頬のたるみの原因と改善方法|セルフケアと美容医療のどっちがおすすめ?
投稿日:2024.12.25/更新日:2024.12.25
年齢を重ねるとともに気になり始める「頬のたるみ」
人によって原因は様々であり、自分に合った対策をとることが大切です。
今回は頬のたるみ改善に効果的だといわれる美容医療をご紹介しながら、セルフケアとの違いについても解説していきましょう。
頬のたるみが起きる原因
一言で「頬のたるみ」といっても、人によってその原因は異なります。
知人と同じたるみが気になっているからといって、同じ対策をすれば良いというわけではありません。
今回は頬がたるみやすくなる4つの原因に焦点を当て、それぞれの違いからご紹介していきます。
加齢による肌の弾力低下
通常、私たちの肌は奥深くに「コラーゲン」や「エラスチン」といった成分が存在しています。
これらは水分を蓄えて強固な土台を作り、肌の表皮や真皮を支えてくれています。
そんなコラーゲンやエラスチンが加齢によって失われると、肌は土台を失い、支えきれなくなった表皮や真皮が垂れ下がってしまうのです。
コラーゲンとは、主に肌の強度を保つはたらきを担っています。
別名「膠原繊維」とも呼ばれており、しなやかさはないものの周囲からの圧力に強いといった特徴があります。
これに対しエラスチンは、縦横に大きく伸びる「弾性繊維」です。
エラスチンがコラーゲン同士を繋ぐように存在することで、肌は強固な土台とハリ感・弾力性を同時に手に入れることができます。
加齢によってこれらの成分が破壊されたり、ターンオーバーの乱れによって新たな成分が生まれにくくなったりすることで、肌は重力に負けて垂れ下がってしまいます。
特に頬は脂肪が多く重みがあるため、よりたるみやすい部位といえるでしょう。
紫外線や乾燥の影響
先ほどご紹介したコラーゲンやエラスチンの減少は、加齢のほかにも「紫外線」や「乾燥」によって起こることが知られています。
紫外線の中にはUV-AやUV-B・UV-Cなどの波長があり、そのうち私たち人間に悪影響を及ぼすのはUV-AとUV-Bの2種類です。
UV-Bは主に表皮へと作用し、肌を火傷のように焼いてしまいます。
その後黒くなる方もいれば赤みが出る方もいますが、いずれも肌に炎症が起きていることには変わりないため、日焼け止めなどでしっかりと対策を行うと良いでしょう。
これに対しUV-Aはというと、表皮を通り過ぎて真皮層まで作用するといった特徴があります。
真皮にはコラーゲンやエラスチンがありますが、UV-Aはこれらの成分を変性させ、従来のはたらきができないように変えてしまいます。
コラーゲンの強度やエラスチンの弾性が失われることで、結果として肌は土台を失い、大きくたるんでしまう原因となるでしょう。
また、UV-Aのはたらきはその一瞬に留まらず、コラーゲンやエラスチンを生み出す母細胞にも影響を与えます。
母細胞が劣化することでコラーゲンやエラスチンの量が減ったり、質が悪くなったりしてしまうでしょう。
既に紫外線を浴びてから数日が経過していても、肌の中は未だに紫外線による悪影響が続いているのです。
そして、そんなコラーゲンやエラスチン、さらには肌の保湿成分であるセラミドなどが不足することで起こる現象が「肌の乾燥」です。
乾燥は冬場だけのものだと思われがちですが、エアコンの効いた室内で過ごす夏場や、花粉や埃・黄砂が飛散しやすい春なども注意が必要となります。
表情筋の衰え
肌の土台として表皮や真皮を支えているのは、コラーゲンやエラスチンだけではありません。
私たちの表情を作っている「表情筋」も、肌を内側から支える役割を担っています。
加齢によって表情筋が衰えたり、普段から筋肉を使わない生活を続けていたりする場合、支えきれなくなった表皮や真皮がたるむ原因となるでしょう。
近年はマスクをつけて生活をする方も多く、表情を気にする必要がないことから、若い方でも表情筋が衰えやすくなっています。
さらには出社が不要なリモートワークを行っている方や、1人で過ごす時間が多い方なども、口元が緩み表情筋が衰えやすいといえるでしょう。
不規則な生活習慣
不規則な生活習慣によって顔に皮下脂肪がついてしまうと、支えるべき肌が重くなり、重力に負けてたるむ原因となります。
表情筋やコラーゲン・エラスチンによる支えが十分であれば問題がないこともありますが、これらが不足していたり、あまりにも脂肪が多かったりする場合は注意しなければなりません。
暴飲暴食や運動不足といった習慣だけでなく、水分をしっかりと補えていない場合や、頬杖をつく癖がある方なども同様に注意が必要といえるでしょう。
また、これまでに多くの皮下脂肪を抱えていた方が急激に体重を減らした場合も、たるみが生じやすくなります。
徐々に体重を落とす場合は、脂肪の減少とともに皮膚も適応していきますが、急激な減少となると皮膚だけが余ってたるんでしまいます。
脂肪吸引などの施術を受ける際も、そのままでは皮膚が余ってしまうことから、リフトアップなどの施術を組み合わせることが多いでしょう。
関連記事:ヒアルロン酸の効果とリスク|安全に使用するためには?
