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顔のパーツにコンプレックスを抱く方のなかには、鼻が大きく強調されて見える「にんにく鼻」に悩むケースが少なくありません。

にんにく鼻を改善するためにはどういった方法があるのでしょうか。

本記事では、美容クリニックで受けられるにんにく鼻の治療法や、悪化させないために手軽にできるマッサージの方法などもあわせてご紹介します。

にんにく鼻とは

にんにく鼻とは、鼻の先端および中心部分が大きく丸みを帯び、小鼻も横に広がった鼻のことを指します。

その名の通り、鼻全体がにんにくのような形状をしており、顔全体のバランスに対して鼻が大きく強調されて見えることからコンプレックスを抱く方が少なくありません。

特に日本人は欧米人に比べて鼻が低いこともあり、にんにく鼻に悩む方は多いです。

ちなみに、にんにく鼻は”だんご鼻”や”あぐら鼻”と混同されがちですが、それぞれ以下のような違いがあります。

• だんご鼻：鼻の先端および中心部分が大きく丸みを帯びている
• あぐら鼻：小鼻が横に広がり、厚みがある
• にんにく鼻：だんご鼻とあぐら鼻の両方の特徴をもっている

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にんにく鼻になってしまう原因とパターン

にんにく鼻になってしまうのはなぜなのでしょうか。考えられる主な原因をいくつかご紹介します。

パターン①大鼻翼軟骨が潰れている・横に広がっている

そもそも、私たちの鼻は大鼻翼軟骨という左右1対の軟骨の上に脂肪組織があり、その上に皮膚が覆われています。

鼻の骨格を形成している大鼻翼軟骨が何らかの理由によって潰れていたり、横に広がっていたりすると小鼻が横に張り出し、にんにく鼻やあぐら鼻を形成する原因となります。

パターン②脂肪組織が厚い

軟骨組織そのものが正常な形であっても、その上を覆っている脂肪の組織が厚いと全体的なボリュームが増え、にんにく鼻に見えてしまうことがあります。

パターン③皮膚が厚い

脂肪組織の外側を覆っている皮膚の厚みも、にんにく鼻を形成する原因となることがあります。

にんにく鼻の治し方

コンプレックスを解消するために、にんにく鼻を治すにはどういった方法があるのでしょうか。

根本的な原因を解決するには整形手術が必要ですが、人によって異なる鼻の形や大きさに合わせてさまざまな施術を検討する必要があります。

全鼻整形（鼻全体のバランスを整える）

全鼻整形とは、さまざまな術式を組み合わせ、その人にとって最適な治療を提供する施術法です。

特に、にんにく鼻は鼻先や小鼻、鼻筋など全体的にボリュームが大きいことから、複数の術式を併用するケースも少なくありません。

具体的にどこをどのように治せば良いのか分からない方や、他院修正をお願いしたい方などにもおすすめです。

リスク・副作用	施術法によって異なります
ダウンタイム	施術法によって異なります
費用	応相談※他院修正の場合：セカンドオピニオン料　11,000円

鼻尖形成術（鼻先を細くする・形を整える）

丸みを帯びた鼻先を細くし、形を整えるために行われるのが鼻尖形成術です。

だんご鼻を改善する際にも行われることが多く、鼻整形の代表的な術式のひとつです。

ザロッポンギクリニックでは、患者様自身から採取した鼻中隔軟骨や耳介軟骨などを鼻に移植することもでき、副作用のリスクが少ないメリットがあります。

リスク・副作用	術後の痛み・腫れ・赤み・内出血色素沈着傷跡が残る可能性がある
ダウンタイム	1ヶ月程度
費用	495,000円

その他の手術

にんにく鼻の治療は、基本的に鼻尖形成術の適応となるケースが多いですが、鼻先の印象を大きく変えたい場合は他の施術と組み合わせる場合もあります。

鼻中隔延長術（鼻の長さや鼻先の高さを変える）

鼻の長さが気になる場合や、鼻先を高くしたい場合には鼻中隔延長術が適応となるケースがあります。

左右の鼻の穴を隔てる軟骨に別の部位の軟骨を継ぎ足すことで、鼻先を前方または下方に延長します。これにより鼻先が細く通って見え、にんにく鼻を改善できます。

リスク・副作用	術後の痛み・腫れ・赤み・内出血感染症鼻先の違和感・つっぱり感鼻柱の厚み・凸凹感
ダウンタイム	3〜6ヶ月程度
費用	1,100,000～1,320,000円

鼻翼縮小術（横に広がった小鼻の幅を狭くする）

小鼻の広がりが大きい場合、幅を狭くするために鼻翼縮小術が適応となります。

小鼻の外側または内側にメスを入れ切開し、余分な皮膚を切除することで横方向への広がりを抑え理想的な小鼻の形を実現できます。

リスク・副作用	術後の痛み・腫れ・赤み・内出血傷跡が残る可能性がある左右の小鼻の大きさに差が出ることがある
ダウンタイム	1〜3ヶ月程度
費用	330,000〜660,000円

