脂肪溶解注射は小鼻縮小に効果がある?失敗しないためのポイントも
投稿日:2023.12.05/更新日:2024.11.18
脂肪が気になる部位に対して行われる痩身治療にはさまざまな手法がありますが、なかでもダウンタイムが少なく手軽に受けられるのが脂肪溶解注射です。
脂肪溶解注射はさまざまな部位に対して有効ですが、鼻にも効果はあるのでしょうか。
本記事では、脂肪溶解注射のメリット・デメリットのほか、小鼻縮小の効果、失敗しないためのポイントも解説します。
Contents
脂肪溶解注射の効果
脂肪溶解注射とは、その名の通り脂肪を溶解する効果のある薬剤を注射し、痩身効果を得る治療法のひとつです。
脂肪の多い部位に薬剤を注入すると、脂肪細胞を死滅させ尿や汗として体外へ排出させる効果があります。その結果、脂肪細胞の量が減少しスリムな姿に変化するほか、リバウンドのリスクも軽減できます。
年齢を重ねると、腹部や二の腕など特定の部位に脂肪が溜まりやすくなり、食事制限や運動をしても脂肪が落ちにくくなるケースがあります。
そのような場合において、脂肪溶解注射を行うことで効率的に部分痩せができるようになります。
ちなみに、脂肪溶解注射で用いられる薬剤には自然由来の有効成分を含んだものも多く、いずれも安全性が確認されています。
脂肪溶解注射の効果が期待できる箇所
脂肪溶解注射はどのような部位の痩身効果が期待できるのでしょうか。
顔(頰・アゴ・小鼻)
脂肪を取り除くためには脂肪吸引という治療法もありますが、頬やアゴ、小鼻といった部位は脂肪のボリュームが少なく、医師の力量によっては、吸引しすぎると貧相で老けた印象になったり、吸引時の傷跡が目立ってしまうなど、期待した仕上がりにならない場合もあります。
脂肪溶解注射であれば手術によるダウンタイムがないため、予定や仕事を気にせず、すぐに日常生活に戻れることや、徐々に効果が現れるため、周囲に痩せたような印象を与えることができます。
二の腕
ダイエットでは落ちにくい、腕を上げた際にタプタプと垂れる振袖肉など、どうしても二の腕の脂肪が取り切れず気になる場合には脂肪溶解注射が選択肢として検討されます。
脂肪の量が多い場合には脂肪吸引が適していますが、脂肪の量が少なく、ダウンタイムを軽減したい場合や手術を希望しない場合には脂肪溶解注射がおすすめです。
太もも・お腹
太ももやお腹についた脂肪も、脂肪溶解注射で減らすことは可能です。ただし、二の腕と同様に脂肪の量が多い部位でもあるため、はっきりとした効果を得るには複数回に分けて薬剤を注入する必要があります。
短期間で痩身効果を得たい場合や、経済的な負担や身体の安全性を考えると脂肪吸引が選択されるケースも多いでしょう。
脂肪溶解注射の副作用
脂肪溶解注射は、メスを使用せず、注射だけで済む治療のため、脂肪吸引に比べてリスクが少なく、ダウンタイムも最小限に抑えられる治療法ですが、完全にゼロというわけではありません。
考えられる副作用としては、施術部位に内出血や赤み、腫れ、痛み、火照りなどが現れることがあります。ただし、これらの症状はあくまでも一時的なものであり、時間の経過とともに改善していきます。
小鼻縮小脂肪溶解注射とは
脂肪溶解注射がまた、使用する薬剤の種類に応じては、体質によってアレルギー反応を示す場合がありますので、事前にアレルゲンがないか、カウンセリング時に配合成分の確認をする必要があります。
部位のなかに小鼻があります。
鼻が横に広がったり、膨らんで見えたりするのは小鼻の余分な脂肪が原因であることが多く、脂肪溶解注射を打つことで団子鼻が解消したり、シュッとした理想的な小鼻の形状を手に入れられるのです。
上記で紹介した通り、脂肪溶解注射は少量の脂肪を取り除くのに適した治療法であり、傷跡が残る心配もありません。
小鼻は顔のなかでも特に目立つ位置にあり、顔の印象を決定づける部位でもあるため、脂肪溶解注射は、ダウンタイムが少なく、手軽に効果を求めたい方にとっては最適な治療法といえます。
小鼻縮小脂肪溶解注射のメリット・デメリット
小鼻縮小脂肪溶解注射にはどういったメリットがあるのでしょうか。反対に、デメリットとして押さえておきたいポイントもご紹介します。
メリット
主なメリットは以下の通りです。
傷跡が残らない
外科手術の場合、術後はしばらく傷跡が残るためメイクやマスクなどでカバーする必要があります。
しかし、脂肪溶解注射は手術と異なり薬剤の注入痕だけのため、傷跡が残らないほか、1回の注入量も他の部位と比べて少量で済むため腫れや赤みも目立ちにくく、自然な仕上がりが期待できるため周囲の人にバレる心配がありません。