頬のたるみを放置すると…?
頬がたるんできたことに気が付いていながら、何も対策を行わない状態が続くと、症状はさらに悪化しやすくなります。
放置していて症状が改善することはないため、大掛かりな処置が必要となる前に対策を検討しましょう。
大掛かりな処置として高額な外科的治療が行われる場合もあり、金銭的な負担も生じてしまいます。
老けた印象に見られる
頬のたるみは顔の印象を大きく変えてしまい、実年齢よりも上に見られる可能性があります。
初対面の人と会うときなどは特に、たるみが目立たないようなヘアメイクをするなどの工夫が必要となり、準備に時間がかかってしまうでしょう。
老けた印象に見られることで自分に自信を持てなくなり、外出の機会が減ったり、好きなファッションを楽しめなくなったりする方もいます。
ほうれい線やマリオネットラインの深刻化
頬がたるむと、皮膚が下方向に垂れ下がることによって、ほうれい線やマリオネットラインがより際立って見えるといったデメリットがあります。
ほうれい線は小鼻の横から口にかけて現れるしわのことで、症状が悪化するにつれてブルドッグのように深い溝となって刻まれてしまうでしょう。
加齢に伴って現れると思われがちですが、近年は20代など若い世代であっても悩んでいる方が多い症状の一つです。
マリオネットラインは、口の横から顎(フェイスライン)にかけて現れるしわのことです。
ほうれい線が延長したように見えることもあり、ある状態とない状態では印象に大きな差が生まれるでしょう。
ほうれい線同様に頬や口周りの筋肉が衰えたり、頬のたるみが原因となったりする場合があり、同時に対策を進めることが大切です。
フェイスラインの崩れ
頬がたるむとフェイスラインが崩れ、正面からはもちろん横から見たときにもバランスの悪い顔になってしまいます。
フェイスラインが崩れることによって顔の形が変わり、これまで似合っていたはずのメイクやヘアスタイルに違和感を覚える方も多いでしょう。
自宅でできる頬のたるみ対策
頬のたるみ対策は、気づいたその日から開始することが大切です。
これ以上の悪化を防いだり、そもそも頬がたるまないように注意したりするためにも、自宅でできる対策を学んでおきましょう。
スキンケアの徹底
頬のたるみは紫外線や乾燥のダメージによるところが大きいため、日頃のスキンケアを見直すことが大切です。
保湿重視のスキンケアアイテムを使い、肌が乾燥しない状態を目指しましょう。
冬だけでなく、春から秋にかけても保湿をしっかりと行い、肌の土台を整えることが大切です。
これに加え、UVケア効果のある下地やファンデーションを使用することで、紫外線から肌を守ることができます。
日差しの強い日はもちろん、曇りや雨の日であっても紫外線がゼロになることはありません。
汗や雨によって流れてしまう場合もあるため、すぐに塗り直しができるようにコンパクトな日焼け止めを持ち歩いておくこともおすすめです。
表情筋のトレーニング
表情筋の衰えによって頬がたるんでいる方は、日頃から意識して表情を作り、筋肉を動かしてあげることが大切です。
家で過ごす時間が長い方も、人前に出ているとき同様に目元や口元へ意識を集中させ、周りから好印象を受けるような表情を目指しましょう。
時間のあるときには口を大きく開けて「あいうえお」を言ったり、舌を限界まで出して上下左右に動かしてみたりといったトレーニングを行うこともおすすめです。
頬のたるみ対策として「リンパマッサージ」をおすすめしている情報もありますが、リンパマッサージは肌へ摩擦を与えることになり、コラーゲンやエラスチンの破壊に繋がります。
たとえマッサージオイルなどを使っていたとしても、たるみが気になる間はリンパマッサージを避けておきましょう。
同時に美顔器でのマッサージや、顔をむやみに触るなどの癖も悪影響を及ぼしかねません。
生活習慣の見直し
暴飲暴食が習慣になっている方や、つい頬を触ってしまうなどといった癖がある方は、この機会に生活習慣の見直しを行いましょう。
これらの癖は一瞬であれば問題ありませんが、毎日続くことでダメージが蓄積され、大きなトラブルを生んでしまうことがあります。
