口の横のたるみの原因や解消する方法を徹底解説! | 東京 六本木・恵比寿の美容皮膚科・美容外科 THE ROPPONGI CLINIC(ザロッポンギクリニック)
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口の横のたるみの原因や解消する方法を徹底解説!

投稿日:2024.07.16/更新日:2024.11.18

年齢を重ねるにつれて気になり始める「口の横のたるみ」

ほうれい線が目立って見えたり、フェイスラインのバランスが崩れてしまったりとさまざまな影響を及ぼします。

口の横にたるみがあるだけで、実年齢よりも大幅に上に見られてしまうこともあるでしょう。

今回はそんな口の横のたるみを解消する方法についてご紹介します。

 

まずは自分のたるみがどうしてできてしまったのか、その原因を考えてみましょう。

口の横のたるみが与える印象

これまでに比べて、何だか口の横がたるんだように感じたり、全体的に老けたように見えたりといった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

日頃丁寧にケアをしていても、年齢を重ねることによるたるみは避けられない場合があります。

まずはそんな口の横のたるみが、顔の印象にどんな影響を与えるのか確認してみましょう。

日々鏡で見ているだけでは気が付かない変化も、久しぶりに会う知人にとってはハッキリと分かる可能性があります。

自分の変化を正しく理解するために、昔の写真と比べて確認してみるのもおすすめです。

年齢より老けて見られがち

口の横がたるんでいることで、実年齢よりも老けて見られてしまう場合があります。

私たちがイメージするおじいちゃん・おばあちゃん像は、いずれもほうれい線が目立っているのではないでしょうか。

若い頃は笑顔を浮かべたときにだけほうれい線が現れていたのが、口の横がたるむことで表情に関わらず目立つようになり、結果として「老け見え」に繋がってしまうのです。

老けて見える要因は他にもさまざまな種類がありますが、口の横のたるみはひときわ印象に影響を及ぼしやすいポイントです。

マスクを外すと印象が大きく変わったり、目元と口元の印象にずれが出てしまったりすることもあり、メイクやファッションにも気を遣う必要が出てきます。

不機嫌そうな・疲れた印象

口の横がたるんでいると、自然と口角が下がり、怒っているように見えてしまいます。

特に表情を作っているわけではないにもかかわらず、口がへの字に曲がってしまうため、周りに「あの人はいつも怒っている」「いつも不機嫌に見える」といったイメージを与えてしまうこともあるでしょう。

普段から人と関わる機会が多い方や、接客業に従事している方などは、口の横のたるみが生活に悪影響を及ぼす可能性があります。

下がった口角を上げるため普段よりも笑顔を作るのに体力を使ったり、口周りを隠すためにマスクが手放せなくなったりと、知らず知らずのうちに疲れてしまうケースも少なくありません。

笑顔が不自然になることがある

口の横がたるんでいると、たるんでいない場合に比べて笑顔を作るのが難しくなる可能性があります。

無理やり口角を上げようと頑張ってみても、今までの笑顔に比べて不自然に感じ、次第に生活の中で笑顔が消えてしまう方もいるでしょう。

笑顔を浮かべる機会が減ったり、無理やり笑顔を作っていたりすると、家族や友人からも心配されてしまいます。

趣味を心から楽しめなくなったり、写真を撮るのが嫌になったりすることも多いため、なるべく早くたるみの解消法を探す必要があります。

関連記事:医療ハイフのリスクとは?施術前にしっておくべきメリット・デメリット

口の横のたるみの原因

続いて、厄介な口の横のたるみがどうしてできてしまうのか、その原因を探っていきましょう。

自分に合った解消法を探すためには、たるみの原因を正しく理解しなければなりません。

中にはいくつもの原因が組み合わさっているケースもあるため、自分に当てはまるかどうか細かく確認してみましょう。

加齢による筋肉の衰え

口の横がたるんでしまうもっとも大きな原因の一つに、「筋肉の衰え」があります。

主に加齢によって引き起こされる現象ですが、若い方でもマスク生活が続いて表情筋を作る機会が減ったり、リモートワークなど一人で過ごす時間が増えたりすることで筋肉が衰える可能性が高まるでしょう。