鼻孔縁形成術（鼻の穴の形を整える）

鼻の穴の形を整え、にんにく鼻を改善する鼻孔縁形成術という術式もあります。

垂れ下がった鼻先を持ち上げることで鼻の穴のバランスを整える鼻孔縁挙上と、上向きになった鼻先を下げることで鼻の穴を目立たなくする鼻孔縁下降の2つの方法があり、患者様の状態にあわせて最適な治療法を選択します。

リスク・副作用	術後の痛み・腫れ・赤み・内出血靱帯損傷・鼻涙菅損傷感染症左右の小鼻の大きさに差が出ることがある
ダウンタイム	2週間程度
費用	440,000〜660,000円

鼻翼挙上術（小鼻の形を整える・鼻の穴の見え方を変える）

小鼻の形を整えたり、鼻の穴の見え方を変えたい場合に用いられるのが鼻翼挙上術です。

小鼻の外側にメスを入れた後、皮膚を持ち上げた状態で縫合することにより引き締まった小鼻に仕上がり、にんにく鼻を改善できます。

リスク・副作用	痛み・赤み・腫れ・内出血傷跡が残る可能性がある左右差のバランス術後の違和感感染症
ダウンタイム	1〜3ヶ月程度
費用	440,000円

関連記事：「忘れ鼻」は美人の必須条件！？おすすめの施術やメイク方法を紹介

♦鼻整形

にんにく鼻は自力で治せる？マッサージがおすすめ

鼻全体が大きく見える原因として、鼻筋や小鼻に老廃物が溜まって浮腫（むくみ）が生じているケースもあります。

リンパの流れを改善し、むくみを解消する方法としておすすめなのが以下のマッサージです。

1. 鼻下と唇の間を指で軽くほぐす
2. 指で目頭を軽くつまみ、おでこの方向に引っ張るように力を加える
3. 反対の手で鼻筋を軽くつまみ、下方向に伸ばし30秒程度キープする
4. 両手の指で小鼻を押さえてほぐす

ただし、マッサージをやりすぎてしまうと皮膚に過度な刺激が加わり、それが原因となって皮膚が厚くなりにんにく鼻を悪化させる可能性もあるため注意しましょう。

また、上記のマッサージはあくまでもリンパを改善し小鼻をつくるための方法であり、根本的な解決には美容整形手術が基本となります。

にんにく鼻を悪化させないために直すべき生活習慣

にんにく鼻は生まれつきの骨格や体質などによって起こるケースが多いですが、生活習慣が原因であることも少なくありません。

にんにく鼻を悪化させないためにも、日頃から注意しておきたい生活習慣をご紹介します。

鼻の触りすぎ

マッサージの部分でもご紹介しましたが、鼻に触りすぎることで皮膚が厚くなり、にんにく鼻を悪化させることがあります。

無意識のうちに鼻を触る癖がついている方は、意識的に直してみましょう。

水分・塩分・アルコールの摂りすぎ

水分や塩分、お酒などを摂りすぎると顔のむくみが悪化し、にんにく鼻に拍車をかけてしまうおそれがあります。

バランスの良い食生活を心がけ、むくみを予防しましょう。

うつ伏せで寝る

鼻の骨格が変形する理由として、外部からの圧力が挙げられます。

たとえば、日常的にうつ伏せで寝ることが多いと、鼻が潰れた状態が維持され時間をかけて軟骨が変形していきます。

そのため、就寝時は仰向けや横向きで寝ることを心がけましょう。

ザロッポンギクリニックの鼻の施術の特徴

鼻の大きさや形は顔のバランスを左右する重要な項目であり、美容整形の施術にあたっては繊細な技術が求められます。

美容整形手術の多くは保険適用外のため、なるべく安く仕上げたいという方も少なくありません。

しかし、価格の安さだけでクリニックを選んでしまうと満足な仕上がりにならず、「こんなはずではなかった」、「施術前よりもにんにく鼻が悪化した」と後悔する方もいます。

再施術のリスクを避けるためにも、信頼性の高い美容クリニックを選ぶことが大切です。

ザロッポンギクリニックの院長　長尾真治医師は、世界的権威ドクターの下で様々な術式に対応できる技術を習得し、これまで多くの患者様の要望を実現してきました。

「にんにく鼻を改善したいものの、どのような施術を受ければ良いのか分からない」、「初めての美容整形で不安がある」という方に対しても、患者様一人ひとりに対して丁寧にカウンセリングをしながら、最適な施術のご提案をさせていただきます。

♦鼻整形

まとめ

日本人は欧米人に比べて鼻が低いこともあり、にんにく鼻に悩む方が少なくありません。

鼻の先端および中心部分が大きく丸みを帯び、横に広がった小鼻を根本的に改善するためには美容整形手術が有効です。

ただし、その人の鼻の形や大きさによっても最適な施術法は異なるため、信頼性の高い美容クリニックを選ぶことが何よりも重要といえるでしょう。

費用の安さだけで選ぶのではなく、どのような医師が在籍しているか、鼻整形の実績や症例なども参考にしながら慎重に美容クリニックを選択してみてください。