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糸リフト(スレッドリフト)の効果と持続期間は?ダウンタイムや失敗などのデメリットも解説

投稿日:2023.09.02/更新日:2024.03.23

糸リフトとはスレッドリフトともよばれる美容整形術のひとつです。メスを入れる必要がないためダウンタイムも短く、身体への負担も少ない施術方法として注目されています。

しかし、具体的にどのような効果が得られるのか、効果はどの程度の期間持続するのか、失敗のリスクはないのかなど、さまざまな不安を感じる方も多いでしょう。

そこで本記事では、糸リフトの施術によって得られる効果や持続期間、ダウンタイムの過ごし方などを詳しく解説します。

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糸リフト(スレッドリフト)の効果

顔のシワやたるみを改善するためにはさまざまな施術方法がありますが、糸リフトは外科手術のようにメスを入れる必要がなく安全性にも優れていることが特徴です。その名の通り、糸で皮下組織を引っ張り上げることにより、顔のシワやたるみを改善することができます。

また、ヒアルロン酸注入などに比べても効果が高く、頑固なシワやたるみにも対応できます。

さらに、糸リフトの施術後は体内に糸が吸収されてなくなりますが、その過程においてコラーゲンが生成され、美肌再生効果も期待できます。

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糸リフト(スレッドリフト)に使用される主な素材

糸リフトの施術に必要な糸は特殊な医療用素材でできており、体内に吸収される素材そうでない素材に分けられます。

いずれの素材も、糸にはコグとよばれる突起がついており、これが皮膚組織の内部に引っかかることでリフトアップを可能にしています。

溶ける糸に使用されている素材

体内で溶けて吸収されるタイプの糸には、以下の素材が使用されています。

PDO

ポリジオキサノンともよばれ、コラーゲンの生成力が高いことからエイジングケアを目的に使用されることが多い素材です。半年から1年ほどで分解され、体内に吸収されます。

PLA

ポリ乳酸ともよばれ、植物由来の素材です。硬めの素材で体内に吸収されるには1年半ほどの時間を要しますが、頑固なシワやたるみも引っ張り上げられるメリットがあります。

PLLA

ポリ-L-乳酸ともよばれ、PLAと同様に硬めの素材です。

PCL

ポリカプロラクトンともよばれ、素材そのものは柔らかく施術もしやすいです。また、吸収されるまでに2年から3年程度の歳月を要し、その分持続期間も長い特徴があります。

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溶けない糸に使用されている素材

溶けない糸に使用されている素材としては、ポリエステルやシリコンといった素材が挙げられます。

これらは長年にわたって医療分野で使用されてきた実績があり、その分高い安全性が確立されています。

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糸リフト(スレッドリフト)の持続期間

糸リフトはヒアルロン酸注入などに比べると長い期間にわたって効果が持続しますが、それでも半永久的に持続するものではありません。

また、溶ける糸を使用するか、溶けない糸を使用するかによっても持続期間は変わってきます。

溶ける糸の持続期間

溶ける糸を使用した場合の持続期間は、一般的に半年から2年程度とされており、それ以降は徐々に効果が薄れていきます。

使用する糸の素材によっても持続期間は変わり、分解までの期間が長い素材ほど効果は長続きする傾向にあります。

溶けない糸の持続期間

ポリエステルやシリコンなどの溶けない素材でできた糸は、施術後2年から3年程度にわたって効果が続くとされています。

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糸リフト(スレッドリフト)にデメリットはある?

