目の下にできたしこり・膨らみにお悩みの方へ|修正治療と除去方法のご案内 | 東京 六本木・恵比寿の美容皮膚科・美容外科 THE ROPPONGI CLINIC(ザロッポンギクリニック)
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目の下にできたしこり・膨らみにお悩みの方へ|修正治療と除去方法のご案内

投稿日:2025.07.08/更新日:2025.08.12

目の下のクマやたるみの改善を目的として美容医療を受けた結果、却ってしこりや膨らみが目立ってしまった、というお悩みを抱える方も少なくありません。

本記事ではこうした目の下のしこりや膨らみがなぜできてしまうのか、原因をはじめ習性治療や除去の方法までを詳しくご紹介します。

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目の下のしこりができる原因とは?

PRP+FGF注射(FGF入りのPRP注射)によって起こりやすい

PRP+FGF注射は、多血小板血漿(PRP)に繊維が細胞増殖因子(FGF)を加えた再生医療の一種です。

PRP単体での治療は比較的安全ですが、FGFを併用することで過剰な細胞増殖が起こり、組織が膨張・線維化することでしこりが形成される可能性があります。

特に目の下は皮膚が薄く繊細な部位であるため、注入のバランスや量に少しの差があるだけでもリスクが顕在化しやすいといえます。

施術前には副作用の可能性やトラブル時の対応についても、医師からしっかりと説明を受けておきましょう。

PRP・FGF治療が引き起こすリスク

PRP療法(多血小板血漿注射)

PRPは自身の血液を使用し、成長因子のはたらきで肌の再生を促す治療法です。

再生医療の中では「第3種再生医療等」に該当しており、実施する際は厚生労働省への届出が義務付けられていることから、一定基準の安全性が確保されているといえます。

PRP療法単体で目元にしこりができることはありませんが、次で触れるFGF注射との併用時は注意が必要です。

FGF注射(繊維が細胞増殖因子)

FGF注射は強力な細胞増殖作用をもつため、シワやたるみの改善に有効とされています。

しかし過剰反応によってコラーゲンの異常生成や組織の膨張が起こるリスクを秘めており、特に目の下のようなデリケートな部位では予期せぬ変化が起きやすいといえます。

施術後すぐに症状が出るとは限らない

FGF単体、もしくはPRPとFGFを組み合わせた施術の副作用は、施術直後から症状が出るとは限りません。

中には施術から数ヶ月~数年後に現れることがあり、患者様本人も治療と結び付けて考えにくい点に注意が必要です。

関連記事:再生医療の肌への効果とは|肌トラブルに別れを告げる次世代スキンケア

しこりは自然に消える?それとも除去が必要?