また、頬のたるみを引き起こす生活習慣のうち、特に注意してほしい習慣が「洗顔」です。
もちろん朝晩の洗顔は欠かせないものですが、汚れを落とそうとしてゴシゴシと擦ってしまったり、ファンデーションを使っていないからといって洗顔を行わずに寝てしまったりすると良くありません。
洗顔料はしっかりと泡立て、肌に触れない程度に優しく洗いましょう。これだけでも肌への摩擦が抑えられ、頬のたるみを予防することに繋がります。
美容医療による頬のたるみ改善方法
ザロッポンギクリニックでは、頬のたるみにお悩みの方へ向け、原因ごとに適切な施術をご提案しています。
今回は全部で5つの施術をご紹介しながら、どんなタイプの頬のたるみに効果があるのかを確認していきましょう。
糸リフト
糸リフトとは、皮膚の下に特殊な棘の付いた糸を挿入し、これを任意の方向へ引っ張り上げることでリフトアップを目指す施術です。
棘が皮膚内部の組織に引っかかることで、マシンによる施術では効果が望めないような重度のたるみにも対応しやすいでしょう。
リフトアップ効果に加え、皮膚の内部でコラーゲンやエラスチンの生成が促進されるため、内側からハリ感のアップが期待できます。
ザロッポンギクリニックの糸リフトは「THE 6式スレッドリフト」と呼ばれ、患者様一人ひとりの状態に併せて様々な施術を組み合わせて行われる点が特徴です。
シンプルな糸リフトに比べて理想の仕上がりを目指しやすく、不自然になりにくいといったメリットがあります。
経験豊富な医師が直接診察しながら施術内容を決めていくため、どの施術を選べば良いか分からない方や、お悩みの範囲が広い方にもおすすめです。
今回ご紹介したたるみの種類の中でもほとんどのケースに対応しており、汎用性が高い施術としても人気があります。
【症例1】
【治療内容】
ヒアルロン酸注入:ヒアルロン酸を皮膚に注入してシワやたるみを改善したりボリュームを補填する治療
糸リフト:特殊な糸を皮下に挿入してたるみを改善する治療
【治療期間・回数】
1回
【費用】
ヒアルロン酸注入9本:1,188,000円
テスリフト4本:252,000円
【リスク・副作用】
ヒアルロン酸注入:内出血、鈍痛、腫脹、アレルギー、血管塞栓、組織壊死
糸リフト:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、引き攣れ、感染
【症例2】
【治療内容】
ヒアルロン酸注入:ヒアルロン酸を皮膚に注入してシワやたるみを改善したりボリュームを補填する治療
糸リフト:特殊な糸を皮下に挿入してたるみを改善する治療
【治療期間・回数】
1回
【費用】
テスリフト4本:252,000円
ヒアルロン酸注入5本:660,000円
【リスク・副作用】
ヒアルロン酸注入:内出血、鈍痛、腫脹、アレルギー、血管塞栓、組織壊死
糸リフト:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、引き攣れ、感染
【症例3】
【治療内容】
ヒアルロン酸注入:ヒアルロン酸を皮膚に注入してシワやたるみを改善したりボリュームを補填する治療
脱脂:目の下の膨らみの原因である余分な眼窩脂肪を除去してクマを改善する治療
脂肪注入:自身から採取した脂肪を凹みの部分に注入する治療
糸リフト:特殊な糸を皮下に挿入してたるみを改善する治療
バッカルファット減量術:頬奥にある余分な脂肪層を口腔内から除去する治療
サーマジェン:ラジオ波(RF)で皮膚表面から脂肪層までを熱によって引き締める治療
脂肪溶解注射:脂肪細胞を溶解して破壊することができる薬剤を皮下脂肪へ注入して部分痩身する治療
【治療期間・回数】
1回
【費用】
ヒアルロン酸注入1本:132,000円
目の下の脱脂:440,000円
プレミアム脂肪注入:770,000円
ナチュラルスタンダードリフト:440,000円
サーマジェン 口周り:44,000円
バッカルファット除去:385,000円
ザロク強力脂肪溶解注射10㏄:154,000円
【リスク・副作用】
ヒアルロン酸注入:内出血、鈍痛、腫脹、アレルギー、血管塞栓、組織壊死
脱脂:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、凹み、複視
