豊胸手術のヒアルロン酸のメリット・デメリット|長持ちさせる方法は?
投稿日:2023.07.11/更新日:2024.02.19
理想的なサイズ・形状のバストを手に入れるための手段として豊胸術があります。豊胸と聞くと手術をイメージする方も多いですが、切らない豊胸術の一つとしてヒアルロン酸注入があります。
本記事では、ヒアルロン酸注入はどの程度の効果が期待できるのか、手術を含めたほかの豊胸術との違いやリスクについて、メリット・デメリットの両面から詳しく解説していきます。
Contents
豊胸手術のひとつ「ヒアルロン酸注入」とは?
豊胸術のひとつであるヒアルロン酸注入とは、その名の通り、バストにヒアルロン酸を注入しボリュームを増やしバストアップを図る方法です。
そもそもヒアルロン酸とは体内に存在している物質であり、私たちの皮膚の保湿や細胞組織の維持に欠かせない成分です。
そのため、決して人体にとって影響のある有害な物質ではなく、豊胸術のなかでも安全性が高く後遺症などのリスクが少ない施術方法といえるのです。
ちなみに、豊胸術にはヒアルロン酸注入以外にも、シリコンバッグをバスト内部に挿入する方法や、患者自身の腹部や太ももなどから脂肪組織を吸引しバストに注入する脂肪注入豊胸術といった方法もあります。
豊胸手術におけるヒアルロン酸注入と脂肪注入の違い
上記で例に挙げた豊胸術のうち、ヒアルロン酸注入と同様に比較的リスクの低い方法として脂肪注入豊胸術があります。
両者にはどのような違いがあるのか、詳しく見てみましょう。
注入する物質の違い
上記でも紹介した通り、ヒアルロン酸はもともと私たちの体内に存在する物質ですが、豊胸に使用される医療用途のものは合成製剤です。
一方、脂肪注入は患者自身の体から採取した脂肪細胞を利用するという違いがあります。
施術後の効果持続期間
脂肪注入の場合、バストに注入した一部の脂肪が定着することで半永久的な永続効果を持ちます。
一方、ヒアルロン酸の場合は注入後体内で自然に分解されていくため、効果を持続させるためには定期的に注射を打たなければなりません。
施術時間とダウンタイム
ヒアルロン酸注入は一般的な注射と同様に短時間で施術が終わります。また、注射後は一時的な腫れや赤みなどが発生することはありますが、ダウンタイムはほぼありません。
これに対し脂肪注入の場合、まずは腹部や太ももなどから脂肪を採取した後、それをバストの内部に注入していくため、ヒアルロン酸注入に比べると施術時間が長く、ダウンタイムも1ヶ月から3ヶ月程度を要します。
▶︎豊胸手術の脂肪注入で後悔する理由や失敗例|定着させる方法は?
豊胸手術におけるヒアルロン酸注入のメリット・デメリット
さまざまな豊胸術があるなかで、ヒアルロン酸注入にはどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか。
メリット
ヒアルロン酸注入の主なメリットは以下の3点です。
手術時間とダウンタイムが短い
ヒアルロン酸の注入は迅速で、施術自体は10分程度で完了します。また、シリコンバッグ豊胸や脂肪注入豊胸術は1ヶ月以上のダウンタイムを要しますが、ヒアルロン酸注入はほとんどダウンタイムがありません。
そのため、施術後はすぐに日常生活に戻ることができます。
痛みが少ない
ヒアルロン酸注入は施術中にわずかな痛みがありますが、それ以外は特に痛みを感じることがありません。また、大きな手術傷が残るリスクもなく、手軽に施術を受けられます。
即効性が期待できる
ヒアルロン酸注射はバストのなかに物理的に注入する方法のため、施術直後から効果が現れ、即効性が期待できます。
デメリット
ヒアルロン酸注入の主なデメリットとして考えられることは以下の3点です。
効果の持続が一時的
ヒアルロン酸はもともと私たちの体内に存在する成分であることから、施術後は時間とともに体内で徐々に分解されていきます。そのため、豊胸効果は一時的であり、定期的な注射を継続していく必要があります。
長期的なコストがかかる
豊胸効果を継続するために定期的な施術が必要ということは、長期的なコストがかかることも意味します。特に豊胸を目的としたヒアルロン酸注射は保険適用外の診療であり、長期的に見ると高額なコストがかかる可能性もあります。
大幅なサイズアップには不向き
ヒアルロン酸による豊胸術は、1回で注入できる量が限られています。そのため、1カップ程度のサイズアップしか期待できず、大幅なサイズアップを希望する場合にはシリコンバッグなどの人工物を使用する方法が適しています。
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ヒアルロン酸注入による豊胸はどんな人におすすめ?
