眉間のシワを自宅で簡単に解消!美容のプロが教える効果的な取り方
投稿日:2024.03.04/更新日:2024.03.23
眉間にシワが入っていると、「怖い」「不機嫌」「気難しそうな人」といった印象を与えてしまい、円滑な人間関係を構築しにくいものです。
良い印象をもってもらうためにも、つねに明るい表情を心がけたいものですが、無意識のうちに眉間にシワが入ってしまう場合には何らかの対策が必要です。
本記事では、眉間のシワを改善するための手軽な方法や、美容クリニックで受けられる施術の一例もあわせてご紹介します。
Contents
眉間のシワができる原因
眉間は特にシワが目立ちやすい場所ですが、それはなぜなのでしょうか。考えられる主な原因を3つご紹介します。
表情筋の使い過ぎ
顔のさまざまな筋肉が動くことで、顔の表情は変化します。
表情を変化させる筋肉を表情筋とよびますが、これを頻繁に動かしすぎてしまうと皮膚の一部にクセがつき、表情シワとなって現れます。
特に、怒ったり険しい表情をするときに眉間にシワを寄せることが多いため、このような表情が増えるほど眉間のシワも増えやすくなります。
肌のハリの低下
肌のハリが失われることも、シワが目立つ原因になります。
加齢にともない肌の水分量が失われることでハリも低下していくことが多いですが、それ以外に紫外線や摩擦など物理的なダメージによっても肌質は変化していきます。
乾燥
表情を変えていないにもかかわらず、眉間にシワができたように見える場合には、肌の乾燥が影響している可能性があります。
特におでこや眉間は乾燥しやすい部位であり、肌の水分量が保持できていないと表面がカサつき、シワのように見えることも多いのです。
関連記事:おでこのシワにさようなら!原因から改善方法まで徹底ガイド
今日からできる眉間のシワ予防
眉間は目立ちやすい場所にあるため、その人の第一印象を左右するといっても過言ではありません。
眉間のシワが目立つと、不機嫌に見えたり怒っているように見えたりすることもあるため、シワを予防することは大切です。
効果的なシワ予防対策をいくつかご紹介しましょう。
紫外線対策
眉間は顔の上部に位置していることもあり、特に紫外線の影響を受けやすい部位です。
外出する際には帽子の着用や日傘の活用、日焼け止めを塗るなどの基本的な紫外線対策を行うことで肌の乾燥を防ぎ、シワの予防にもつながるでしょう。
また、紫外線は夏に多いイメージがありますが、それ以外の季節や曇り空であっても降り注いでいます。
そのため、季節や天候を問わず万全の紫外線対策を講じる必要があります。
スマホの長時間利用を控える
SNSや動画サイト、電子書籍の閲覧、ゲームなど、スマホを長時間にわたって使う方も多いのではないでしょうか。
しかし、スマホの画面を眺めていると目が疲労し、無意識のうちに眉間にシワが寄ってくることがあります。
スマホを使用する際には一定間隔で休憩を挟むなど、表情ジワがつかないような工夫が必要です。
度の合うメガネやコンタクトを着用する
ピントの合わないメガネやコンタクトレンズを着用していると、無意識のうちに眉間にシワを寄せることが増えてきます。
これが原因で表情ジワがつく可能性もあるため、度の合うメガネやコンタクトレンズを使用することが大切です。
関連記事:ほうれい線へのヒアルロン酸注入で失敗しないための全知識
自宅でできるシワ取り対策
眉間のシワが気になってきたら、まずは自宅で手軽にできるシワ取り対策を試してみましょう。
マッサージ
眉間のシワを取るためのマッサージはさまざまな方法がありますが、今回は代表的なものを2つご紹介しましょう。
マッサージ方法1
- 眉間の上部に指を当て、頭部に向けて押し上げる
- 1の状態を維持したまま、眉頭に指を当て軽く揉みほぐす
- 眉頭から指を下げ、目頭と鼻筋の間に指を当て軽く揉みほぐす
- さらに指を下げ、頬骨の窪んだ部分に指を当て軽く揉みほぐす
マッサージ方法2
- 両手をグーの状態に閉じ、額につける
- 手で額を押さえつけながら、円を描くように引っ張り上げる
- 眉頭から眉尻にかけて手の位置を変えながら行う
表情筋トレーニング
表情ジワが気になるときには、以下の表情筋トレーニングも試してみましょう。
- 目を閉じた状態で、親指と人差し指で眉頭をつまむ
- 上下に軽く揺らしながら、2本の指を眉頭から眉尻に動かす
ツボ押し
仕事や家事の合間、電車での移動中などでも手軽にできるツボ押しは以下の通りです。
魚腰:眉毛の中央部
陽白:眉毛の中央部から1〜2cm程度上部
綿棒など先端の柔らかいもので上記のツボをゆっくりと押した後、ゆっくりと離す動作を5回程度繰り返します。
シワ伸ばしテープ