脂肪注入:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、しこり、脂肪の定着不良など
糸リフト:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、引き攣れ、感染
バッカルファット:内出血、鈍痛、腫脹、口腔内傷跡
脂肪溶解注射:内出血、赤み、腫脹、浮腫み
サーマジェン:熱感、火傷
脂肪溶解注射
フォスファチジルコリンと呼ばれる成分をメインに配合した注射を用い、脂肪細胞を直接分解できるとして人気の施術です。
脂肪吸引のようにメスを入れることなく行えるため、同じ痩身メニューの中でもダウンタイムが短く済むでしょう。
食事制限や運動によるダイエットでは、脂肪細胞のサイズは小さくなることがあっても、数そのものを減らすことはできません。
そのためダイエット終了後に再び暴飲暴食や運動不足の状態が続けば、再び脂肪細胞が膨らみ、リバウンドしてしまうでしょう。
これに対し脂肪溶解注射は、脂肪細胞そのものの数を減らすことができ、リバウンドしにくい身体へと整えてくれます。
食事量や運動の習慣などを付けることが難しい方や、忙しく生活習慣を変えることができない方にも向いています。
不規則な生活習慣により頬に脂肪が付いている方や、ダイエットをする際に皮膚が余って垂れてしまうことを防ぎたい方は、脂肪溶解注射を検討すると良いでしょう。
【症例1】
【治療内容】
脂肪溶解注射:脂肪細胞を溶解して破壊することができる薬剤を皮下脂肪へ注入して部分痩身する施術
糸リフト:特殊な糸を皮下に挿入してたるみを改善する治療
サーマジェン:ラジオ波(RF)で皮膚表面から脂肪層までを熱によって引き締める治療
ボトックス:過剰な筋肉の動きを抑制して、表情ジワや肩こりの改善、発汗の抑制ができる治療
【治療期間・回数】
2年・9回
【費用】
BNLS(頬21㏄、顎下20㏄):6,600円/㏄
チンセラ8㏄(頬):15,400円/㏄
アンカーMAX10本:55,000円/本
テスリフト8本:66,000円/本
サーマジェン(口周り):44,000円
ボツラックス(エラ):31,680円
【リスク・副作用】
脂肪溶解注射:内出血、赤み、腫脹、浮腫み
糸リフト:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、引き攣れ、感染
サーマジェン:熱感、火傷
ボトックス:内出血、鈍痛、左右差
【症例2】
【治療内容】
脂肪溶解注射:脂肪細胞を溶解して破壊することができる薬剤を皮下脂肪へ注入して部分痩身する施術
【治療期間・回数】
3ヶ月・3回
【費用】
FatX Core 5㏄ 3回コース(ほうれい線):210,000円
【リスク・副作用】
脂肪溶解注射:内出血、赤み、腫脹、浮腫み
【症例3】
【治療内容】
脂肪溶解注射:脂肪細胞を溶解して破壊することができる薬剤を皮下脂肪へ注入して部分痩身する施術
糸リフト:特殊な糸を皮下に挿入してたるみを改善する治療
【治療期間・回数】
1年・10回
【費用】
FatX Core(両頬5㏄×3回、頬2㏄×2回、頬4㏄×1回):16,500円/㏄
ザロク強力脂肪溶解注射(ほうれい線4㏄、頬10㏄×2回):15,400円/㏄
テスリフト4本:252,000円
アンカー4本:55,000円/本
【リスク・副作用】
脂肪溶解注射:内出血、赤み、腫脹、浮腫み
糸リフト:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、引き攣れ、感染
【症例4】
【治療内容】
脂肪溶解注射:脂肪細胞を溶解して破壊することができる薬剤を皮下脂肪へ注入して部分痩身する施術
糸リフト:特殊な糸を皮下に挿入してたるみを改善する治療
【治療期間・回数】
1ヶ月・2階
【費用】
強力脂肪溶解注射9㏄(頬):15,400円/㏄
テスリフト4本:66,000円/本
【リスク・副作用】
脂肪溶解注射:内出血、赤み、腫脹、浮腫み
