脂肪溶解注射は小鼻縮小に効果がある?失敗しないためのポイントも解説
投稿日:2023.12.05/更新日:2025.05.09

脂肪が気になる部位に対して行われる痩身治療のなかでも、ダウンタイムが少なく手軽に受けられるのが脂肪溶解注射です。
本記事では、脂肪溶解注射のメリット・デメリットのほか、小鼻縮小の効果や失敗しないためのポイントも解説します。
Contents
脂肪溶解注射の効果

脂肪溶解注射は、脂肪を溶解する効果のある薬剤を注射し、痩身効果を得る治療法のひとつです。
年齢を重ねると腹部や二の腕など特定の部位に脂肪が溜まりやすくなり、食事制限や運動をしても脂肪が落ちにくくなることがあります。
このような場合に脂肪溶解注射を行うことで、効率的に部分痩せができるようになります。
脂肪の多い部位に薬剤を注入することで脂肪細胞を死滅させ、尿や汗として体外へ排出させます。その結果、脂肪細胞の量が減少しスリムな姿に変化するほか、リバウンドのリスクも軽減できます。
脂肪溶解注射で用いられる薬剤には自然由来の有効成分を含んだものも多く、いずれも安全性が確認されています。
脂肪溶解注射の効果が期待できる箇所

脂肪溶解注射は、以下のような部位で痩身効果が期待できます。
- 顔(頰・アゴ・小鼻)
- 二の腕
- 太もも・お腹
顔(頰・アゴ・小鼻)
脂肪を取り除くためには脂肪吸引という治療法もあります。
しかし、頬やアゴ、小鼻といった部位は脂肪のボリュームが少なく、吸引しすぎて貧相で老けた印象になったり、吸引時の傷跡が目立ったりするなど、医師の力量によっては期待した仕上がりにならない場合があります。
一方で、脂肪溶解注射であれば手術によるダウンタイムがないのですぐに日常生活に戻ることができ、効果も徐々に現れるため、自然な流れで周囲に痩せたような印象を与えることができます。
二の腕
二の腕の脂肪が取り切れず腕を上げた際にタプタプと垂れる振袖肉など、ダイエットで落ちにくく気になる場合にも、脂肪溶解注射を選択肢の一つとして検討します。
脂肪の量が多い場合には脂肪吸引が適していますが、脂肪の量が少なく、ダウンタイムを軽減したい場合や手術を希望しない場合には脂肪溶解注射を選択肢に加えるとよいでしょう。
太もも・お腹
太ももやお腹についた脂肪も、脂肪溶解注射で減らすことが可能です。
しかし、二の腕と同様に脂肪の量が多い部位のため、はっきりとした効果を得るためには複数回に分けて薬剤を注入する必要があります。
短期間で痩身効果を得たり、経済的な負担や身体の安全性を考慮して、脂肪溶解注射ではなく脂肪吸引を選択される方もいらっしゃいます。
脂肪溶解注射の副作用
脂肪溶解注射はメスを使用せず注射だけで済む治療のため、脂肪吸引に比べてリスクが少なく、ダウンタイムも最小限に抑えられる治療法です。しかし、副作用が全くないわけではありません。
考えられる副作用としては、施術部位に内出血や赤み、腫れ、痛み、火照りなどが現れることがあります。
ただし、これらの症状はあくまでも一時的なものであり、時間の経過とともに改善していきます。
小鼻縮小脂肪溶解注射とは
鼻が横に広がったり、膨らんで見えたりするのは小鼻の余分な脂肪が原因であることが多く、脂肪溶解注射を打つことで団子鼻が解消したり、シュッとした理想的な小鼻を手に入れられます。
小鼻は顔のなかでも特に目立つ位置にあり、顔の印象を決定づける部位です。
脂肪溶解注射は少量の脂肪を取り除くのに適した治療法でダウンタイムも少なく、傷跡も残らないので手軽に効果を求めたい方にとっては最適な治療法といえます。
しかし、脂肪溶解注射で使用する薬剤の種類に応じては、体質によってアレルギー反応を示す場合があります。そのため、カウンセリング時にアレルゲンがないか確認が必要です。
小鼻縮小脂肪溶解注射のメリット・デメリット

