ダーマペンがニキビ跡や毛穴に効果がある理由!目安の回数も紹介
投稿日:2023.12.05/更新日:2024.07.12
ニキビ跡や毛穴の開きが目立つと顔の印象が変わり、自然と表情も暗くなってしまうものです。
一般的には正しいスキンケアを行うことが求められますが、肌の状態によってはそれだけで解決できないケースもあるでしょう。
そこで、ニキビ跡や毛穴の治療の選択肢となるのが「ダーマペン」です。本記事では、ダーマペンを検討している方に向けて、早く治すためのポイントや目安となる施術回数・頻度などを詳しく解説します。
Contents
ダーマペンが毛穴に効果がある理由
ダーマペンはシワやたるみ、肌荒れの解消などに効果を発揮する施術法として知られていますが、毛穴を引き締め目立たなくする効果もあります。
毛穴の開きはさまざまな原因が考えられますが、特に多いのが肌の乾燥や皮脂・汚れなどの蓄積です。
健康な肌であれば肌に適度な潤いが生まれるほか、新陳代謝(ターンオーバー)によって皮脂や汚れ、古い角質が排出され毛穴が目立ちにくくなりますが、スキンケアの不足や生活習慣、周囲の環境などさまざまな要因によって毛穴が開き、目立つことがあります。
ダーマペンはマイクロニードルとよばれる微細な針を皮膚に刺し、美容成分などを内部に直接浸透させることで、ターンオーバーを促進し健康な肌を維持する効果が見込めます。これにより、毛穴も引き締まり目立ちにくくなるのです。
ダーマペンの効果が期待できるニキビ跡
ターンオーバーを促進するダーマペンは、毛穴の開きだけでなくニキビ跡の治療にも効果を発揮します。一口にニキビ跡といってもさまざまな種類・パターンがありますが、具体的にどのようなケースに効果的なのでしょうか。
色素沈着のニキビ跡
色素沈着のニキビ跡は、メラニンとよばれる色素が皮膚の内部に沈着し、シミのように茶色く変色して残るものを指します。
色素沈着を改善するためには正常なターンオーバーを取り戻すことが重要であり、これによって皮膚の内部に沈着したメラニン色素を排出し正常化できます。
ただし、色素沈着のニキビ跡は一度の施術で改善できるものではなく、複数回にわたって施術を繰り返すことで徐々に改善していくことが多いです。
クレーターのニキビ跡
クレーターのニキビ跡とは、皮膚の表面にクレーター状の凹みが現れるものを指します。
これを改善するためには皮膚の再生を促す必要があり、コラーゲンの生成が不可欠です。マイクロニードルで皮膚に微細な穴を開けた後、コラーゲンやエラスチンといった美容成分を浸透させることで正常な肌を取り戻せます。
膨らみのニキビ跡
クレーターとは対照的に、一部が膨らんでニキビ跡として残ることがあります。ニキビ跡を修復するためにコラーゲンが過剰に分泌された場合に発生することが多いですが、これもダーマペンによって肌のターンオーバーを正常化することで改善できる可能性があります。
ニキビ跡の治療でダーマペンとフラクショナルレーザーならどちらがおすすめ?
ニキビ跡の治療にはダーマペンのほかにフラクショナルレーザーが用いられることがあります。
フラクショナルレーザーとは、特殊なレーザーを照射することで皮膚に刺激を与え、ターンオーバーを促す治療法です。
ダーマペンと同様、フラクショナルレーザーも皮膚へ刺激を与えるという点では共通していますが、ニキビ跡の治療で効果が現れやすいのはフラクショナルレーザーといわれています。
ただし、フラクショナルレーザーの施術後は照射部位にかさぶたが現れ、ダウンタイムも長期化しやすいという側面もあります。
即効性や治療効果を優先するのであればフラクショナルレーザーがおすすめですが、施術後の痛みや腫れ、赤みなどのダウンタイムを軽減したい場合にはダーマペンが適しているといえるでしょう。
ダーマペンの効果を実感できる回数の目安は?