糸リフトによる美容整形術は外科手術に比べてリスクが少なく、さまざまなメリットがあります。

しかし、どのような施術方法であってもデメリットは存在し、それらをしっかりと把握したうえで治療法を選択しなければなりません。

糸リフトには具体的にどういったデメリットが考えられるのでしょうか。

定期的な施術が必要

上記でも紹介した通り、糸リフトの効果は半永久的なものではないことから、効果を持続させるためには少なくとも数年おきの施術が必要です。

施術にかかる費用や時間、身体への負担を考えると、大きなデメリットといえるでしょう。

たるみの状況によっては十分な効果が得られないことがある

糸リフトは、あらゆる状況において効果が得られるとは限りません。特に加齢によって強いたるみが現れている場合、糸の力だけで皮膚を引っ張り上げることは困難で、施術を行うことで逆に不自然な仕上がりになることがあります。

このような場合、外科手術も含めたほかの方法を検討する必要があるでしょう。

糸リフトは外科手術と同時に行うケースが多いので、例えば、

  • 脂肪吸引(外科手術)と糸リフトの組み合わせ
  • バッカルファット(外科手術)と糸リフトの組み合わせ

などが考えられます。

痛み・腫れ・肌の異常などが生じるリスク

糸リフトの施術には麻酔を行うのが一般的ですが、注射の際に痛みを感じたり、施術後に腫れ赤みが生じたりすることがあります。

また、施術を行った部分に凹凸ができたり、引きつった感覚が残ったりするケースも少なくありません。

糸リフト(スレッドリフト)のダウンタイム

糸リフトは外科手術に比べるとダウンタイムが少ないというメリットがあります。しかし、ダウンタイムが一切ないということではなく、一定期間にわたって何らかの影響は出ます。

具体的にどういった症状が現れるのか、ダウンタイム中の過ごし方もあわせて紹介しましょう。

施術後の状態

施術直後から数日間は、腫れやむくみが出る場合がほとんどであり、話しにくく感じることが多いです。

腫れやむくみは麻酔の強さによって比例し、麻酔液の量が多いほど腫れは強く現れます

施術直後は特にデリケートな状態であるため、安静に過ごすことが重要です。

施術後1週間

施術が終わってから数日から1週間程度が経過すると、徐々に腫れやむくみが引いてきます。

シャワーやメイクなども可能となり、ある程度の日常生活は送れるようになるでしょう。ただし、激しい運動や飲酒は出血のリスクが高まるため控える必要があります。

1週間程度が経過しても腫れや赤み、むくみが解消されない場合には医師の診察を受けることがおすすめです。

施術後2週間

施術から2週間程度が経過すると、腫れやむくみが完全に落ち着き正常な状態に戻ります。

また、リフトアップの効果も感じやすくなり、運動や飲酒などの制限も完全になくなります

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糸リフト(スレッドリフト)でよくある失敗例

糸リフトは美容整形のなかでも比較的リスクが少ない方法ですが、稀に失敗するケースも見られます。どういった失敗例があるのか、典型的な例をいくつか紹介しましょう。

顔の引きつり

糸リフトで引っ張り上げる力が強すぎると、顔が引きつり不自然な表情となることがあります。上記でも紹介したように、施術後1週間頃までは腫れやむくみが現れることがありますが、糸リフトは通常、1ヶ月ほど経つと、腫れやむくみなどは落ち着きます。ただし、1ヶ月経っても腫れやむくみ、痛みなどが続く場合は、糸リフトの整形を行ったクリニックへすぐに相談しましょう。

肌の凹凸

糸リフトで自然な仕上がりにするためには、皮膚組織内部の一定の深さへ糸を挿入しなければなりません。しかし、ドクターの技術力が不足していると、深さが一定にならず一部に凹凸が生じることがあります。

髪が抜ける

額や目元のシワやたるみを改善するためには、髪の生え際のあたりから糸を挿入していきます。しかし、この際に誤って毛根を傷つけてしまうと、髪が抜けてきて再び生えてこなくなることがあります。

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自分に合った糸リフト(スレッドリフト)の選び方

糸リフトを選択する理由は人によってもさまざまで、肌の状態や症状によっても変わってきます。どういった場合にどの種類・素材を選択すべきなのか、一例を紹介しましょう。

肌のハリを取り戻したい方にはPDO

加齢にともない肌のハリが失われてきたと悩んでいる方にはPDOがおすすめです。糸リフトの素材として長年使用されてきた実績があり、安全性にも優れているほか、コラーゲンの生成力が高いことから若々しい肌を取り戻せる効果も期待できます。