糸リフト:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、引き攣れ、感染
バッカルファット減量術
「バッカルファット」とは、頬の内側にある脂肪の塊のことです。
この脂肪は一般的な皮下脂肪よりもさらに奥の場所に位置しており、肌表面からのアプローチではなかなか減らすことができません。
この脂肪が大きくなると頬が重くなりたるみの原因になるため、バッカルファット減量術にて除去を検討しましょう。
本施術は口の中からアプローチを行うため、顔の表面に傷ができず、ダウンタイムが短く済みやすいといった特徴があります。
傷口もわずか数mmと小さく、食事や会話にも影響を及ぼしにくいでしょう。
自身の頬のたるみが単なる脂肪によるものなのか、それともバッカルファットによるものなのか分からない方は、一度カウンセリングを受けてみることをおすすめします。
【症例1】
【治療内容】
糸リフト:特殊な糸を皮下に挿入してたるみを改善する治療
脂肪溶解注射:脂肪細胞を溶解して破壊することができる薬剤を皮下脂肪へ注入して部分痩身する治療
ボトックス:過剰な筋肉の動きを抑制して、表情ジワや肩こりの改善、発汗の抑制ができる治療
脂肪注入:自身から採取した脂肪を凹みの部分に注入する治療
脱脂:目の下の膨らみの原因である余分な眼窩脂肪を除去してクマを改善する治療
バッカルファット減量術:頬奥にある余分な脂肪層を口腔内から除去する治療
脂肪吸引:カニューレを挿入して脂肪を吸引する痩身治療
【治療期間・回数】
9ヶ月・4回
【費用】
fatx 10cc:264,000円
ボトックス:246,400円
脂肪注入(目の下、頬、こめかみ)セット注入:770,000円
脂肪再注入(こめかみ)55,000円
プレミアム脂肪保存(半年):110,000円
ヒアルロン酸修正注射(目の下3回):330,000円
ヒアルロン酸注射2本:264,000円
脱脂:440,000円
テスリフト12本:792,000円
麦価瑠ファット減量術:385,000円
脂肪吸引(ジョール、顎下、フェイスライン:825,000円
【リスク・副作用】
糸リフト:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、引き攣れ、感染
脂肪溶解注射:内出血、赤み、腫脹、浮腫み
ヒアルロン酸注入:内出血、鈍痛、腫脹、アレルギー、血管塞栓、組織壊死
ボトックス:内出血、鈍痛、左右差
脂肪注入:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、しこり、脂肪の定着不良など
脱脂:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、凹み、複視
バッカルファット減量術:内出血、鈍痛、腫脹、口腔内傷跡
脂肪吸引:凹凸、左右差、内出血、感染
【症例2】
【治療内容】
バッカルファット減量術:頬奥にある余分な脂肪層を口腔内から除去する治療
脂肪吸引:カニューレを挿入して脂肪を吸引する痩身治療
【治療期間・回数】
1回
【費用】
バッカルファット減量術:385,000円
脂肪吸引(ジョール、顎下、フェイスライン):550,000円
【リスク・副作用】
バッカルファット減量術:内出血、鈍痛、腫脹、口腔内傷跡
脂肪吸引:凹凸、左右差、内出血、感染
【症例3】
【治療内容】
ヒアルロン酸注入:ヒアルロン酸を皮膚に注入してシワやたるみを改善したりボリュームを補填する治療
糸リフト:特殊な糸を皮下に挿入してたるみを改善する治療
脂肪溶解注射:脂肪細胞を溶解して破壊することができる薬剤を皮下脂肪へ注入して部分痩身する治療
バッカルファット減量術:頬奥にある余分な脂肪層を口腔内から除去する治療
脂肪吸引:カニューレを挿入して脂肪を吸引する痩身治療
ボトックス:過剰な筋肉の動きを抑制して、表情ジワや肩こりの改善、発汗の抑制ができる治療
サーマジェン:ラジオ波(RF)で皮膚表面から脂肪層までを熱によって引き締める治療
【治療期間・回数】
3ヶ月・4回
【費用】
ヒアルロン酸注入7本:880,000円
テスリフト14本:924,000円
強力脂肪溶解10㏄(両頬):154,000円