手術が怖い人でも挑戦しやすい
外科手術では顔にメスを入れる必要があり、恐怖心を抱く人も少なくありません。
また、高額な費用をかけたのにイメージ通りの姿にならなかった場合、治療を後悔する方もいます。しかし、小鼻縮小脂肪溶解注射であればメスを入れる必要がなく恐怖心も緩和され、初めての人でも挑戦しやすいでしょう。
また、施術時間はわずか10分程度と短く、ほとんど痛みを感じにくい治療です。痛みが心配な方は、麻酔の併用を相談してみるとよいでしょう。
ダウンタイムが短い
小鼻縮小脂肪溶解注射は施術の当日から洗顔や入浴もでき、普段通りの生活を送ることができます。
内出血や赤み、腫れなどの副作用が現れた場合でも数日から1週間程度で消失することがほとんどのため、ダウンタイムを最小限に抑えられます。
デメリット
デメリットとして考えられるのは以下の通りです。
繰り返しの治療が必要
脂肪溶解注射は、除去したい脂肪の量によっては、一度の治療だけで期待する仕上がりになるとは限らず、個人差はありますが、複数回の注入が必要な場合もあります。
施術不可のケースがある
脂肪溶解注射で使用する薬剤には、天然由来の有効成分が配合されているものが多いですが、中には大豆やクルミ、また海藻などから抽出した成分が配合されているものもあります。
その場合、特定のアレルゲンにアレルギー反応を起こす体質の方は注入することができませんので、カウンセリングの際、医師にアレルギーの有無を伝える必要があります。
小鼻縮小脂肪溶解注射で使われる薬剤
小鼻縮小脂肪溶解注射で用いられる薬剤にはどういったものがあるのでしょうか。代表的な薬剤の種類と特徴を解説します。
BNLSアルティメット
BNLSアルティメットはフェイスラインやアゴ、頬の脂肪溶解などにも使用される薬剤です。
天然のハーブから抽出された成分と、脂肪溶解効果のあるデオキシコール酸を組み合わせて作られています。デオキシコール酸は米国FDAの認可取得済みの成分であり、安全性が認められていると同時に優れた脂肪燃焼効果も確認されています。
脂肪溶解注射のなかでも比較的安価で、小鼻縮小脂肪溶解注射であれば1回あたりの注射で5,000円から1万円程度で受けられるクリニックも多いです。
なお、くるみアレルギー、アーティチョークアレルギー、カテキンアレルギーのある方はお受けいただけないので注意しましょう。
小鼻縮小脂肪溶解注射はどんな人におすすめ?
ここまで紹介してきたメリットやデメリットを踏まえ、小鼻縮小脂肪溶解注射はどのような人に向いているのかご紹介します。
鼻にコンプレックスを抱いている人
鼻に余分な脂肪がついていることで、小鼻が広がって見えたりする団子鼻の方は、小鼻の広がりがコンパクトに整えられ、また横の広がりが解消された分、メリハリが出るので、高さが出て鼻先がシュッとした印象になります。
また、鼻先部分も余分な脂肪が原因で丸く見える方は、鼻先の丸みがなくなるため、細くスッキリと整えることができます。
短期間で効果を得たい人
小鼻縮小脂肪溶解注射は施術後、数日から1週間程度で効果が現れます。
たとえば、結婚式や同窓会など大切なイベントが控えている場合に、短期間で効果を得たい方にとっては最適な治療法といえるでしょう。
美容整形が初めての人
鼻の整形には外科手術も選択肢のひとつになりますが、傷跡が残るリスクやダウンタイムも長期化してしまいます。
また、美容整形が初めての方にとって、顔にメスを入れるのはハードルが高いと感じることもあるでしょう。
小鼻縮小脂肪溶解注射は外科手術に比べてダウンタイムが短く、傷跡が残る心配もないため安心して受けられます。
♦小鼻縮小注射
小鼻縮小注射:小鼻のふくらみとなっている余分な脂肪を溶解して破壊する薬剤を注入する治療
- 治療期間・回数
2ヶ月•2回 - リスク・副作用
小鼻縮小注射:内出血、赤み、腫脹、浮腫み - 費用 ※自由診療となります。
小鼻縮小注射1回 ¥275,000
まとめ小鼻縮小
小鼻縮小注射は手軽に痩身効果を得られ、リバウンドの心配もない安全な治療法のひとつです。
脂肪を取り除く治療法には脂肪吸引もありますが、特に鼻やフェイスラインなど繊細な調整が求められる部位には小鼻縮小注射で、満足のいく仕上がりが得られる可能性もあります。
まずはカウンセリングを受け、不明や点や不安に感じていることを相談しながら最適な治療プランを選択しましょう。