さまざまなメリット・デメリットのあるヒアルロン酸注入ですが、これらを総合的に判断したとき、どういった人に適しているのでしょうか。
手術が不安な人
シリコンバッグなどの人工物を体内に挿入するのを不安に感じたり、手術痕が残るのに抵抗を感じる人も多いでしょう。
ヒアルロン酸注入であれば注射だけで済むため、手術に比べてリスクや危険が少なく、豊胸が初めての方でも安心です。
わずかなサイズアップを求める人
理想のプロポーションを手に入れるために、バストの大幅なサイズアップができるのは魅力的ですが、その一方で周囲にバレることを恐れわずかなサイズアップに留めたいと考える人も少なくありません。
そのような人にとって、ヒアルロン酸注入は手軽でおすすめの施術方法といえるでしょう。
ヒアルロン酸注入の豊胸でよくある失敗例
ヒアルロン酸による豊胸術は比較的リスクの少ない方法ですが、その一方で施術に失敗するケースもあります。具体的にどういった失敗例があるのか、代表的なものを紹介しましょう。
不自然な形状に仕上がる
ヒアルロン酸注入できれいなバストアップを実現するためには、少量のヒアルロン酸をまんべんなく注入していくことが重要です。
しかし、豊胸術のノウハウや経験がないと、施術後のバストが不自然な形状になったり、一部にしこりや違和感が残ることもあります。
感染症のリスク
ヒアルロン酸の注射後は一時的に赤みや腫れなどが生じますが、多くの場合は当日中または数日間で緩和されます。
しかし、稀に注射の際に細菌が入り込んでしまうと、皮膚の内部で繁殖し感染症を引き起こす危険性もあります。
炎症が長期化すると抗生物質の投与をしなければならず、回復までに時間を要します。
ヒアルロン酸注入後に効果を長持ちさせる方法
ヒアルロン酸注射の豊胸効果の持続期間は個人差がありますが、なるべく長持ちさせるためにはどういった方法・ポイントがあるのでしょうか。
バストへの刺激やマッサージは控える
ヒアルロン酸の注射後は、バストに強い物理的刺激を与えたり、マッサージをしたりする行為は避けるようにしましょう。
ヒアルロン酸が体内の組織に馴染むには時間を要するため、1週間程度はバストが張ったような感覚を覚えることもありますが、さらに1週間程度すると徐々に馴染んで柔らかくなっていきます。
適切なサイズのブラジャーを使用し、できるだけ締め付けの強くないものを選ぶようにしましょう。
健康的で規則正しい生活を送る
ヒアルロン酸はもともと私たちの体内に存在する成分ですが、不規則な生活を送っているとヒアルロン酸が不足し、体内に吸収されていきます。
特に睡眠不足や運動不足、ストレスなどは大敵であることから、十分な睡眠と適度な運動を心がけるようにしましょう。
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豊胸術におけるヒアルロン酸注入は何ccが理想?
豊胸を目的としてヒアルロン酸を注射する場合、適切な量を守らないと健康上のリスクを伴うことがあり危険です。
そのため、少量のヒアルロン酸を複数回に分けて注入していくことになりますが、1回あたりの注射で何ccを注入できるのでしょうか。
希望するバストのサイズ感によっても異なりますが、1回あたりの注入量としては片側のみで10ccから100cc程度が限度となります。
特に豊胸術が初めての方は、まずは片側30cc程度からスタートするケースが多いです。
ザロッポンギクリニックの豊胸手術の特徴
理想のバストを手に入れるためには、豊胸術のノウハウや経験が豊富で信頼できる美容クリニックを選ぶことが大切です。
しかし、美容や医学の知識がない一般の人にとって、どの美容クリニックが信頼できるのか見極めることは非常に難しいものです。
もし、信頼性の高い美容クリニックが見つからない、あるいは豊胸術を受けるかどうか迷っている方は、ぜひ一度「ザロッポンギクリニック」までご相談ください。
乳房再建の外科手術経験もあるドクターが在籍しており、豊胸術今回紹介したヒアルロン酸注入だけでなく、シリコンバッグ挿入や脂肪注入豊胸術などさまざまな手法に対応できます。
まずは自分自身がどういった形状・サイズ感のバストになりたいのかを丁寧にカウンセリングしたうえで、理想の姿を実現するためのお手伝いをさせていただきます。
まとめ
今回紹介してきたように、ヒアルロン酸注入は豊胸術のなかでも手軽な方法であり、手術に比べると比較的リスクは少ないといえます。しかし、どのような施術法であってもリスクがゼロというわけではなく、実際にヒアルロン酸注入にもバストの形が崩れたり、感染症にかかったりといったリスクが考えられます。
このような危険が伴わないようにするためにも、まずは信頼できる美容クリニックに相談してみることが重要です。
THE ROPPONGI CLINIC 恵比寿院代表 長尾 沙也加
●愛知医科大学 卒業
●国家公務員共済組合連合会東京共済病院
●東京医科歯科大学医学部附属病院
●湘南美容クリニック
●ノエル銀座クリニック
●抗加齢学会専門医
●日本医師会認定産業医
●日本化粧品協会認定 コスメコンシェルジュ
●ミセスジャパン 全国大会 優勝
●ミセスジャパン 東京大会 準優勝
●アジアシュープリームペイジェント
●ミセスジャパン世界大会で日本人最多の7つのタイトル受賞
●一般社団法人分子整合栄養医学普及協会 第3期分子栄養学講座終了
●日本美容外科学会
●日本皮膚科学会
●日本抗加齢学会
●日本化粧品学会
●予防医療研究会
●一般社団法人分子整合栄養医学普及協会