しこりの状態や症状の進行状況によって、経過観察が可能な場合もあれば、除去が必要なケースもあります。

しこりは自然に消えない

注入治療によって形成されたしこりは、自然に消失することはありません

むしろしこりが気になってヒアルロン酸や糸リフト・幹細胞などの注入治療を後から追加することにより、刺激が加わり膨らみが悪化するリスクもあります。

除去が必要なケース

以下は放置していても軽快が望めず、除去が必要となることが多いケースです。

  • 見た目に明らかなふくらみや変形がある
  • 触れると硬く、明確なしこりが生じている
  • 笑うとボコっと膨らむ

当院で行うしこり除去・修正注射のアプローチ

ザロッポンギクリニックでは、患者様のしこりや膨らみの状態に応じ、下記に挙げた修正治療を提供しています。

ヒアルロン酸溶解注射

しこりの正体がヒアルロン酸であれば、「ヒアルロニダーゼ」と呼ばれる酵素を注入することにより、自然に溶解させることが可能です。

ヒアルロン酸を溶かすだけで治療が完了するため、ダウンタイムもほとんどなく、簡単な注射で済む点が魅力的です。

ザロッポンギクリニックのヒアルロン酸溶解注射

修正注射

しこりや過度のふくらみすぎを、ボリュームを減らすことで修正する注射です。

  • 《治療回数・期間》:1回
  • 《費用》※自由診療となります:110,000円(税込)/1部位
  • 《リスク・副作用》:腫れ・赤み・内出血・皮膚の凹み

FGF単体、もしくはPRPとFGFの組み合わせによってできたしこりは、ヒアルロン酸とは異なる性質があるため、ヒアルロニダーゼでは効果が期待できません。

ザロッポンギクリニックでは独自のアプローチで調整された修正注射を用い、線維化組織を柔らかくし徐々に膨らみを改善させていきます。

ザロッポンギクリニックの修正注射

外科的除去

しこりが硬く注射では改善が難しい場合、外科的にしこりを取り除く必要があります。

いずれもしこりの正体や原因を正確に見極めるため、医師が直接患部を診察するとともに、丁寧なヒアリングで最適な施術をご提案します。

関連記事:脂肪溶解注射の効果とは?適用部位やリスクも解説

関連記事:脂肪溶解注射で顔がたるんだ?!後悔しないためのポイントとは

目の下の修正治療の症例紹介

目の下 しこり ふくらみ 修正注射
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よくある質問(FAQ)

目の下のしこりについて、いただくことの多いご質問に回答します。

目の下のしこりはどれくらいで消えますか?

治療内容によっても異なりますが、ヒアルロン酸溶解注射であれば1~2週間程度、修正注射であれば1~4週間かけて徐々に改善を目指します。

1回ではしこりが完全に消えない場合も多く、一般的には3~5回程度の施術が推奨されます

外科的除去であれば即時的な効果が見込めます。

目の下のしこりを除去する施術に保険は適用されますか?

基本的に美容目的の治療は自由診療扱いとなるため、保険は適用されません

目の下のしこりを除去する費用はどのくらいかかりますか?

ザロッポンギクリニックで受けられる目の下のしこり除去費用は以下の通りです。

  • 注射治療|ヒアルロン酸溶解注射 33,000円/1cc
  • 注射治療|修正注射 110,000円/1部位
  • 外科治療|FGF吸引治療 440,000円/1部位
  • 外科治療|FGF経結膜の下眼瞼 550,000円/1部位

目の下のクマ治療ならザロッポンギクリニックまで

目の下のしこりや膨らみは、「治療後だから仕方ない」と放置していても改善しにくい症状です。

見た目の印象だけでなく、患者様の心理的なストレスにもなるでしょう。

 

ザロッポンギクリニックでは、さまざまな美容施術はもちろんのこと、施術によって起こった副作用やトラブルに関してもあらゆる対処法をご用意しています。

まずは無料カウンセリングにお越しいただき、感じているお悩みや症状を詳しくご相談ください。

実際に目元の状態を医師が確認し、最適な治療方法をご提案します。

まとめ

目の下のしこりや膨らみは、FGFやPRPとFGFの組み合わせなどの美容注射後に起こりうる副作用です。

放置したり別の美容施術を受けたりすると悪化の危険性があるため、医師による適切な判断の元、修正治療を視野に入れておくとよいでしょう。

この記事の監修医師


THE ROPPONGI CLINIC  恵比寿院代表 長尾 沙也加

■詳しいプロフィールはこちらを参照してください。

経歴

●愛知医科大学 卒業
●国家公務員共済組合連合会東京共済病院
●東京医科歯科大学医学部附属病院
●湘南美容クリニック
●ノエル銀座クリニック

資格

●抗加齢学会専門医
●日本医師会認定産業医
●日本化粧品協会認定 コスメコンシェルジュ
●ミセスジャパン 全国大会 優勝
●ミセスジャパン 東京大会 準優勝
●アジアシュープリームペイジェント
●ミセスジャパン世界大会で日本人最多の7つのタイトル受賞
●一般社団法人分子整合栄養医学普及協会 第3期分子栄養学講座終了

所属

●日本美容外科学会
●日本皮膚科学会
●日本抗加齢学会
●日本化粧品学会
●予防医療研究会
●一般社団法人分子整合栄養医学普及協会