FatX Core 2㏄(ほうれい線):33,000円
脂肪吸引(顎下、ジョール、フェイスライン):1,122,000円
バッカルファット:385,000円
ボツラックス:153,780円
サーマジェン(顔全体):121,000円
【リスク・副作用】
ヒアルロン酸注入:内出血、鈍痛、腫脹、アレルギー、血管塞栓、組織壊死
糸リフト:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、引き攣れ、感染
脂肪溶解注射:内出血、赤み、腫脹、浮腫み
脂肪吸引:凹凸、左右差、内出血、感染
バッカルファット:内出血、鈍痛、腫脹、口腔内傷跡
ボトックス:内出血、鈍痛、左右差
サーマジェン:熱感、火傷
【症例4】
【治療内容】
脱脂:目の下の膨らみの原因である余分な眼窩脂肪を除去してクマを改善する治療
バッカルファット減量術:頬奥にある余分な脂肪層を口腔内から除去する治療
ヒアルロン酸注入:ヒアルロン酸を皮膚に注入してシワやたるみを改善したりボリュームを補填する治療
脂肪溶解注射:脂肪細胞を溶解して破壊することができる薬剤を皮下脂肪へ注入して部分痩身する治療
STS:医師による4種混合した薬剤の手打ち治療
【治療期間・回数】
5ヶ月・5回
【費用】
脱脂:440,000円
バッカルファット減量術:385,000円
ヒアルロン酸注入2本:262,000円
FatX Core 30㏄:396,000円
STSプレミアム:220,000円/回
【リスク・副作用】
脱脂:内出血、鈍痛、腫脹、左右差、凹み、複視
バッカルファット:内出血、鈍痛、腫脹、口腔内傷跡
ヒアルロン酸注入:内出血、鈍痛、腫脹、アレルギー、血管塞栓、組織壊死
脂肪溶解注射:内出血、赤み、腫脹、浮腫み
STS:紅斑、浮腫み、内出血
ハイフ
ザロッポンギクリニックでは、数あるハイフ機器の中から「ダブロゴールド」と呼ばれるマシンを導入しています。
皮膚の奥深くへ扇形を描くように超音波を照射することで、皮膚表面へほとんどダメージを与えないまま、内部ではしっかりと熱による効果を発揮する優れもの。
脂肪層には熱による脂肪溶解を、SMAS筋膜には熱による引き締めを狙い、効率的にリフトアップや小顔効果を実現します。
別名「メスを使わないフェイスリフト」とも呼ばれており、最小限のダウンタイムで効果を得たい方におすすめです。
また、ハイフはコラーゲンやエラスチンの生成促進も期待できるため、加齢によって頬のたるみが気になり始めた方や、筋肉の衰えにより肌の土台を失っている方にも向いています。
ダブロゴールドはその中でもたるみ・シワの改善に特化しているため、短期間で効果を目指せる点がメリットといえるでしょう。
ポテンツァ
ポテンツァとは極細の針が付いた専用の機械を使い、皮膚に無数の穴を開けていく施術です。
機械の先端からは高周波が照射され、皮膚の内部まで効率的にエネルギーを届けられる点がメリットといえます。
針による穴と高周波による刺激が肌の内部を活性化させ、コラーゲンやエラスチンを効率的に生成できるでしょう。
お悩みに合わせて選べる多種多様な専用チップを完備しており、より理想や状態に合った施術を受けられます。
頬のたるみに効果的といわれているのが「ダイヤモンドチップ」です。
これは針の付いていないチップから高周波が発生するもので、肌の奥深くへ強くエネルギーを届けるだけでなく、肌全体に広く均一なエネルギーを伝達できるといったメリットがあります。
つまり、たった一度の照射で肌の全域をカバーでき、短時間で効果を目指せる点が魅力といえるでしょう。
また、ポテンツァに対応している薬剤も豊富であり、単に肌の上で塗るよりも浸透しやすく効果が現れやすいといった特徴があります。
施術を受けるタイミングに合わせて適切な薬剤を使用できるため、より経験豊富な医師へ施術を依頼すると良いでしょう。
今回ご紹介した中では、加齢や紫外線・乾燥により加速してしまった頬のたるみにおすすめです。
頬のたるみに関するよくある質問
最後に、頬のたるみに関していただくことの多いご質問へ回答します。
頬のたるみ改善にはどれくらい期間がかかりますか?