小鼻縮小脂肪溶解注射のメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
主なメリットは以下の通りです。
- 傷跡が残らない
- 手術が怖い人でも挑戦しやすい
- ダウンタイムが短い
傷跡が残らない
外科手術の場合、術後はしばらく傷跡が残るためメイクやマスクなどでカバーする必要があります。
しかし、脂肪溶解注射は手術と異なり薬剤の注入痕だけのため、傷跡は残らず1回の注入量も他の部位と比べて少量で済みます。
そのため腫れや赤みが目立ちにくく、自然な仕上がりが期待できるため周囲の人にバレる心配がありません。
手術が怖い人でも挑戦しやすい
外科手術では顔にメスを入れる必要があり、恐怖心を抱く人も少なくありません。
また、高額な費用をかけたのにイメージ通りの姿にならなかった場合、治療を後悔する方もいらっしゃいます。
しかし、小鼻縮小脂肪溶解注射であればメスを入れる必要がないため、恐怖心も緩和され初めての人でも挑戦しやすい治療法です。
また、施術時間はわずか10分程度と短く、痛みも感じにくいです。痛みが心配な方は、麻酔の併用を相談してみるとよいでしょう。
ダウンタイムが短い
小鼻縮小脂肪溶解注射は施術の当日から洗顔や入浴もでき、普段通りの生活を送ることが可能です。
内出血や赤み、腫れなどの副作用が現れた場合でも数日から1週間程度で消失することがほとんどのため、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。
デメリット
デメリットとして考えられるのは以下の2点です。
- 繰り返しの治療が必要
- 施術不可のケースがある
繰り返しの治療が必要
脂肪溶解注射は、除去したい脂肪の量によっては一度の治療だけで期待する仕上がりになるとは限りません。
そのため、個人差はありますが、複数回の注入が必要な場合もあります。
施術不可のケースがある
脂肪溶解注射で使用する薬剤には天然由来の有効成分が配合されているものが多く、大豆やクルミ、海藻などから抽出した成分が配合されているものもあります。
その場合、配合されている成分でアレルギー反応を起こす体質の方は注入することができませんので、カウンセリングの際に医師へアレルギーの有無を伝えることが必要です。
小鼻縮小脂肪溶解注射で使われる薬剤

小鼻縮小脂肪溶解注射で用いられる薬剤にはどういったものがあるのでしょうか。
代表的な薬剤の種類と特徴を解説します。
BNLSアルティメット
BNLSアルティメットはフェイスラインやアゴ、頬の脂肪溶解などにも使用される薬剤で、天然のハーブから抽出された成分と、脂肪溶解効果のあるデオキシコール酸を組み合わせた薬剤です。
デオキシコール酸は米国FDAの認可取得済みの成分であり、安全性が認められていると同時に優れた脂肪燃焼効果も確認されています。
脂肪溶解注射のなかでも比較的安価で、小鼻縮小脂肪溶解注射であれば1回あたりの注射を5,000円から1万円程度で受けられるクリニックも多いです。
なお、くるみアレルギー、アーティチョークアレルギー、カテキンアレルギーのある方はお受けいただけないので注意しましょう。
小鼻縮小脂肪溶解注射はどんな人におすすめ?
小鼻縮小脂肪溶解注射が向いている方をご紹介します。
鼻にコンプレックスを抱いている人
小鼻が広がって見えたりする団子鼻の方は、小鼻の広がりがコンパクトに整えられ、横の広がりの解消が期待できます。
余分な脂肪がなくなることでメリハリが出るため、高さが出て鼻先がシュッとした印象になります。
また、余分な脂肪が原因で鼻先が丸く見える方の場合、鼻先の丸みがなくなることで細くスッキリと整えることができます。
短期間で効果を得たい人
小鼻縮小脂肪溶解注射は施術後、数日から1週間程度で効果が現れます。
たとえば、結婚式や同窓会など大切なイベントが控えているなど、短期間で効果を得たい方にとって最適な治療法といえるでしょう。
美容整形が初めての人
鼻の整形では外科手術も選択肢のひとつですが、傷跡が残るリスクがあり、ダウンタイムも長期化してしまいます。
また、初めて美容整形をする方の場合、顔にメスを入れるのはハードルが高いと感じることもあるでしょう。
しかし、小鼻縮小脂肪溶解注射なら外科手術に比べてダウンタイムが短く、傷跡が残る心配もありません。
小鼻縮小注射の特徴
🔻小鼻縮小注射

- 治療期間・回数
2ヶ月•2回 - リスク・副作用
小鼻縮小注射:内出血、赤み、腫脹、浮腫み - 費用 ※自由診療となります。
小鼻縮小注射1回 275,000円
まとめ:小鼻縮小
小鼻縮小注射は手軽に痩身効果を得られ、リバウンドの心配もない治療法のひとつです。
脂肪を取り除く治療法には脂肪吸引もありますが、特に鼻やフェイスラインなど繊細な調整が求められる部位には小鼻縮小注射で、満足のいく仕上がりが得られる可能性もあります。
まずはカウンセリングを受け、不明や点や不安に感じていることを相談しながら最適な治療プランを選択しましょう。