持続効果は半年から1年程度と短いですが、だからこそ糸リフトが初めての方でも安心して使用できるでしょう。

頑固なたるみを改善したい方にはPLLA

これまでヒアルロン酸注入や柔らかい素材の糸リフトを試してきたものの、思うような効果が得られなかった方には、PLLAがおすすめです。

比較的硬い素材のため引っ張り上げる力が強く、頑固なたるみの改善効果も期待できます。

効果をできるだけ長持ちさせたい方にはPCL

仕事や家事などに忙しく、一度の施術でできるだけ効果を持続させたい方にはPCLがおすすめです。

2年から3年程度の持続期間が期待でき、素材も比較的柔らかいため表情が不自然になるリスクも低いでしょう。

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ザロッポンギクリニックのTHE 6式スレッドリフトの特徴

糸リフトの施術はさまざまな美容クリニックで行われていますが、ザロッポンギクリニックでは最新式の「THE 6式スレッドリフト」を提供しています。

施術時間はわずか30〜40分程度で済み、スレッド1本あたりの施術価格は6万6,000円と安価です。特に持続期間の長いPCL素材を使用した「アンカーMAX」は、トゲの形状が長いためたるんだ組織をしっかりと持ち上げられ、優れたリフトアップ効果をもたらします。

また、同様にPCL素材を使用した「VOVリフト」は、スレッドの端部に丸みを帯びた加工を施しているため施術時の痛みが少なく安心です。

さらに、PDO素材の一種である最新の特殊糸を使用した「テスリフトソフト」は、リフトアップだけでなくコラーゲンの生成力にも優れており、美肌再生効果が期待できます。

ザロッポンギクリニック恵比寿院 院長の長尾沙也加ドクターは、糸リフトの施術を得意としており、その人の状態に合った最適な施術方法を提案することはもちろん、ダウンタイムの短さや術後のアフターケアまできめ細やかなフォローも行っています。

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糸リフト効果と持続時間:症例写真

◆糸リフト

  • 糸リフト4本
  • 脂肪溶解注射5㏄
  • リスク:糸リフト|内出血、疼痛、腫脹、左右差、引き攣れ、感染etc,,, 脂肪溶解注射|内出血、赤み、腫脹、浮腫みetc,,,
  • 糸リフト1本|66,000
  • 脂肪溶解注射1㏄|15,400
  • モニター価格のご用意ございます。詳細はお問い合わせください。

まとめ

一口に糸リフトといってもさまざまな素材があり、改善したい症状や肌の状態によっても最適な素材は異なります。

また、比較的ダウンタイムの期間は短いものの、施術直後から数週間は腫れや赤み、むくみなどが現れるほか、入浴や飲酒、運動などの行動制限もあります。

このようなデメリットにも目を向けながら、自分にとって最適な施術方法を医師と相談しながら検討してみましょう。

この記事の監修医師

THE ROPPONGI CLINIC  恵比寿院代表 長尾 沙也加
■詳しいプロフィールはこちらを参照してください。

経歴

●愛知医科大学 卒業
●国家公務員共済組合連合会東京共済病院
●東京医科歯科大学医学部附属病院
●湘南美容クリニック
●ノエル銀座クリニック

資格

●抗加齢学会専門医
●日本医師会認定産業医
●日本化粧品協会認定 コスメコンシェルジュ
●ミセスジャパン 全国大会 優勝
●ミセスジャパン 東京大会 準優勝
●アジアシュープリームペイジェント
●ミセスジャパン世界大会で日本人最多の7つのタイトル受賞
●一般社団法人分子整合栄養医学普及協会 第3期分子栄養学講座終了

所属

●日本美容外科学会
●日本皮膚科学会
●日本抗加齢学会
●日本化粧品学会
●予防医療研究会
●一般社団法人分子整合栄養医学普及協会