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バストのサイズアップや形状・バランスを改善するために豊胸手術は有効な方法のひとつです。なかでも脂肪注入豊胸はアレルギー反応などのリスクが低く注目されています。

しかし一方で、美容整形の経験がない方にとっては、失敗するリスクや後悔することがないか不安に感じることもあるでしょう。

そこで本記事では、脂肪注入豊胸術について詳しく解説するとともに、ありがちな失敗例や注入後に脂肪を定着させるためのポイントなども紹介します。

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脂肪注入豊胸術とは？

豊胸手術の脂肪注入とは、患者自身の体の一部（おもに腹部や太ももなど）から採取した脂肪をバストに注入し、豊胸効果を得る施術方法です。

豊胸手術との違い

豊胸にはさまざまな方法があり、特に代表的なのがシリコンバッグのような人工物を入れる豊胸手術です。豊胸手術の魅力は、シリコンバッグのサイズに応じてバストアップの自由度が高いことです。しかしその反面、体質によってはアレルギーや拒絶反応を引き起こすケースもあります。

脂肪注入の場合は自分自身の脂肪細胞を豊胸のための素材として使用することから、アレルギーなどのリスクが比較的低いという特徴が見られます。

脂肪注入豊胸術のメリット・デメリット

脂肪注入豊胸術にはどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか。

メリット

主なメリットは以下の4点です。

自然な仕上がり

脂肪注入豊胸術は自身の脂肪細胞を利用するため、アレルギーなどのリスクが低く安全性が高いことはもちろん、自然な形状と感触も得られます。

豊胸手術をした形跡や不自然な印象を与える心配がないことは大きなメリットといえるでしょう。

脂肪吸引効果も得られる

脂肪注入豊胸術では、腹部や太ももなどから脂肪を吸引するため、豊胸と同時に脂肪吸引の効果も得られます。余分な脂肪が気になるところから吸引できるというのは、まさに一石二鳥の方法といえるでしょう。

傷跡が目立たない

一般的な豊胸手術に比べると、脂肪注入豊胸術はメスを使用して皮膚を切開する必要がないため、バスト周辺の傷跡が目立ちにくいメリットもあります。

効果の持続期間が長い

脂肪注入豊胸術は、一度施術をすれば半永久的に効果が持続します。注入する素材は自分自身の体の組織であることから、体型の変化に応じてボリュームが自然に増減し、シリコンバッグのようにアンバランスな見た目になる心配がありません。

♦豊胸

デメリット

デメリットとして考えられることは以下の2点です。

しこりができる可能性

個人差はあるものの、脂肪を注入した部位に”しこり”ができ、表面が凸凹とした見た目に変化することがあります。特に、注入した脂肪細胞に不純物や水分などが含まれていたり、注入する脂肪の量が多すぎたりすると、しこりが発生しやすいことがわかっています。

大幅なサイズアップは難しい

脂肪注入豊胸術は、一度の施術で可能なサイズアップの範囲が1〜2カップ程度とされています。たとえば、もともとBカップの方の場合、脂肪注入豊胸術ではCカップまたはDカップ程度までが限界となります。

▶︎豊胸手術のヒアルロン酸のメリット・デメリット｜長持ちさせる方法は？

脂肪注入豊胸術はどんな人におすすめ？

バストアップにはさまざまな施術方法がありますが、なかでも脂肪注入豊胸術は以下のような人におすすめです。

自然な外観と感触を得たい人

バストアップは希望するものの、不自然な見た目や感触になるのはどうしても避けたいという方も多いでしょう。脂肪注入豊胸術は数ある施術方法のなかでも美しい仕上がりが期待でき、自然な見た目に満足してもらえるはずです。

体内に人工物を入れることに抵抗がある人

美容整形が初めての方にとって、シリコンバッグなどの人工物を体内に挿入するのは不安に感じたり、抵抗を抱いたりすることもあるでしょう。

脂肪注入豊胸術は自分自身の脂肪組織をバストに挿入するため、アレルギーや健康被害のリスクも低く安心です。

痩身効果も得たい人

バストアップとともに、お腹や太ももなどに溜まった脂肪もなんとかしたいと考える方は多いでしょう。

脂肪注入豊胸術であれば、まずバストに注入する脂肪を体の一部から吸引するため、痩身効果が期待でき、理想のプロポーションに一歩近づくことができます。

脂肪注入豊胸術で後悔する理由・失敗例

バストアップのために脂肪注入豊胸術を受けたものの、それに後悔する方も少なくありません。なぜこのような事態になってしまうのか、主な理由と施術の失敗例もあわせて紹介しましょう。