ダーマペンは即効性があるものではなく、繰り返し施術を受けることで徐々に肌の状態が改善していきます。毛穴の引き締めやニキビ跡の治療では、どの程度の施術回数が目安となるのでしょうか。
毛穴
毛穴の開きが気になる場合には、少なくとも3回以上の施術で効果を実感できる場合が多いようです。
ただし、皮脂や汚れが大量に詰まっている場合や、体質によっては4回、5回と施術を繰り返さないと効果を実感できないこともあるでしょう。
ニキビ跡
ニキビ跡の治療は状態によっても回数は変わってきます。
たとえば、薄い色素沈着のニキビ跡や膨らみのあるニキビ跡であれば3回程度で効果を実感できることが多いですが、クレーター状のニキビ跡の治療には少なくとも5回以上の施術が必要となる場合が多いです。
これはあくまでも目安であり、肌の状態や体質によっては上記の回数以上の施術が必要になることもあります。
ダーマペンでニキビ跡・毛穴を早く治すための方法
ダーマペンの施術を受けた人の感想や口コミを調べてみると、ニキビ跡や毛穴の開きがなかなか改善しなかったり、効果が現れるまでに長い期間を要したという内容を目にすることがあります。
できるだけ早く治すためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
適切なアフターケア
ダーマペンの施術後は肌にダメージが加わり、デリケートな状態になっています。洗顔やクレンジング、汗を拭く際などにゴシゴシと強い力で擦ってしまうと、摩擦によって肌がボロボロになります。
洗顔やクレンジングはたっぷりの泡で汚れを吸着させるイメージで行い、拭き上げる際にはタオルを軽く押し当てて水分を吸収させましょう。
紫外線対策
皮膚にダメージが加わるのは摩擦だけでなく、紫外線も大きな要因となります。
特にダーマペンの施術後、デリケートな状態の肌に強い紫外線が当たると、肌のバリア機能が失われ乾燥したり、色素沈着が起こったりすることもあります。
紫外線と聞くと夏の季節をイメージする方も多いと思いますが、それ以外の季節や曇り空の日でも紫外線は降り注いでいるため、帽子や日傘などで皮膚を保護することが大切です。
保湿・乾燥対策
デリケートな状態の肌は水分が蒸発しやすく、保湿・乾燥対策を怠ってしまうと肌がボロボロになることがあります。
特に就寝前には化粧水や乳液、クリームなどを活用し肌に十分な潤いを与えておきましょう。
ただし、「アルコール」や「グリコール酸」、「サリチル酸」、「レチノール」、「トレチノイン」などの成分は肌へ刺激が加わってしまうため、これらが配合されていないスキンケアアイテムが理想的です。
美容成分薬剤との併用
ダーマペンの施術にあたっては、さまざまな美容効果が期待できる薬剤を併用することもできます。
美容クリニックによっても取り扱いのある薬剤はさまざまですが、ニキビ跡や毛穴の引き締め効果を得るのであれば高濃度ヒアルロン酸が配合された薬剤がおすすめです。
関連記事:ダーマペンでよくある失敗とは?後悔しないためのポイントも紹介
ダーマペン以外でニキビ跡・毛穴を治すための美容治療は?
ダーマペンと比較されることが多い治療法のひとつとして、ポテンツァが挙げられます。
こちらもニキビ跡や毛穴の開きを改善するために有効な方法であり、マイクロニードルに加えて高周波(RF)照射を組み合わせて施術を行います。
1回あたりの施術費用は高額ですが、高周波(RF)を照射することで皮膚の深部までアプローチでき、ダーマペンよりも広範囲かつさまざまな皮膚の悩みに対応できる特徴があります。
ただし、小鼻や目もと、口もとなど、細かな部位の施術にはダーマペンのほうが適している場合が多く、すべてのケースにおいてポテンツァが最適とはいえません。
また、ダーマペンもポテンツァも高度な技術と専門性が求められることから、専門医と相談のうえ最適な治療法を選択することが大切です。
関連記事:ポテンツァの効果はいつから?効果がない人の特徴についても解説
ザロッポンギクリニックのダーマペンの特徴
ダーマペンの施術は数多くの美容クリニックで提供されています。ザロッポンギクリニックもそのなかのひとつで、「ダーマペン4」という最新の機器を導入済みです。
ダーマペン単体としての施術はもちろんのこと、肌の悩みに対応するさまざまな薬剤を併用することで施術効果を最大限まで高めることができます。
また、最新機器の「ダーマペン4」は従来に比べて出血や痛みが少なく、1回あたりの施術は10〜20分程度で完了します。そのため、仕事帰りにも気軽に立ち寄ることができ、時間を有効に活用できるでしょう。
気になる施術費用ですが、ザロッポンギクリニックでは1回あたり2万2,000円から提供しており、さらにお得な5回・10回コースのお申し込みも可能です。
当院にはダーマペンやポテンツァの施術経験が豊富な専門医が在籍しており、丁寧なカウンセリングから最適な治療・施術プランをご提案させていただきます。
♦毛穴改善治療
- 治療内容
ピコフラクショナル:レーザーで肌に点状の微細な穴を開けることで、肌細胞を刺激してコラーゲン生成を促進させる治療
ダーマペン:肌に微細な穴をあけて肌本来の自然治癒力高める治療 - 治療期間・回数
6ヶ月×6回 - 費用 ※自由診療となります。
ピコフラクショナル(ハリ・毛穴×6回)合計¥264,000
ダーマペン+(エクソソーム×6回)合計¥495,000 - リスク・副作用
ピコフラクショナル:赤み、熱感、点状出血、色素沈着、かさぶた
ダーマペン:赤み、熱感、出血、色素沈着、かさぶた
まとめ
毛穴の開きやニキビ跡が目立つと顔の印象が大きく変わり、ネガティブなイメージを抱かれることもあります。
スキンケアを心がけているのに改善できない、あるいは治療をしても変わらないと諦めている方も多いと思いますが、そのような人にこそダーマペンはおすすめです。
皮膚の内部からターンオーバーを促すことで、スキンケアだけでは改善できなかった肌の悩みを解消できる可能性があります。
ダーマペンはマイクロニードルの長さを細かく調整しなければならないほか、施術においても高度な技術が要求されるため、信頼性の高い美容クリニックを選ぶことが大切です。