私たちの顔にはいくつもの筋肉が存在し、これらが影響し合うことで繊細な表情を生み出しています。

中でも口の横のたるみに関係しているのが「口輪筋」で、その名の通り口の周りに輪を書くように存在しています。

口輪筋が衰えると口の横がたるむだけでなく、常に口が空いた状態になり口腔内が乾燥したり、口元が前に突出する「アデノイド顔貌」に繋がったりと良いことがありません。

また、姿勢が固定されることで筋肉の動きが減り、結果としてたるみに繋がることも珍しくありません。

デスクに向かう時間が長い方やついスマートフォンを見てしまう方などは、首・肩・顔の筋肉が凝り固まっている可能性があります。

筋肉を適度にほぐして可動域を広げ、正しく筋肉が動くよう工夫してあげましょう。

肌のコラーゲンやエラスチンの減少

私たちの肌がハリを保っていられるのは、コラーゲンが水分を貯めこみ、エラスチンが細胞同士をつなげているためです。

コラーゲンやエラスチンがなければ、いかに高額な化粧品を使っても肌の健康を保つのは難しいでしょう。

また、これらの成分が減少することで、肌は水分を失って乾燥し、弾力のない状態になります。

土台が崩れて表皮を支えきれなくなれば、深刻なたるみに繋がる可能性もあります。額や鼻・頬などに比べ、口周りの皮膚は薄くデリケートなもの。

それゆえコラーゲンやエラスチンの減少による影響も顕著であり、他部位に比べたるみやすいのです。

コラーゲンやエラスチンが減少してしまうのは、日頃のケア不足の他、紫外線や摩擦によるダメージが原因となります。

日焼け止めの塗り直しができていなかったり、つい口元を触ってしまったりすると、乾燥やたるみを引き起こしてしまうため注意しましょう。

重力の影響

口周りの皮膚がたるんでしまうのは、顔の上半分に比べて脂肪量が多く、重力に負けやすいのも原因です。

先ほどご紹介したようにコラーゲンやエラスチンが減少して肌の土台が崩れたり、筋肉が衰えて肌を支えきれなくなったりすると、脂肪や皮膚が重みに負けて垂れ下がってしまうのです。

また、急激な体重増加で脂肪量が増えたり、逆にダイエットなどで脂肪が減って皮膚が余ったりする場合も、重力によってたるむ原因となります。

体重の変化が少しずつ進んだ場合、脂肪だけでなく皮膚や肌の奥深くの細胞も徐々に順応していきますが、急激な変化には対処できません。

口の横のたるみだけでなく、さまざまな点で顔の印象が変わる原因となるため、食べ過ぎや過度なダイエットは避けると良いでしょう。

骨格の変化

加齢による変化の中には、骨密度や骨量の低下で骨格が変化し、顔の形が変わることでたるんでしまうケースも挙げられます。

骨は顔の内部で皮膚・脂肪・筋肉全てを支えているため、骨格が変わると顔全体の印象も大きく変わってしまうでしょう。

骨格が変化すると、皮膚や脂肪が土台を失ってたるむだけでなく、頬の脂肪が垂れ下がってくぼみ、こけたように見えることがあります。

顔の下半分が大きくたるむこととなり、次第に目の周りや額などの上半分にも影響を及ぼすでしょう。

口の横のたるみを解消する方法

表情筋トレーニング

無表情でいる時間が長い方や、毎日マスクをつけている方などには、これからご紹介する表情筋トレーニングがおすすめです。

まずは鏡の前でリラックスして立ち、口を大きく開けて笑顔を作ります。上の歯・下の歯が両方しっかりと見える表情を5秒間ほどキープしましょう。

続いて、笑ったときに頬が盛り上がる場所を意識し、親指の腹で真上へと持ち上げます。笑顔を崩さないように注意し、さらに5秒間ほどキープしましょう。

これが終わったら先ほどの口を大きく開けた笑顔へと戻り、さらに5秒間キープします。

この笑顔→持ち上げ→笑顔のサイクルを1日5セットほど続けると、表情筋を鍛えたるみの防止に繋がります。

さらに日頃から笑顔を浮かべたり人と話したりする機会を大切にし、自然と表情筋が鍛えられるように工夫してみましょう。

関連記事:ボトックス注射を打つべき場所や効果|料金や副作用、失敗例を紹介

20代なのに口の横のたるみが目立つ人の特徴

口の横のたるみが気になる方の中には、加齢が原因とは考えられない10代や20代の方も多く見られます。

このような場合はどんな原因が考えられるのか、主となる特徴を見ていきましょう。

表情筋の使用頻度の低さ

先ほどもご紹介したように、20代であっても表情筋を正しく使えていなければ口の横のたるみに繋がります。

リモートワークが続いて人と会う機会が減ったり、マスクをつけていて表情が緩んでいたりすると、自然と筋肉が衰えてしまうでしょう。

また、表情筋は笑顔を作る際に使うだけでなく、会話や咀嚼にも影響を及ぼします。

会話量が減ったり早食いで食べ物をあまり噛んでいなかったりすると、同じように口の横のたるみへと繋がってしまいます。

水分が不足しがち

20代の頃はTゾーンを中心に皮脂の分泌が気になることも多く、サッパリとしたテクスチャーの化粧品が好まれる傾向にあります。

もちろん皮脂やニキビが気になる部分は良いですが、フェイスラインや口周りは乾燥しやすく、水分が不足しやすい点に注意が必要です。

中にはTゾーンは皮脂の過剰分泌、Uゾーンは乾燥といった混合肌の方も多く、適切なスキンケアアイテムを見つけるのが難しくなるでしょう。

また、先ほどもご紹介したように、コラーゲンやエラスチンが減少している方も珍しくありません。

肌内部に水分を貯めこむ力がなければ、いくら保湿をしても乾燥を防げず、口の横がたるむ原因となります。

紫外線や摩擦によるダメージを防ぎ、化粧品や食べ物・美容医療などさまざまな観点からコラーゲンやエラスチンを増やしましょう。

遺伝的要因

生まれ持った骨格が原因で、若い頃から口の横のたるみが目立つ方も少なくありません。

例えば口周りが大きく前に突出している「アデノイド顔貌」の場合、頬との境界線に差ができてしまい、結果としてたるみやほうれい線が目立つ原因となります。

頬骨の位置が高く口周りと差がある場合も、同様にたるみが起こりやすいでしょう。

また、鼻の横にある窪みが生まれつき深い場合もたるみが目立ちやすいとされています。

これらの原因はセルフケアでの改善が見込めないため、美容医療など専門家へ相談することをおすすめします。

関連記事:小顔整形とは?おすすめや施術種類について詳しく説明!