頬のたるみ改善は、受ける施術によって効果を実感するまでの期間が異なります。糸リフトやバッカルファット減量術であれば、施術後すぐに変化を実感できるでしょう。
ハイフやポテンツァ・脂肪溶解注射などは施術後3週間ほどを目安に効果が現れ始め、次第にピークを迎えていきます。
また、バッカルファット減量術や脂肪溶解注射のように半永久的に効果が続くものもあれば、その他の施術のように定期的に受けた方が良いものもあります。
今回ご紹介した施術の効果については、以下の表をご確認ください。
施術名 | 効果実感までの期間 | 効果持続期間 |
糸リフト | 施術直後~施術後2週間 | 半年~4年(糸の種類によって異なる) |
脂肪溶解注射 | 施術後2週間~3週間 | 半永久的 |
バッカルファット減量術 | 施術直後 | 半永久的 |
ハイフ | 施術後1ヶ月 | 3ヶ月~半年 |
ポテンツァ | 施術後2週間~1ヶ月 | 1ヶ月~3ヶ月 |
これに対しセルフケアによる頬のたるみ改善は、効果が出るまでに数ヶ月から数年を要することも珍しくありません。
そもそもセルフケアではたるみを改善するまでに至らず、現状をキープすることが精一杯となる場合も多いでしょう。
セルフケアと美容医療はどちらが良いですか?
先ほどもご紹介したように、セルフケアで頬のたるみ改善を目指す場合、効果が現れるまでに長い期間が必要となります。
ケアは長期間続けて行わなければならず、スピーディに変化を求めている方には向かないでしょう。
一方でセルフケアの場合は費用がほとんどかからず、思い立ったタイミングですぐに始められるといったメリットがあります。
これに対し美容医療はセルフケアと比べて効果が出るタイミングが速く、即効性がある点が魅力的です。
経験豊富な医師が執刀を行う場合、一人ひとりに合う方法をアドバイスしてもらえるため、自己流で行うケアに比べて効果が正しく発揮されるでしょう。
頬のたるみ改善にリンパマッサージが逆効果となるように、セルフケアは正しい方法を知っていなければ新たなトラブルを招きかねません。
少しでも早く症状を改善したい方や、悪化のリスクに不安を覚える方などは、美容医療による改善方法を検討すると良いでしょう。
頬のたるみ対策はいつから行うべき?
頬のたるみ対策は、気になったタイミングですぐに始めることをおすすめします。
何の対策も行わずに過ごしていても改善は見込めないほか、むしろ悪化してしまうケースも多いでしょう。
いきなり美容医療を受けることが難しい場合も、表情をこまめに動かしてみたり、スマートフォンを見る際に俯いてしまうのをやめたりするだけで、今後の症状悪化を防止できます。
近年は姿勢の悪さやマスク生活の普及などから、若い世代であっても頬のたるみが気になる方が増えてきています。
「あれ?」と思ったことがある方は、今日からできることを始めていきましょう。
関連記事:糸リフトの引きつれは仕方ない?いつまで続く?治す方法はある?
まとめ
頬のたるみは顔の印象を大きく変えてしまうトラブルの一つです。
実年齢よりも年上に見えたり、何だか疲れて見えたりしてしまう方は、頬のたるみ改善を検討してみてはいかがでしょうか。
たるみに関する施術が豊富に用意されていたり、様々な症例を公開しているクリニックに依頼したりすることで、安全に効果の実感を目指せるでしょう。