表情ジワを改善するための、シワ伸ばしテープもおすすめです。
就寝前に眉間にシワ伸ばしテープを貼ることで、皮膚の位置を固定しシワの改善が期待できます。
使用部位に応じてさまざまな製品があるため、眉間に対応したものを選びましょう。
有効成分を配合したスキンケアアイテム
肌のハリが低下しシワが目立っている場合には、美容成分が配合された化粧水や美容液、乳液などもおすすめです。
特に、レチノールやビタミンC誘導体などの成分が配合されたスキンケアアイテムは、皮膚の内部でコラーゲンの生成を促進し、ハリを取り戻す効果が期待できます。
ザロッポンギクリニックでの眉間のシワ治療
マッサージやスキンケアアイテムなどを試しても眉間のシワが改善できない場合には、美容クリニックでの治療も検討してみましょう。
ザ・六本木クリニックでは、シワに悩む方のために以下の治療メニューをご用意しています。
ヒアルロン酸注射
ヒアルロン酸は私たちの体内に存在する物質のひとつですが、年齢とともに徐々に減少していき、肌のハリが失われシワにつながっていきます。
そこで、眉間にヒアルロン酸を注射することでシワの改善につながります。
当院では、痛みを抑えるために先端が丸まった注射針や麻酔クリームなどを使用しています。
そして、注入部位に応じて硬さの異なるヒアルロン酸製剤を使い分けるなど、満足度の高い施術を心がけています。
ボトックス注射
ボトックス注射とは、神経の伝達物質をブロックする特殊な薬剤を注射することで、筋肉を弛緩させる施術です。
これにより、眉間のシワになりやすい表情筋が緩みシワが改善します。
当院ではシワの改善に効果の高い「ボトックスビスタ®」や「ボツラックス」という製剤を取り扱っています。
スネコス注射
スネコス注射とは、複数のアミノ酸とヒアルロン酸を配合した製剤を皮下組織に注入する施術です。
肌のハリを保つために欠かせないコラーゲンや、エラスチンなどの生成を促進し、眉間のシワを改善します。
リジュランアイ
リジュランとは、サーモンから抽出された有効成分が配合された薬剤で、これを皮下組織に注入することで細胞を活性化しハリのある肌を取り戻すことができます。
アレルギー反応などのリスクが低く、安全性も高い施術法のひとつですが、サーモン由来の成分ということもあり、魚介アレルギーの方は注意が必要です。
PRP(多血小板血漿)自己再生プレミアム
PRPとは血液に含まれる成分で、多血小板血漿ともよばれます。
患者様から血液を採取し、その中に含まれるPRPを抽出し再び皮下組織に注入することで、コラーゲンやヒアルロン酸の生成が促進されシワの改善につながります。
PRP(多血小板血漿)自己再生プレミアムは患者様自身の血液を用いた再生医療であり、アレルギー反応などの副作用のリスクも低いというメリットがあります。
ジュベルック
ジュベルックとは、ポリ乳酸を主成分とした薬剤です。
これを皮下組織に注入することで、コラーゲンやエラスチンの生成を促進しハリを取り戻すことができます。
数回の施術を繰り返すことで長期の持続効果が期待でき、副作用のリスクも低い施術法です。
関連記事:再生医療の肌への効果とは|肌トラブルに別れを告げる次世代スキンケア
眉間のシワ改善には生活習慣の見直しが大事
眉間のシワは、加齢によって目立ってくることもありますが、それ以上に普段の生活習慣が大きな影響を与えているケースは多いものです。
上記でも紹介したように、
・スマホの長時間使用や紫外線によるダメージ
・度が合っていないメガネやコンタクトレンズの使用
・無意識のうちに行っている表情のクセ
これらが原因となっていることもあります。
そのため、普段の生活習慣を見直し、シワの原因となっている行動をひとつずつ改善していくことが何よりも大切です。
肝臓の健康が眉間のシワに影響!?
毎日のようにお酒を飲む習慣がある方で、眉間の縦ジワが目立ってきた場合には肝臓に過度な負担がかかっていたり、何らかの病気を発症している可能性もあります。
特にシワが入っている部分とそれ以外の皮膚の色が異なる場合、肝機能が低下しているサインかもしれません。
眉間のシワだけで病気を判断することはできないため、まずは医療機関を受診し検査を受けてみましょう。
まとめ
自分では怒ったり不機嫌に感じたりしていないのに、無意識のうちに眉間にシワが入っているとなんとなく近寄りにくいイメージをもたれてしまいます。
眉間のシワを改善するためにもっとも効果的なのは、美容クリニックでの施術を受けることです。
しかし、生活習慣を見直したり、マッサージや表情筋のトレーニングを続けることである程度は改善できる可能性もあります。
今回ご紹介した内容を参考に、できる範囲で眉間のシワ対策に取り組んでみましょう。