口の横のたるみにはハイフが有効?

口の横のたるみが気になる場合、美容医療ではさまざまな方法で軽減を目指します。

代表的な施術「ハイフ」をご紹介するとともに、その他に考えられる別の施術についても見ていきましょう。

ハイフ

ハイフとは肌の内部に超音波を当て、熱によって脂肪の溶解やSMAS筋膜の引き締めを狙う施術です。

扇状に放出された超音波は肌の内部に到達して初めて密集するため、皮膚の表面にはほとんどダメージがなく、ダウンタイムが短いのも特徴です。

脂肪によってたるみが生じている場合、超音波による熱で脂肪が排出されやすくなるのが魅力です。

筋肉が原因の場合はSMAS筋膜が熱によって引き締まることで、肌のリフトアップにつながるでしょう。

ハイフの大きなメリットの一つに、熱を加えた直後から変化が分かりやすいといった点が挙げられます。

施術を受けながら変化を確認できるため、より希望に合った仕上がりを目指せるでしょう。

サーマジェン

サーマジェンはラジオ波(高周波)を皮膚の内部に照射し、主に脂肪層へアプローチする施術です。

ハイフに比べ皮膚の浅い層を目指して照射を行うため、土台よりも皮膚そのものがたるんでしまっている場合に使われることが多いでしょう。

こちらもハイフ同様、刺激が弱くダウンタイムがほとんど見られないため、手軽に受けられる美容医療として知られています。

フォトナ(スムースリフト)

フォトナ4D、フォトナ6Dなどといった名前で提供されていることが多く、口の中の粘膜にもアプローチできる施術として注目を浴びています。

口の中と外両方からレーザーを照射できるため、より皮膚の深いところまで影響を与えられるでしょう。

口腔内は一般的な皮膚に比べ熱への耐性が強いため、より高い出力でレーザーを当てられるのもポイントです。

皮膚や筋膜の引き締めに加え、肌の奥深くにはたらきかけてコラーゲンやエラスチンの生成を促すため、20代からシニア層まで幅広い世代におすすめの施術です。

ショッピングリフト

棘のついた糸を皮膚の中に入れて引っ張り上げる「スレッドリフト」に対し、こちらは棘のない糸を複数本注入してリフトアップを目指したり、肌内部でコラーゲンやエラスチンの生成促進を狙ったりする施術です。

ショッピングリフトの糸は時間が経つにつれ肌の内部に吸収されていく安全性の高いものですが、吸収された後もコラーゲンやエラスチンの生成が促され、ハリのある肌を目指せます。

長期間効果が続くため、満足度が高いのもメリットです。

スレッドリフト

スレッドリフトは、小さな棘がついた糸を皮膚内部に挿入することで、皮下組織に引っかかり大きなリフトアップ効果を狙えるものです。

頑固なたるみやほうれい線などにおすすめの施術であり、悩みの程度によってはショッピングリフトと併用して行う場合もあります。

関連記事:再生医療の肌への効果とは|肌トラブルに別れを告げる次世代スキンケア

ザロッポンギクリニックの医療ハイフについて

ザロッポンギクリニックでは、ハイフの中でも即効性に優れた機械「ダブロ ゴールド」を採用しています。

他の機械よりも痛みを感じにくく、リラックスして施術を受けたい方におすすめです。

ウルセラなどの機械に比べリーズナブルであることも多く、予算が限られている方でも挑戦しやすいでしょう。

また、ザロッポンギクリニックでは通常のハイフメニューに比べ照射回数を増やしており、1回の施術でもしっかりと変化を感じていただけるよう工夫しています。

ダブロ ゴールドはハイフの中でも照射温度が抑えられているため、照射回数を増やしても安全に施術が受けられるのが特徴です。

個人差はあるものの、回数を重ねれば重ねるほどに効果の持続期間が伸び、理想の状態が長く続くのがメリットです。

最初のうちは2ヶ月、慣れてきたら6ヶ月など間隔を調整しながら、自分のペースで通っていただけます。

まとめ

口の横のたるみは多くの方が経験する悩みでありながら、自力でのケアが難しい点に注意しなければなりません。

悩みが軽度なうちに美容医療を検討し、プロによる施術を受けるのがおすすめです。

また、ハイフなどの施術でたるみを軽減すると同時に、今後のたるみ予防も行う必要があります。

紫外線対策や摩擦の軽減・適切なスキンケアなどを試しながら、理想の状態が長く続くよう工夫してみてはいかがでしょうか。