期待通りのサイズにならなかった

デメリットでも紹介した通り、脂肪注入豊胸術では注入できる脂肪の量が限られているため、1〜2カップ程度のバストアップしか期待できません。

十分なカウンセリングや説明を受けないまま施術に移ってしまうと、施術後の姿を見て「思っていたよりも小さい」、「以前とあまり変わっていないように見える」と後悔するケースもあるようです。

バストのバランスが崩れた

脂肪注入豊胸術では、単にバストのサイズを大きくすれば良いというものではなく、左右のバランスが対照的になるよう慎重な施術が求められます。また、バスト全体にまんべんなく脂肪細胞を注入しなければなりません。

施術を担当する専門医の技術や経験が不足していると、脂肪細胞が一箇所に集中し、一部が突出したり、凹んだりすることがあります。

体重の変動があり効果が感じられなくなった

脂肪注入豊胸術の効果を長期間持続するためには、施術後の体型をなるべく維持していくことが求められます。たとえば、過度なダイエットをするとバストからも脂肪がなくなり、サイズダウンしてしまいます。

脂肪注入豊胸術後に脂肪を定着させる方法

脂肪注入豊胸術は、術後すぐに脂肪が安定化するものではなく、組織になじんで柔らかくなるまで3〜6ヶ月程度を要するとされています。

しかし、施術後の生活や行動によっては、せっかく注入した脂肪が安定化せず、バストアップにつながらないケースも少なくありません。その結果、持続期間が短くなり再度高いコストを支払って施術を受けなければならなくなるでしょう。

このような問題を解消するためには、どういった点に注意すれば良いのでしょうか。

安静にする

脂肪注入豊胸術の後は、激しい運動やバストのマッサージは厳禁です。バストに刺激を与えることで脂肪が移動し、安定化を妨げる可能性があるためです。

また、最悪の場合、乳房内で移動した脂肪がしこりとなって残り、バストの形状やバランスが崩れてしまうこともあります。

仰向けで就寝

うつ伏せや横向きで寝ると、バストに強い圧力が加わったり、重力で引っ張られたりして脂肪が安定しにくくなります。

バストへの圧力や刺激を最小限に留めるためにも、術後半年程度は仰向けで就寝することを心がけましょう。

締め付けの緩いブラジャーの使用

就寝の姿勢と同様に、バストへの過度な刺激や圧力を避けるという意味ではブラジャー選びも重要です。特に締め付けの強いブラジャーは、うつ伏せで就寝したときと同様に圧力が加わってしまうため、スポーツブラなど締め付けの弱いものが理想的です。

▶︎豊胸手術をすると老後はどうなる？メンテナンスや維持する方法

脂肪注入豊胸術にかかる費用・料金

▶︎THE ROPPONGI CLINICの美容外科・整形の料金表はこちら

実際に脂肪注入豊胸術を受けようと考えたとき、どの程度のコストがかかるのか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

脂肪を吸引する箇所によっても料金は異なりますが、一般的な相場としては脂肪吸引とバストへの注入で100〜200万円程度のケースが多いようです。

ちなみに、「ザロッポンギクリニック」では、腹部または大腿部いずれかの脂肪吸引で通常価格132万円～165万円、腹部と大腿部両方からの脂肪吸引で165万円～198万円となっています。

ザロッポンギクリニックの豊胸手術の特徴

バストアップを実現するためにはさまざまな豊胸術があり、今回紹介した脂肪注入以外にもシリコンバッグを挿入する方法や、ヒアルロン酸注入なども選択できます。

脂肪注入豊胸術は決してオールマイティな方法ではなく、どの程度のバストアップを希望するのか、効果の持続性やダウンタイムの長さなどによっても最適な方法は異なります。

自然な見た目と感触に仕上げ、豊胸手術を成功させるためには信頼性の高いクリニックを選ぶことが何よりも重要ですが、あまりにもクリニックが多すぎて迷ってしまうことも少なくありません。

そのような場合、まずはザロッポンギクリニックへご相談ください。多くの専門医が在籍していますが、特に六本木院院長の喜多村勇大郎医師は豊胸術を得意としており、これまで乳房再建など最高難度の外科手術も経験してきました。

脂肪注入豊胸術はもちろんのこと、シリコンバッグ豊胸など多様な術式に対応でき、その高度な技術によって多くの患者から信頼を獲得しています。

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まとめ

女性にとってバストの大きさや形状、バランスなどはコンプレックスの原因にもなります。自信を取り戻すためにも豊胸手術は有効な選択肢のひとつですが、美容整形そのものに恐怖心や強い抵抗感を抱く方も少なくありません。

しかし、今回紹介した脂肪注入豊胸術は、豊胸の施術のなかでも比較的リスクが低く、効果も長期間持続する施術方法のひとつです。また、施術後の仕上がりも自然で違和感がなく、バレる心配も少ないでしょう。

バストにコンプレックスがあるという方は、ぜひ一度信頼できる美容クリニックに相談してみてはいかがでしょうか。