様々な美容医療と比較して、どんなメリットがあるのかについてご紹介します。
即効性が期待できる
ヒアルロン酸注射は入れた瞬間からシワ周辺がふっくらとして見えるため、即効性が期待できるといったメリットがあります。
中には鏡を見ながら、左右のバランスが整うように調整して注射を行うクリニックもあるでしょう。
気になる点はその場で指摘できるため、理想の状態により近づきやすいのも魅力的です。
ヒアルロン酸は時間が経つにつれて肌の内部に吸収される安全性の高い素材を使うのが一般的です。
1回よりも2回、2回よりも3回と継続して施術を受けることで、より効果が長持ちしやすいのがポイントです。
繰り返し来院する必要があるため、立地や料金・医師や看護師の話しやすさなどを加味し、通いやすいクリニックを探すのがおすすめです。
ダウンタイムや副作用がほとんどない
美容医療と聞くと、長いダウンタイムに耐えなければならないといったイメージのある方も多いのではないでしょうか。
ヒアルロン酸注射はダウンタイムがほとんどなく、施術後すぐに日常生活に復帰できるのがメリットといえます。
仕事が忙しく何日も続けて休みを取るのが難しい方や、接客業などで人前に出る機会が多い方なども安心して受けられるでしょう。
ダウンタイムや副作用がほとんどないヒアルロン酸注射ですが、中には以下のような症状が出る場合があります。
- しこり
- 赤み
- 腫れ
- 痛み
- 内出血
これらの症状はほとんどが数日~2週間程度で消失するため、過剰に心配する必要はありません。
こういった副作用についてもしっかりと説明を受け、事前に心の準備をしておくことで、安心して施術に臨めるようになります。
メリットだけでなくデメリットやリスクについてもしっかりと説明してくれる医師を選びましょう。
関連記事:ヒアルロン酸の効果とリスク|安全に使用するためには?
ザロッポンギクリニックのヒアルロン酸注射について
ザロッポンギクリニックのヒアルロン酸注射は、患者様一人ひとりの症状をしっかりと把握し、部位ごとに適切な量を注入する「似合わせヒアルロン酸」です。
決められた部位に決められた量を注入する施術に比べ、全体のバランスを見ながら施術ができるため、より自然な仕上がりを目指しやすいでしょう。
ヒアルロン酸注射のような注入治療であっても熟練の医師のみが担当するため、施術後に「思ったのと違う」などといったトラブルが起こりにくいのも特徴です。
オーバーフィラーチンダル現象といって、ヒアルロン酸注射でもっとも注意しなければならないのが、いわゆる「ヒアルロン酸顔」と呼ばれる特徴的な容貌になりやすいといった点です。
これは「入れれば入れるだけ美しくなれる」といった考えから、適切な量を超えてヒアルロン酸を注入してしまうことによって起こります。
ヒアルロン酸を入れすぎることをオーバーフィラーと呼びますが、これが原因でお顔のバンラスが崩れ、靭帯の食い込みが強くなり、さらに目立ってしまうなんてことがあります。
しかし、ザロッポンギクリニックでは患者様のご要望を第一に考えるとともに、客観的な美について一緒に考え、納得のいく仕上がりを目指すためにご相談させていただきます。
ヒアルロン酸注射でゴルゴラインを改善した症例
当院のヒアルロン酸注射でゴルゴラインを改善した症例についてご紹介します。
ヒアルロン酸注射の値段
施術 | 内容 | 料金 |
ゴルゴ線注射 | 132,000円 | |
似合わせヒアルロン酸 | ミニマム3本 通常 | 376,200円 |
ミニマム3本 モニター | 330,000円 | |
スタンダード5本 通常 | 561,000円 | |
スタンダード5本 モニター | 495,000円 | |
プレミアム8本 通常 | 844,800円 | |
プレミアム8本 モニター | 760,000円 | |
エグゼクティブ10本 通常 | 990,000円 | |
エグゼクティブ10本 モニター | 890,000円 | |
ヒアルロン酸 | ジュビダームビスタ® ボラックスXC | 132,000円 |
ジュビダームビスタ® ボリューマXC | 132,000円 | |
ジュビダームビスタ® ボリフトXC | 132,000円 | |
ジュビダームビスタ® ボルベラXC | 132,000円 | |
ジュビダームビスタ® ボライトXC | 132,000円 | |
ジュビダームビスタ® ウルトラプラスXC | 88,000円 | |
クレヴィエル コントア | 132,000円 | |
クレヴィエル プライム | 132,000円 | |
レスチレン® リフト™リド | 99,000円 | |
レスチレン® リド | 99,000円 | |
ウルトラディープ | 132,000円 | |
修正注射 | 1部位 | 110,000円 |
3回コース | 297,000円 | |
5回コース | 440,000円 |
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注射に関するよくある質問
ゴルゴラインへのヒアルロン酸に関して寄せられることの多いご質問に回答します。
ゴルゴラインへのヒアルロン酸は何cc注入する?
ヒアルロン酸注射は量によって料金が決まるクリニックも多いため、事前に何㏄注入するか把握しておくことが大切です。
具体的な量は医師が注入しながら決める場合もあるため、あくまでも目安として確認しておきましょう。
ヒアルロン酸は「なんとなく入れればいい」というものではないです。
ヒアルロン酸注射は、適切な分量を見極めること、お顔全体のバランスを見て行うことがとても大切です。
ゴルゴラインへのヒアルロン酸は、片側に0.5㏄程度注入して様子を見ることが多いといえます。
たるみや溝が深い場合などは、さらに0.1㏄ずつ注入し、理想の状態を目指すこともあるでしょう。
患者様によっては左右で症状に差が見られることもあるため、必ずしも左右に同量を注入するわけではありません。
多ければ多いほど良いと思われがちなヒアルロン酸ですが、多量に注入すると目の下に膨らみができ不自然な仕上がりとなる場合があります。
施術中は医師と仕上がりについて相談しながら、バランスの良い目元を目指しましょう。
ゴルゴラインへのヒアルロン酸注射で失明するリスクがある?
ゴルゴラインは目の周りにヒアルロン酸を注入するため、失明のリスクがあるのではないかと不安に感じる方も少なくありません。
ヒアルロン酸注射によって失明するリスクは確かにあり、施術前に必ず医師から説明があるはずです。
もちろん失明を含む様々なトラブルが起こらないよう、細心の注意を払って施術が行われますが、事前にリスクを知っておくことも重要だといえるでしょう。
ヒアルロン酸が血管内に入ってしまうと、血液の流れが妨げられ、その先にある組織へダメージが及びます。
顔には大切な血管がいくつも存在するため、これらを的確に把握している医師が施術を行う必要があります。
仮に失明などのトラブルが起こる場合、施術からそれほど時間が経たない内に症状が表れ始めるため、万が一のトラブルに即対応できるクリニックを選ぶことも大切です。
関連記事:目の下のクマ治療におすすめの方法とは?ダウンタイムや費用についても
まとめ
ゴルゴラインを防ぐ、もしくは改善させるためのセルフケアには限界があります。セルフケアでは、完全にゴルゴラインを改善させることは難しいです。
確実にゴルゴラインを消すことは不可能でしょう。しっかりと治したい場合は医療の力を借りる必要があります。
ゴルゴラインは多くの方が悩むトラブルである一方、自力での改善が難しい症状の一つです。
今回ご紹介したヒアルロン酸を始め、自分に合う対策を見つけることが大切です。
美容医療を受けると共に、保湿ケアや紫外線対策などを万全に行い、今後の症状悪化を防ぎましょう。